What am I to you anyway?
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Test


さようなら

 



お元気? ミトゥヲだよ。

ご存知の方もいらっしゃると思うけど、
我が家のリーサル・ウェポン、モッさんことモサカズが、
治療の甲斐むなしく、2月1日、4歳と10ヶ月という短い生涯を終えました。


癌でした。


病院に行くきっかけになったのは、当然ながらモッさんの異変。
・何日か前から朝起こされない
・夜の運動会がない
・帰宅時の外からも聞こえるお帰り挨拶(腹減ったアピール)が聞こえてこない
・2日うんこしてない

と思って腹を触ってみたら若干張りがある。
食う割にウンコ出てないからかな?と思い、後日病院行くかーと思う片隅でよぎった疑惑


『腹水』?


ソッコーで腹水を検索。
出てくる内容はどれも絶望的な内容。

中でも一番目を引き、情報が多かったのが『猫伝染性腹膜炎(FIP)』
そのままボスに翌日のお休みをもらう。

病院を予約して翌朝までの時間の長いこと長いこと!


診察の結果、腹水溜ってました。
脱水症状も確認できました。
体重が減ってました。


かかりつけの獣医師に、FIPの疑いがあること、覚悟をしておいて欲しい事を伝えられ、
その他の原因でもある可能性も捨てきれないので、

・FIPの原因コロナウィルスの抗体検査
・血液検査(腎疾患、肝疾患、糖尿、黄疸)

の検査を依頼。

検査結果が出るまで、目に見えてお腹はふくれあがり、歩くのさえ辛そう。
食欲があるのがまだ救い。

その一週間後、腹水を抜いてもらう。
血が混じってる。
全部で1.5リットル抜く。重いよなぁ…

ここでFIPのコロナウィルスの抗体検査の結果が出る。
接触はしているが、FIPに進展する程の数値ではないとのこと。


え、まじ? 助かる!?


そこから抗生物質ではなく、細菌系に働きかける薬にチェンジ。
抜いた腹水と血液で
・白血病
・猫エイズ
・パルボウィルス
・その他のウィルス
・腹水内の癌細胞
の検査を依頼。

腹水を抜いて楽になったのか、その日は勢い良くご飯食ってくれた。
つめ研ぎもふみふみも伸びもかませていた。

けどそれも長くは続かなく、徐々に腹水が溜りはじめて体力もなくなっている。
ごはんもササミ以外食わなくなってるし、口元に持っていかないと食わない。
ササミのゆで汁だけはごくごくと飲む。


腹水を抜いてもらった週の土曜日に、薬をもらいがてら診察。
体温が恐ろしく低い。人間の平熱なみ。
点滴をしてもらって帰宅。
ひたすら保温。


そして先週の水曜日、
出していた検査の結果全て陰性、原因特定できず。


では何なのか?

おそらく腹水に血が混じっていることから、腫瘍、癌であろうという獣医師の結論。

獣医師曰く、
レントゲンでは影を確認できなかったけど、エコーなら発見出来る可能性があります。
エコーで検査を希望するのであれば、大きい病院を紹介します。
発見した細胞を採り検査するためには開腹が必要です。
ですがおそらく今の状態で開腹したら死んでしまいます。
それでもエコー検査しますか?
もっともその時には病院に行ける状態ではないかも知れないですが。



マジっすか・・・・。


でもこのまま死なす訳には...と思い予約し、浣腸をしてもらって帰宅。

ウンコが出ない。
もう腸が動かないのかもしれない。
この頃にはもうトイレ以外はずっと横になってる。
ご飯も水も注射器から与えなければ口にしない。

そんな状態なのにあたいが「もっさん」と呼びかけるとしっぽだけがぴくぴくと動く。

コイツ...いままで呼んだって見向きもしなかったくせに、ちゃんと自分の名前だってわかってたんじゃん!


涙がとまりまへん。



二日後の先週金曜の朝、ヤバいかな?と思いつつも、
今まで病院だなんだで会社を休んだりして迷惑かけていたので、
帰るまで耐えていて欲しいと声をかけて出社。


仕事から帰る途中は胃が痛くなる程嫌な予感しかしなかったし、
なんとなく家に帰りたくなかった。



もっさん、息を引き取ってました。




一匹で逝かせてしまった。
最期はそばに居てやりたかった。
もっとはやく気付いてやればなにか出来たかもしれないのに。



もうね、後悔の嵐。


インペルダウン編のボンクレーよろしくひたすら謝ってたあたい。


その後はご遺体をきれいにして箱に入れて好きだったえさ、おもちゃをぶち込み、返骨可能なペット葬儀屋に電話(24時間受け付けなのよ)


翌日土曜日、
病院にエコー検査のキャンセルの電話をした後、
葬儀屋の人がお迎えにきてくれてご出棺、西荻窪にて火葬。
最後のお別れをして焼き釜に入れる際、機械が動かなくなった。

焼かれたくなかったのかな。

結局手動で入っていってあたいのダム崩壊も最高潮。

その後のお骨拾いで、これがどこそこの骨で...と説明される。
そこはもう純粋にへー!へー!と聞いてた。

後ろ足の時に葬儀社の坊主から「癌だったんですねえ」と、
ボロボロの骨の説明をしてもらった。


そこで改めて、もっさんは癌だったんだなぁと、ここでやっと原因を知る事ができた。


やっぱりメインクーンの純血中の純血は短命ですね。とも言ってた。
10年前後で亡くなるとは聞いてたけど本当なんだな。

にしても4歳は早すぎるわ。ばか!
ばかはあたいだ。



髪の毛噛み切られても、
足に噛み付かれても
ほっそい毛が衣服に絡み付いても
あの巨体で腹にダイブされても
もう少し一緒にいたかったなあ。


頑固者で臆病だけど賢くて甘えん坊なもっさんが我が家に来てくれて良かった。
うちの子になってくれて本当にありがとう。



記録みたいになってしまったけど、
心配し、可愛がってくれた皆様へのご報告と感謝ともっさんへの追悼の意を込めて。



What am I to you anyway?




2013年2月6日 ミツヲ






 

[グロ]距離感[中尉]

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