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一緒に進もう ーたーちゃんとの日々ー

半年に渡る褥創の治療の末、完治しないまま退院したたーちゃんと私の日々の記録です。

た~ちゃんのお母さんは、認知症を患って施設で生活しています。

先日夜間に泡を吹いて意識をなくしているところを発見されて、救急搬送されました。

てんかんの重責発作を起こして、救急外来到着後もおさまっていなかったようです。
血圧低下、脈が触れないことから、心臓マッサージと、呼吸のアシストもされたようです。

なんとか一命はとりとめました。
しかし、心臓の機能、呼吸状態の悪化が予測され、予断は許されない状態です。

担当の先生からは、とても厳しい説明がなされました。

1、高齢であり、突然の体調悪化の予測が難しいこと
2、患っている心臓の疾患から、突然の心停止や重篤な不整脈による心臓や呼吸の停止が起こりうること
3、肺の状態もよくないので、呼吸状態が安定しないこと

そのため、もしも呼吸停止や心停止が起きたときに、延命治療をされるか判断していただきたい。と、話されました。

とても難しい決断。
それを今、突然言われ決めなくてはいけないた~ちゃんの立場を考えただけで、胸が痛くなりました。

た~ちゃんは、自分が来るまでの間は心臓マッサージと、呼吸のアシストを行ってほしいと、医師に伝えました。
人工呼吸器は使用しないでほしいとも伝えていました。


医師との話が終わって、決断した思いを聞きました。
「生きていてほしいよ。でも、苦しい顔はさせたくないよ。今まで何にも親孝行してこなくて、お袋が倒れても、苦しませるなんて、俺は後悔ばかりになる。お袋がどうしたいか、聞けないけど、心臓マッサージも呼吸補助も、俺が駆けつけるまででいい。それで自分で心臓や呼吸を動かせなければ、難しいことなんだって思う。最期くらい楽にしてやりたい。」
こう、た~ちゃんは話してくれました。

おかあさんは、今回倒れる前から、話すことが難しくなっていました。
おかあさんの真の思いをうかがうことができずに、倒れてしまいました。
何が正しいのか、おかあさんの望んでいることとあっているかもわかりません。

そこにはた~ちゃんの、おかあさんへの感謝と愛情しかないんだろうと感じました。

息子の精一杯の優しさ。おかあさんも受け止めていると思います。