夜の世界のきっかけは特別なものではなかった。


適当な会社に入社して8-17の残業無しの仕事に就いて、特に忙しい職場でもなく、やる事も少なく暇を持て余していた。


ビックリする程、暇で私いる??って思ってました。


パートのおばさんが、やる気無く、仕事を教えてくれました。


そのおばさんは、私が入社してから3ヶ月後に辞める事が決定していた。



辞める日、言われました。


《アンタが入社したから、私クビになったの!》。


ん?


なら尚更、私はいらなくないかい??


その後、引き継がれた仕事も特に重要なモノもなく私いる?と思ってました。


(後にその会社は潰れます)


高校生の頃、学校に行きながらバイトを2つ掛け持ちしていた事もある延長線で、この暇な仕事の傍、バイトしようと思った。


求人雑誌のナイトワークから適当にお店を選んだ。


水商売、キャバクラ、なんとなくしか分からなかったけど取り敢えず応募。


最初の店は《クロスオクトパス》


今思えば最初にして癖強めの店だった。