アルメニアの子供を支援する会

こんにちは。最近とても忙しく更新を怠っていました。日本ではついに鳩山政権が発足、始動し今後の注目が集まるところです。

さて、今週の火曜日にLeadership Programの初講座が開かれました。学生は18-30歳までの大学生、大学院生並びにすでに働いている人達です。

このLeadership Programは今年から始まったプログラムでまだ私たちも手探りで運営している状態です。

講座のカリキュラムも教育の「効果」を考えた場合に疑問符がつくものです。。。(日本人の視点からすると)例えば、今回10人以上の講師が参加よていなのですが、毎回違う講師が招かれます。そして、講師によって専門分野が違うのでその前の内容と内容がかぶったり、まったく関連性がない内容となることが予想されます。つまり、継続性を維持して得られる効果がほとんどないのではないかということです。

で、なんでこんな感じになっているかというと、アルメニア人の精神構造が深く関わっている模様です。。。

と、いうのもアルメニア人は常に形から入っていきます。べつの言い方をすると常に相手からどうみられているか、外見を常に気にしている人達です。。。

今回の講師たちは例えば、アメリカ評議会のトップや、マイクロソフトアルメニアのトップなど、社会的にみると権威の人間です。つまり、彼らを呼ぶことによってLeadership Schoolの価値をあげられるといいますか、表向きはとてもすごく見えるということです。

特にアルメニア人にはこれが効くのではないでしょうか。。。なんせ、内容より、見た目の国ですから。。。

そんなんで、まったく内容にかんしての計画性がかけているため、毎回の講師が誰になるかなど、全然決まってません!実は今回私も急に来週講師をやってくれなどといわれました。。。リーダーシップに関してなんか専門外なため、国際開発が専門だから、国際社会におけるリーダーシップの話でいいかと言ったら、即「OK」。その前の講座でまだリーダーシップの話など全くしていないのに、生徒たちにそんなこと話していいんかい!と思いますが、僕がやらないとその週は講師がいないので、しょうがなくやるしだいです。。。

お金を払ってもらってるのになんだか可愛そうな気がしてきます。

アルメニアの子供を支援する会 もよろしくお願いします。

Leadership School

こんにちは、アルメニアもようやく少しずつですが、涼しくなってきました。日本はどうでしょうか?

僕の活動しているNGOの一つにLeadership School Foundationというのがあります。そのNGOがLeadership Schoolというのを今月の15日から開始するのですが。。。なぜか、僕が講師をするはめになりそうです。。。

リーダーシップに関することなんていわれても全くもって知らないですし。。。

うーん、、面倒くさいことになりました。

この国には起業するという概念がまだ殆どないようです。なぜかというと、一般人が新しく何かをやろうとすると絶対に政治家や役人とのコネが必要となってくるらしく、ない場合はつぶされてしまうからだそうです。

みんなアイデアは持っていますが、それを実現しようとするときに壁が立ちはだかるため、チャレンジする前にあきらめてしまうようです。

Leadership School Foundationは若者を勇気付け、新しく何かをしようとする若者を応援していこうと活動しています。この国ではある意味画期的な試みで、良い結果が出てくれるとうれしいですが。。。講師、めんどくさいです!!!

アルメニアに関心がある方、ボランティアをしてみようと思う方などいましたら、是非お知らせください!

アルメニアの子供を支援する会 もよろしくお願いします。

アルメニアの田園風景