以下は、昭和を生きたある将棋棋士のお話。


とにかく、彼は奇想天外で野放図な人生をおくっていた。

例えば、自分の弟子の結婚の媒酌人を努めたとき、披露宴での媒酌人の口上はかくのごとし。

「ただいま、神前にて婚礼の儀、滞りなくすみましたことをご報告いたします。新郎新婦の経歴は、つまらないので、省略させていただきます」と30秒で終了!?

あるとき、仕事が早く終わり、午後2時頃のこと。飲みに行くには早い。二日後に長崎で講演がある。今から飛行機に乗れば、今晩長崎で飲めるじゃないか。よし、行こう。前述の弟子と二人で長崎へ。その晩は長崎で飲んで、翌日も昼間から飲んで・・・。


そんな彼でも、長幼の序を重んじていた。

その棋士の弟弟子が五段になりたてのころ、兄弟子である彼に教えを乞うた。四段の先輩棋士と対局する際、上座と下座のどちらに座ったらいいのか。

「相手より早くいって、下座につく。相手は、かならず席を移ってくれという。そこで、いいか、おまえは、おっちょこちょいだから、その気になって、上座に移りそうだけど、まあ、まあ、とかいって、動いてはいかん。とうぶんは下座で通したほうがいい。そのうち、いずれ自分が上座に座ってもいいときが、しぜんにわかってくるさ」


このエピソードは、長幼の序の大切さを教えるものだが、私は「いずれ自分が上座に座ってもいいときが、しぜんにわかってくるさ」という部分に着目したい。

私は、上座に座ってもよいと周りが認めたとき、ということだと思う。つまり、いわゆるそのポジションにふさわしい「品格」が備わったときではなかろうか?

もうすぐ、四月。昇進や人事異動の時期。新たに管理職になり部下を指導する立場になったり、年上の部下を持つこともあると思う。上司として威張ることや酒席に誘い奢ることも大切かもしれないが、部下が本当に上司として認めるのは、上司にその品格が備わったときだと思う。全ての管理職は自分の品格を磨き、会社のヒエラルキーに中だけでなく、真に部下から信頼される上司を目指して欲しい。と同時に、私自身もそんな人間に一歩でも近づかなければいけないと自戒の念を込めてここに記す。


出所 : 将棋世界4月号「感想戦後の感想 第56回 佐藤義則八段」



長幼の序とは、長じたものは幼い者を慈しみ、幼い者は長じたものを尊敬するという儒教的考え方。

『孟子』滕文公上

http://kanbun.info/koji/choyo.html

また、実家は臨済宗妙心寺派ですが、経典の中にも、「長幼尊卑の義を守り」という一節が出てきます。

発菩提心空拳章

http://homepage2.nifty.com/showken2/hotubodaisin.htm


興味のある方は、本気で研究してみてください。


タイトルとは違いますが、23日NHKのプロフェショナル仕事の流儀スペシャルで、キングカズを特集していました。

オンデマンドで見ましたが、確かに43歳にもなって、サッカーのFWで活躍する大変さは非常に理解できますし、その崇高な理念、プロサッカー選手として目指すべきものに対するストイックな考え方も理解できますが、何かしっくりこないものがあるというのも事実です。
そのしっくりこない何かを、なんとなく教えてくれているのが、ゴン中山です。
正直いって、ジュビロ磐田時代は、あまり好きではなかった彼。最近、その考え方に触れて、完全に見直しています。

元日本代表でありながらJ2デビューを果たしたJ2札幌の中山雅史(42)。毎年話題になるカズはJ2にもかかわらず3000万円近い年俸をもらっているが、中山の年俸は750万円(推定)だったことが判明。
条件だけなら、他のクラブの年俸の方がよかったが、札幌に決めた理由は、医療施設が整っていることだと聞いていたが、本当はそれだけではなかったようである。
「中山が移籍することで誰も解雇されることがなかったのが札幌だけだった。他のクラブは誰かが弾き出される。だから中山は札幌を選んだ」(関係者)
事の真偽は定かでないが、チームは勝てばよいというものではないと思う。次世代の選手育成の面もあわせもっている。40すぎのおじさんを雇うより、次世代の選手を育成するのは、特にJ2のクラブでは大切なことのはず。
トップを極めた選手の引き際が大切な理由には、こういった訳も含まれると思う。そこをわきまえた上で、現役にこだわるゴン中山にはエールを送りたい。

出所:夕刊フジ 2010年3月9日

ブラックベリーをご存知ですか?決して、植物(食べ物)のことではありません、携帯電話のことです。
1997年、カナダのRIM社によって開発されたもので、特にヨーロッパや米国のビジネスマンに愛用され、130カ国以上、3,000万人以上に愛用されています。
日本では、ビジネスユースでは2006年よりパーソナルユースでは2008年より、NTTdocomoから提供されています。
BlackBerry http://www.nttdocomo.co.jp/product/foma/pro/blackberrybold/gallery.html

iPhoneと比較すると、PCと同じ配列のキーボードが装備され、カーソルはトラックボールで操作することができます。一方、キーボードはやや小さく、液晶画面がiPhoneよりは小さいです。全般的には、ブラックベリーはビジネスユースには大変よい携帯電話です。ブラックベリーがNTTdocomoから提供されていることは、NTTdocomoにとって非常にメリットのあることです。ちなみに、オバマ大統領もユーザーのひとりです。

ところで、アンドロイド携帯をご存知ですか?
アンドロイドとは、携帯電話用のOSとミドルウエアとアプリケーションが一つになったものです。Android SDK社によって開発されており、同社は2005年6月に既にGoogle社に買収されております。アンドロイドソフトウェアは公開され、誰でも使用ができます。2009年には、アンドロイド携帯の最初のモデルがNTTdocomoより発売され、それは、グーグル携帯とよばれ、グーグルが使用しやすいものでもある。
しかし今、NTTdocomoはソニーエリクソン社より新たなアンドロイド携帯の発売を予定しており、Xperiaと呼ばれている。
Xperia    http://www.nttdocomo.co.jp/product/foma/smart_phone/so01b/index.html


皆さん、この携帯どう思いますか?

追伸  iPhone は今夏新型の発売を予定しているという情報もあります。

先日、テレビでオーストラリアで開催されたソーラーカーレースを見た。ダーウィンからアデレードまでのおよそ3,000kmを最高時速およそ120km/hで争われるものである。
 およそ40年前、太陽光発電は日本で発達し、日本政府も太陽光パネルを屋根にあげる自家発電に補助も行い、自動車メーカーはこぞってソーラーカーを製作した。しかし、1990年代のバブル崩壊によって、全ての自動車メーカーは開発をストップし、結局、ヨーロッパ諸国やアメリカ、さらには中国にさえも抜かれる結果となった。
 我々はNo.1の座を奪還しなければならない。東海大学はソーラーカーのトップレースにエントリーしようとした。そのためにも、日本の企業からトップレベルの技術支援を受ける必要があった。ソーラーカーは、炭素繊維強化プラスチック(協力:GHクラフト)、リチウム・イオン二次電池(協力:パナソニック)、高効率モーター(協力:ミツバ)、そして真打ちは人工衛星用太陽光パネル(協力:シャープ)で製作されている。このソーラーカーは日本の最高技術で構成されており、いわばチームオール日本であり、国の威信をかけた戦いでもあった。
 結局、日本は勝利したが、これはソーラーパワーテクノロジーの世界での復活への第一歩に過ぎない。
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/091029-a.html