交通事故後の首の痛み(むち打ち)、胸の痛み、息苦しさの改善 | 骨格調整センター・コア ブログ【実践1万人を超える骨格調整士】が綴る症例エピソード

交通事故後の首の痛み(むち打ち)、胸の痛み、息苦しさの改善

もともとは腰痛の改善のために通われていたKさん。腰痛など、体の不調はほぼ改善され「元気過ぎて夜更かししちゃう!」と絶好調でしたが先日、交通事故にあったと連絡がありました。

「交通事故後からむち打ちなのか首が痛くて。それと胸の痛みがあって息苦しいんです。」と、以前「元気過ぎて夜更かししちゃう!」と言っていた頃の明るさが無くなり、辛い様子。

幸い大きな怪我は無いのですが、車が大破するほどの事故でしたので体に受ける衝撃はすさまじいものだったと思います。

来店され、Kさんの体をさっそくチェック。体の痛みに緊張しているのか、首が右に曲がり、肩は右がかなり上がっている状態でした。そして胸骨付近は軽く触るだけでも痛みが強く、Kさんの骨格のゆがみが事故のすさまじさをものがたっています。

「ゆがんじゃってますか?」

「はい、頭がい骨、首、肋骨、骨盤、脚...全身に事故の影響が出ています。」

「はやく事故を起こす前の体に戻りたいです。戻るんでしょうか?」

「大丈夫です。交通事故の衝撃の方向がわかってるのでそんなに時間はかからないと思いますよ。打った方向の反対側から押せばいいですから!」HSTI骨格調整法はゆがみの原因である打撲や交通事故で受けた衝撃の反対側から押して骨格を整えます。顔面を打ったら後頭部を押す。胸を打ったら背中を押す。といった具合にです。

Kさんは交通事故で揺さぶられ、顔の側面にある側頭骨の右側が後方に飛び出すようにゆがみ、むち打ちにより首がねじれ、シートベルトのロックにより胸に圧迫を受け、運転中に使う右脚に受けた衝撃が骨盤まで伝わり右側が後方に飛び出す、といった具合に全身をゆがめました。これらのゆがみを、受けた衝撃の反対から戻していきます。右の側頭骨を後ろから、肋骨を背中から、右側骨盤を後ろから、右膝を前から、それぞれ反対側から押します。

まずは側頭骨の調整からスタート。10分間かけてじんわり押してゆがみを整えていきます。側頭骨を整え終わった段階で「首がなんかスッキリしてる。」とKさん。そして次に首の調整を終えて首を動かして確認してもらうと「まだ完全じゃないけど、ずいぶん楽に動かせます。」と見ていて動かせる範囲が広がっているのがわかります。

あとは背中と骨盤、脚の調整をしてこの日は終了。「胸はまだ痛いですが、来た時よりずいぶん楽になってます。」と安心できたのかほっとした表情のKさん。
 
それからは週に1回のペースで施術を進めていきました。そして交通事故から約1カ月。

「調子はいかがですか?」

「ものすごくいいです!首の痛みも、胸の痛みも息苦しさも全部ないです。事故に遭ったことを忘れるくらい調子いいです!」

「事故後のゆがみはまだ完璧に整ってはいないので、今後は首の痛み、胸の痛み、息苦しさが再発しないようにケアしていきましょうね。」

「はい、もちろんです!」
痛み、不調が無くなりKさんの笑顔が事故を起こす前のものに戻ったことが嬉しいです。
この記事のむち打ちによる首の痛み、胸の痛み、息苦しさが改善した詳しい施術内容はこちらです

伊藤 浩介


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