こんにちは、HSPのオペラ歌手、マリコです♪

 

 

緊急事態宣言が終わって、学校や仕事が再開した方多いと思います。

特にやっと入学式を迎えたという方、、、おめでとうございます!ニコニコ

 

今日は、何を書こうかずいぶん考えましたが、、過去の自分に教えたいと思うことナンバーワンのことについて、ブログにしたいと思います。

歌は練習が九割?」ということです。

 

え、レッスンは?と思われる方、多いと思います。厳密にいうと、レッスンは1割ということはありません。

でも、練習は9割と言えるほど、ほとんどのことが実は練習(自分で)で学ぶことができます。過去の自分は先生に頼りすぎていました。キョロキョロ

 

「毎週レッスンがあるけど、自分のこの問題がなかなか解決しない、、、なんで?私はどうせ才能がないんだ、、、えーん

 

違います!!

先生に教わるだけが学びではありません。自分でできることは何か、気づくことが大切です♪

 

今日はまず、体のこと、舌や顎のことをざっくり解説した後、取り入れるべき練習方法をざっくり!!紹介します。

 

声楽科の方はとにかく、

 

 

体のこと勉強してください。グラサン

 

 

解剖学の授業も大切です。あとは私も読んだ本「歌手なら誰でも知っておきたいからだのこと」という本があります。

このブログでは全てざっくり解説しますので、詳しくはぜひ、こちらの本を根気強く読んでください。

この本の冒頭に出てくる、背骨について知った時点であなたの歌は変わります。。。グラサン

 

こちらの本で得た知識、レッスンで得た知識をもとに、声楽を学ぶ皆さんが押さえておくべきことを簡潔にお伝えします。

 

 

 

1、背骨、AO関節について知りましょう。

 

 

みなさん、自分の背骨の形、大きさ、知ってますか? こちらのサイトに良い図があります。

http://hosd.or.jp/tips/tips_vol1_sebone-spine.html 

 

まず、背骨のどこにカーブがあるか、背骨がどのくらいの厚さなのか、確認してください。

そして背骨は下に向かって骨が太くなります。下に向かって、体を支えているということです。

ちなみに息を吸うと背骨は収縮し、吐くと元の長さになります(のびます)。歌っているとき、背骨は伸びます。なので、固めずに、開放してみてください。

 

AO関節は首にある、頭を支えている関節です。

こちらのサイト、とても参考になります。https://www.soundhouse.co.jp/contents/column/index?post=750

この関節は両耳の間に位置していて、この上に頭蓋骨が乗っています。

首の力を抜くことに加えて、AO関節の上に頭が乗っていて、自由に動かせることを意識しましょう。詳しくは是非、「歌手なら誰でも知っておきたいからだのこと」読んで学んでください。

 

また、猫背の人の場合、AO関節に頭が乗っているという感覚がつかみづらいと思います。首が前に出てしまっているためです。

そのときは、

1、背骨を図を見ながら確認(背骨はまっすぐにはできないということに注意。カーブがどこにあるか確認)

2、そしてその上にAO関節があり

3、その上に頭蓋骨が乗っている

ということを目を閉じてゆっくり感じてみましょう。ウインク

 

 

 

 

 

2.舌は常に脱力

 

 

歌っているときは舌は常に、下あごの歯並びに沿って力が抜けて、横たわっている状態が理想的です。

例えば私は、歌っているときに無意識に舌が丸くなったり、力が入っていました。ゲッソリ

でも一流の歌手の口に注目すると、全員例外なく舌の力が抜けています!参考にこの動画を見てください。

 

 

この方は世界中でいま売れっ子のソプラノ歌手です。

メトロポリタンオペラのオンラインガラコンサートのときの映像で、ありがたいことに彼女の口の中が丸見えです!!ニヒヒ

個人的に、この方の歌を聴くだけで歌が上手くなる気がします。そのくらい完璧なテクニックを持ったソプラノです。

 

練習するとき、鏡をもって舌の位置を確認してください。

 

さて、舌の力を抜くだけでは歌えません。言葉を発音するときはどうするのでしょうか。。。えー

 

 

 

 

 

2、子音を発音するときだけ、舌は、顎とは分裂して動く

 

 

上のLisetteさんの動画でみなさんも気づいたように、彼女の舌は脱力していますが、必要な時だけ顎の動きとは分裂して舌が動いています。

これは私の先生から教わったことですが、D、T、L、R、、の発音の時は口の形を変えず、舌だけで発音するのです。びっくり

おそらくDTLRの発音のとき、多くの人は顎が舌と一緒に上下して口が開いたり閉じたりします。

それでは響きが遮断されて、レガートがうまくいきません。顎は多少はつられて動くこともありますが、基本的に口を閉じずに発音します。

 

でもそれでは顎を固めてしまうし唇も硬くなってしまう、、、、ではどうするか

 

 

 

3、顎がゆるむ、唇が縦長に丸い形をしている

 

 

顎は頭蓋骨とは別の部位で、独立して動きます。顎を固めていないか、歌いながら顎関節を触ってみましょう。硬い場合は解放しましょう。

これに関しても是非「歌手なら誰でも知っておきたいからだのこと」を参考にしていただきたいです。

 

唇は縦に丸いことが理想です(Liseteさんの口のように)。このためには顎の脱力と唇回りの筋肉の脱力が必須です。

ほほの下(唇の横)の筋肉を固めてしまうと、歌うときに丸い唇が作れません。固めてしまっている例としては、唇を横に引っ張っている、です。

 

 

ここまでかなりざっくりと体のことなどについて書きました。

 

次に、練習の時に(もしくは歌わずに)実践してほしいこと三つです。グラサン

 

 

 

4、練習を録画する

 

 

私のなかで鏡なしの練習はあり得ませんが、

練習の録画もかなり効果的です。目から耳から、自分の問題に自分で気づき、先生に言われる前に解決できます。ウインク

 

 

 

5、発音が正しくできるまで歌わない

 

 

日本人にとって、なじみのない外国語を歌うのはなかなか大変なことです。

楽譜を手に取ったらいきなり歌うというのはとても危ないことで、間違った発音やテクニックが体に入ってしまい、後々修正するのが難しくなります。滝汗

 

まずは発音を辞書でていねいに調べて、発音の先生と一緒に確認してください。正しい発音を手に入れたら、鏡に向かって発音の練習です。

 

このとき舌や顎、首に力が入っていないか、入っていれば、入らないように探ります。

舌の動かし方や唇の形は、先ほど解説したようになるように、練習します。

 

かなり時間がかかりますが、歌う前に発音を確認すると「歌っているときに何を言っているかわからない」ということがなくなりますので、ゆっくりマイペースに、根気強く行ってください。おねがい

 

それから、楽譜に書いてあるリズムで発音してみましょう。

二重子音や、特に強調したい部分以外は、どの言語も母音をぎりぎりまで伸ばして、子音は素早く発音することが大切です。

 

それができてから初めて、歌ってみましょう。

 

 

 

6、役柄の分析、詞の意味を理解してから練習する

 

 

オペラアリアでも歌曲でも、その曲の内容、役柄を理解してから歌うことを強くお勧めします。

理解しているかしていないかで、曲の解釈の質は全く変わりますし、学びのスピードも上がります。

オペラならば、役の性格、年齢、地位、経歴、他の役との関係を主に掘り下げます。台本を読んでその役のセリフや、役について書いてある箇所に注目し、抜き出します。

 

 

 

以上が、私も普段から気を付けている項目、そして、学部時代に知っておきたかったことでした。(ほんとに知っておきたかった。。ゲッソリ

 

 

新音大生、声楽科のみなさま、こういったことは自分で追及しないと、誰も教えてくれません。アセアセ

 

上記のこと以外に、歌い始める前に楽譜を読み込み、デュナーミクやフレーズを確認して頭の中で歌ってから歌う、というのも効果的です。

歌手は歌う以外でできることがたくさんあり、それをちゃんとやれば歌いすぎてのどが疲れる、ということもなくなってきます。音譜

 

 

。。。。エラソーに書きましたが、私自身、常に肝に銘じていることです。うーんあせる

みなさんのできるところから、無理なく始めてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

次回、ドイツでのオーディションの経験などを活かして、とっても大事なこと…

 

オーディションで通用するレパートリー、若い人が学ぶべきレパートリーについて書きます!!チョキ

 

 

それでは、Einen schönen Tag noch!

 

みなさま初めまして、オペラ歌手の、そしてHSPのマリコです。おねがい

 

 

今日からブログを開設しました。コロナで大変な今。私たち音楽家はコンサートなど無くなって、皆試行錯誤して活動していますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

初めての記事ということで、まずは自己紹介代わりに、以下の内容でお届けします!ラブラブ

 

1、HSPとはなにか。

2、私の生い立ちなど。自己紹介も兼ねて。

3、なぜ私が「HSPのオペラ歌手」としてブログを開設したか

 

 

 

1、HSPとはなにか

 

まず、みなさま、HSPとはなにかご存じですか?ニコニコ

おそらくHSPの検索でこのブログにたどり着く方もいらっしゃるかと思います。

HSPとは「非常に感受性が強く敏感な気質もった人」のことで、Highly Sensitive Personの頭文字をとってHSPといいます。

私も今まだ勉強中ですが、HSPは気質で、本人の意思で変えることができない生まれつきのものです。

わかりやすく例えるなら、背が高い、低いのと同じです。(ちなみに私は背が170あり、日本人女性としては高いので、思春期にはコンプレックスでした。これについてもまた記事にします)

五人に一人の割合で存在しますが、その気質を隠している人、自覚していない人が割と多いため、まだあまり知られていないようです。ショボーン

 

 

一言にHSPといっても、人によって様々、HSPの中にもさらに種類があります。

でも大まかにいって、私は中度のHSP、HSSです。

HSSとは、HSPに内向的な人が多い中、外交的な面を持っているHSPの人のことです。HSSの人は好奇心旺盛で人と働くのが楽しいと思いますが、実際はとても感じやすいので、行動しているうちにストレスがたまりやすいです。キョロキョロ

 

私は小学生くらいの時から自分の繊細さに気づいていました。ニコ

中学生のころから、もっと強く感じだして「自分は周りとなんとなくなじめないな、私はすぐ泣くし怒るし、友達ともどう接すればいいかわからない」と悩んでいました。

そして今の今まで(現在28歳です)、それは自分の性格によるものとしか考えずにいました。。。ショボーン

 

 

 

2、私の生い立ちなど(自己紹介)

 

…小学生のときから正義感にあふれていて、目立ちたがり屋、でも人付き合いは下手。しかし絵や音楽、芝居が大好きで、やりたいことが多く、最終的には舞台女優になりたいと思っていました。

 

(こんな感じで、たまにわたしのどうしようもないイラストが入りますが、お許しください・・・)

 

そのまま中学生になり、憧れのバレーボール部に入りましたが、上下関係も先生もとても厳しい部活で、なおかつ団体競技が苦手な事に気づき一年で退部し陸上部へ。ぐすん

芸術は大好きで、人から褒められることも多く、特に歌を学びたいと思い始めました。

でもクラスでは孤立気味で、月何度か仮病をつかって休んでは一日中家でゲームをしていました。キョロキョロ

 

高校は国立音楽大学附属に進み、本格的に声楽の道へと入り、厳しいながらも素晴らしい先生のもとで、成長することの楽しさを感じます。おねがい

気の合う友人にも恵まれて、三年生の冬には選抜コンサートに選ばれたり、コンクールで優勝したりと、何かを続けていて初めて成果が出て、周りからも非常に期待されていました。歌で食べていきたい、と思うようになりました。ニコニコ

 

 

大学は東京芸大へ。現役で入学し、やる気満々自信満々に、

「卒業後はアメリカで勉強して、メトロポリタンオペラ(世界で一番のオペラハウス)でいつか主役を歌うぞ!」ニヤニヤ

というデカすぎる思いを胸に、文字通りがむしゃらに勉強しました。..

 

でも、大学のある上野までは片道一時間、しかも朝は満員電車。ガーン私にとっては相当な負担でした。

同じように登校する友人が疲れた様子もなく授業を受けるのをみて、私も頑張らないとと思っているうちに、多くのことが重なって、二年生のころにうつ病になりかけました。

ありがたいことに自力で抜け出せましたが、本当に辛い経験でした。歌でもなかなか思い通りの結果は出ませんでした。チーン

 

(大学四年の時に参加した、ウィーン国立音大の講習会にて)

 

大学卒業後は大学院を浪人したりもしましたが、やっぱり留学したい、海外で働きたい、色んな国籍の人と友達になりたい、という想いから、ドイツへ。お願い

 

ケルン音楽大学の大学院に入り、オペラを勉強しました。

留学してすぐに仲の良い友人もでき、世界中からの留学生と過ごすうちに、いろんな人がいるもんだと視野が広がりました。

 

そのころに内向的、外交的の言葉を初めて知り、自分が内向的であることを知りました。

ケルンでは学内外でオペラを歌う機会にも恵まれました。ケルンでの学生生活などについては、また詳しく記事にします!照れ

 

(アーヘン歌劇場でパーセルのオペラ、ディドとエネアスのディド役を務めたときの写真です)

 

オペラの分野は、もちろん一概には言えませんが、外交的な人が多い印象です。

実際にオペラの稽古場に行くとみんな超元気。びっくり

四六時中仲間と冗談を言い合ってます。私は、舞台に上がると切り替えができて役に入り込めるので、稽古が始まれば楽しいです、しかし休憩や打ち上げのときに悩みました、自分は何故、みんなの輪にうまく入れないのかと。。笑い泣きえーん

 

あるとき、スーザン・ケインさんの「内向的な人間のすごい力」という本を読みました(というか、やっと最近半分くらい読みました。笑)。

私は内向的であることはオペラ歌手にとって短所だと決めつけていましたが、内向的な人にも外交的な人にも長所があり、芸術家が内向的であることはむしろ良いことなのかもしれないと思えるようになりました。グラサン

 

 

それから最近、HSPという言葉を知りました。

 

 

3、なぜ「HSPのオペラ歌手」としてブログを開設したか

 

 

何故私がわざわざ「HSPの」オペラ歌手と名乗っているか、それは覚えていただくためでもありますが、

HSPというのは「私自身」であって、私の「アイデンティティー」といえるからです。そして色んなHSPの方たちと繋がりたいという想いもあります。照れ

 

これまでは、「なぜ私は人と話すときこんなにも緊張するんだろう、なぜ物事を完璧にしたいんだろう、細かいんだろう、なぜ自分の見た目を気にするんだろう、なぜ自分は人と比べてしまうんだろう」と、悩み通してきました。ショボーン

繊細な私は生きづらいし、オペラに向いてないのかも、とも思いました。私は一体誰なんだろうと。ショボーンショボーン

 

しかしそれは私の持って生まれた気質、HSPが原因だったのです。

私は完璧主義ではなく、ただ、物事に取り組むときに後に何が起こるか予測して計画してしまうだけ、ということを知ったり、何をするにも細かいのは、色んな事に気が付いてしまうだけと、知りました。

 

 

これまで短所だと思っていたことにはちゃんと理由があったのです。そしてこの繊細な自分と一生共存するために、どうしたらよいか知る必要がありました。ウインク

 

 

まずは自分に何か課題を与えたり、強制することをやめて、自分の心に「今ほんとうにしたいことは何?」と聞くことに。口笛

 

 

私は「一日のうちにあれもこれもこなしたい」という思いから、詰め込みすぎて、約二日でエネルギーが切れるということに悩んでいました。

しかし本当にしたいことは何か耳を傾けるようになってから、ストレスが軽減され、結果、歌の練習により集中できるようになったのです。照れ

 

私は、自然、動物、芸術、映画、人が好きです。でもストレスがたまると、そういったものから線を引いている自分がいました。

でも自分にとって大切なもの、必要としているものは何か、自分自身に聞くようになってから、正直に生きることができています。

 

 

 

HSPなのに、それに気づかずに生きて、繊細な自分にストレスを感じている人は多いと思います。

今インターネットが普及して、私が偶然HSPという言葉に出会ったように、同じようにしてその言葉を知る人も多いと思います。

 

 

音符HSPの私だからこそできる音楽、歌、表現をお客さんに届けたい。

HSPの私が、これまで自分と向き合って克服してきたものを公開して、同じように苦しむ人が減ってほしい。

それが今の私の願いです。ルンルン

 

 

長くなりました。書きたいことが多すぎました。。。

ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。

 

私はHSPに関して専門家ではありませんので、至らない面もあるかとは思いますが、

これからよろしくお願いいたします。♪ニコニコ

 

最後に私の過去の動画をこちらに公開して、今日は失礼します♪ルンルン

先ほど写真も載せた、ドイツのアーヘン歌劇場でディドを歌った際のトレイラーです。(ディドという女性も繊細な感性のある役でしたので、やりがいがありました。ピンクハート