50年ほど前、小学生の娘たちに読んで上げていた絵本を久しぶりに手にとった。何だか眼がうるうるしてきた。その絵本の題名は【たいせつなきみ・マックス・ルケード作・・レッテルに傷つけられない生き方がある。(フォレスト ブックス】
エリという彫刻家が小人の村を作った。住人はエリが心を込めて丁寧に作った者ばかり。だから名前は勿論、一人一人について知らないことはなにもない。小人たちの仕事はただ一つ。出会う小人に自分の判断で金ぴかの星マークか灰色のダメマークをつけること。ダメマークばかりをつけられ続けられているパンチネロは自分の駄目さかげんにすっかりしょげていた。
人は同意見を持つ人間や行動をする人を好ましく思い、その反対の人間を好ましくないと感ずるような気がする。でも私は顧みて自分と反対意見や行動に出会ったことが自分の成長の糧となるときもあると思える。人には心があり、響きあう言葉を紡ぐ知恵があるのではないか。顔と顔を合わせ、心と心を開いて話し合える普通の生活はこの世界に戻るのだろうか。いつも誰かを恐れ、何かにおびえているような日常を純真な子供たちにこのまま残すことに恐ろしさを 感じます。 ミセスベル

