50年ほど前、小学生の娘たちに読んで上げていた絵本を久しぶりに手にとった。何だか眼がうるうるしてきた。その絵本の題名は【たいせつなきみ・マックス・ルケード作・・レッテルに傷つけられない生き方がある。(フォレスト ブックス】

 

 エリという彫刻家が小人の村を作った。住人はエリが心を込めて丁寧に作った者ばかり。だから名前は勿論、一人一人について知らないことはなにもない。小人たちの仕事はただ一つ。出会う小人に自分の判断で金ぴかの星マークか灰色のダメマークをつけること。ダメマークばかりをつけられ続けられているパンチネロは自分の駄目さかげんにすっかりしょげていた。

 

 

人は同意見を持つ人間や行動をする人を好ましく思い、その反対の人間を好ましくないと感ずるような気がする。でも私は顧みて自分と反対意見や行動に出会ったことが自分の成長の糧となるときもあると思える。人には心があり、響きあう言葉を紡ぐ知恵があるのではないか。顔と顔を合わせ、心と心を開いて話し合える普通の生活はこの世界に戻るのだろうか。いつも誰かを恐れ、何かにおびえているような日常を純真な子供たちにこのまま残すことに恐ろしさを 感じます。 ミセスベル

 

平和は世界のほほえみ

平和はやさしさ

平和は握手

 平和は心 

愛が世界にみちること

                            

 

Peace is the world smiling.              

Peace is the gentle dove.

Peace is sharing.

Peace is caring、                     この特別の夜、心を込めて 祈ります。                            

Peace is filling the world with love.

                             私たちの愛する地球で平和に生活できるように・・・・・                 

                              

     ( by Little People & Mrs.Bell)               Mrs. Bell より

            

バスからちらりと見えた光景に思わずマスクの下に微笑みがもれた。わあ、可愛い。八人ほどの幼児たちが赤い帽子に黄色い上着、にこにこ、きゃ、きゃ、と大きな乳母車に乗っている。群れた小鳥のように楽しそう! 保育士さんらしき方が二人、前と後につき添っている姿。「いいね!」と思った。でも~すぐにあることを想い出した。 「あの子供たちは本当に幸せ…だよね・・」とふと疑問が心に浮かんだ。

 

私は過去50年程、子供たちに関わる仕事をしてきました。幼児から大学生と色々な時期に彼らと学びながら深い交流をしてきました。お付き合いの時間がいつのまにか10年以上になっている方々もあります。ご家族とも良い友達にもなりました。

その間、何人かの生徒の様子にびっくりさせられたことがあります。中学生のAさんは礼儀正しく、真面目で、どうしてかいつも緊張感の漂う子供でした。二年程過ぎた頃でした。彼女は突然今までの殻を破り無邪気になりました。攻撃的にもなり我儘なふるまいが目立つようになりました。それからしばらくしてAさんは自分の生い立ちを訴えるように話してくれました。赤ちゃんの時から保育園にいた。それからも両親とは二人が仕事から帰宅する夜の時間だけだった。長い独りぼっちの時間が何かAさんの今に影響しているのではないかと思った。ご両親を責めることはできないけれどそういう生活のある子供がいたのだとショックを受けた。

 

日々の感動の成長をつぶさに見られないことは両親にとっても大変な損失であり親として勿体ないこと。保育園、幼稚園無償化はお母さん方に子育てより働くことを奨励しているように思えてならない。与えられた子供はせめて6歳までその親が育てるのが基本という考え方を土台にすることはできないのだろうか。人生100年と言われる時代、我が子のために彼らの6年間の最善を考えてあげたい。

                                           Mrs.Bell