ドイツに根ざした生活をするため欠かせないドイツ語。

 

今回は、ドイツ語の文法の勉強について考えてみたいと思います。

大人になってから外国語を習得する場合、文法の勉強と理解は、

必要不可欠です。

 

学生に戻った気分で、少し楽しいかもしれません。

 

 

ドイツ語の文法で押さえておきたいポイントは以下の10項目です。

 

一つ一つ簡単にみていきましょう。

 

ドイツ語の勉強1 人称・性・数

ドイツ語の勉強1は、「人称・性・数」についてです。

 

人称とはなんでしょうか?

 

一人称とは、話をしている人のことです。

ドイツ語では、ich(私)、wir(私たち)

二人称とは、その話をしている相手です。

ドイツ語では、du(あなた)、ihr(あなたたち)、Sie(敬意を表したあなた)

三人称とは、一人称と二人称以外の全てです。

 

 

また、それぞれの人称には、1つか2つ以上かの区別があります。

1つを単数と呼び、2つ以上を複数と呼びます。

 

先ほどの人称の話と組み合わせると、

 

ich(私)は、一人称単数であり、

ihr(あなたたち)は、二人称の複数となります。

 

 

ドイツ語には、全ての名詞に性があり、男性・女性・中性の3つです。

だだし、これはあくまでも文法上の性であって自然の性とは無関係です。

 

その例として、Kind(子供)は中性名詞ですが、

Junge(男の子)は男性名詞であり、Mädchen(女の子)は中性名詞になります。

 

ドイツ語の勉強2 動詞の現在人称変化

ドイツ語の勉強2は、「動詞の現在人称変化」です。

 

ドイツ語の動詞は、その動作の主語によって形が変化します。

この変化のことを動詞の人称変化と呼びます。

 

lernen(学ぶ)という動詞を例にとって説明します。

 

ich(私)が主語の場合、lerne

du(あなた)が主語の場合、lernst

er/sie/es(彼/彼女/それ)が主語の場合、lernt

wir(私たち)が主語の場合、lernen

ihr(あなたたち)が主語の場合、lernt

sie(彼ら/彼女ら/それら)が主語の場合、lernen

 

ドイツ語の勉強3 冠詞と格

ドイツ語の勉強3は「冠詞と格」です。

 

冠詞とは、名詞の前に添えられるもので、定冠詞と不定冠詞に分かれます。

 

定冠詞とは、英語のtheにあたるもので、日本語で「その…」となり、

不定冠詞とは、英語のa、anにあたり、日本語では「ある…」です。

 

しかし、ドイツ語では英語ほど簡単ではなく、この冠詞も

いろいろな形に変化します。

 

 

この変化を覚えるまえに、ひとつ大切なルールがあります。

 

それは、ドイツ語には4つの格があるということです。

 

大雑把に日本語に当てはめると、以下のようになります。

1格は、…が

2格は、…の

3格は、…に

4格は、…を

 

この格と、名詞の性と、名詞の数により、

名詞の前に来る冠詞は、様々な変化をするのです。

 

 

ひとつの例として、

男性名詞であるSohn(息子)という名詞に定冠詞をつける場合は、

 

1格で、「その息子が」という場合、der Sohn

2格で、「その息子の」という場合、des Sohnes

3格で、「その息子に」という場合、dem Sohn

4格で、「その息子を」という場合、den Sohn

 

となります。2格の場合、名詞にも語尾がつき変化していますね。

 

ドイツ語の勉強4 前置詞

ドイツ語の勉強4は、「前置詞」です。

 

先ほど、格という話をしましたが、このたった4つの格だけでは、

全てを表現することはできません。

 

そこで、それを補うのが前置詞です。

 

代表的なものとして、いくつか例を挙げておきます。

 

aus+場所、…から外へ

mit+人、…と一緒に

durch+物、…を通り抜けて

ohne+物、…なしに

wegen+事、…のゆえに

 

ドイツ語の勉強5 命令法・副文

ドイツ語の勉強5は、「命令法・副文」です。

 

面と向かって話している相手に何かを頼んだり命令したりする

場合の表現を命令法といいます。

この場合、相手との関係において3種類あります。

 

lernen(学ぶ)という動詞を例にとって説明します。

 

du(あなた)に対しては、lerne!

ihr(あなたたち)に対しては、lernt!

Sie(敬意を表したあなた)に対しては、lernen Sie!

 

 

副文とは、接続詞とともに用いられた文のことです。

 

Was meinst du dazu, wenn wir nach Japan fahren?

日本に行くとしたら、それについてどう思いますか?

 

この文の、「日本に行くとしたら」が副文にあたります。

 

 

副文を導く接続詞として、いくつか例を挙げておきます。

 

dass …ということ

ob …かどうか

als …したとき

bevor …する前に

 

ドイツ語の勉強6 助動詞・知覚使役表現

ドイツ語の勉強6は、「助動詞・知覚使役表現」です。

 

助動詞が表すニュアンスを大切にすると、表現の幅が広がりますので、

ぜひ覚えておきましょう。

 

können …できる、…ということがありうる

dürfen …してよい、…してはいけない

mögen …かもしれないが

müssen …しなければならない、…であるに違いない

wollen …するつもりだ

möchte …したいのだが

werden …だろう

 

 

知覚使役動詞の使い方の基本は、

 

sehe A B → AがBしているのが、見える

höre A B → AがBしているのが、聞こえる

spüre A B → AがBしているのを、感じる

lasse A B → AにBさせる

 

ドイツ語の勉強7 形容詞

ドイツ語の勉強7は、「形容詞」です。

 

形容詞の用法は、以下の4つです。

 

・ 述語的用法…動詞とともに用いる

Ihre Stimme ist schön.(彼女の声は美しい)

 

・ 副詞的用法…副詞として用いる

Sie singt schön.(彼女は美しく歌う)

 

・ 付加語的用法…名詞を修飾する

Sie hat eine schöne Stimme.(彼女は美しい声をしている)

 

・ 名詞的用法…名詞として用いる

Sie ist eine Schöne.(彼女は美人だ)

 

ドイツ語の勉強8 完了形・過去形

ドイツ語の勉強8は、「完了形・過去形」です。

 

ドイツ語では、過ぎ去った過去の事柄を話す表現として、

過去形、現在完了形、過去完了形の3つがあります。

 

このうち過去形と現在完了形は、微妙なニュアンスの違いがあるものの

ほぼ同じように使うことができます。

 

 

では、過去完了形はどのような場合に使うのでしょうか?

 

 

過去完了形は、過去形や現在完了形が表す「時」よりも、

「前の時」を表す場合に使われるのです。

 

 

ドイツ語の勉強9 関係代名詞

ドイツ語の勉強9は、「関係代名詞」です。

 

関係代名詞の役割は、二つの文を繋ぐ接続詞の役割と、前の文を語を修飾

役割があります。

 

Ich gehe zu dem Arzt, der meine Frau untersucht hat.

私は、私の妻を診察した医者のところに行く

ドイツ語の勉強10 受動態

ドイツ語の勉強10は、「受動態」です。

 

能動態が、「誰が何をする」ことに重点が置かれるのに対し、

受動態は、「何が行われるか」かを中心に表現する形式です。

 

 

Letzte Nacht wurde in einem Juweliergeschäft an der Ginza

eine Diamantenhalskette im Wert von etwa 10 Millionen Yen gestohlen.

昨夜、銀座の宝石店で時価1000万円相当のダイヤのネックレスが盗まれた