こんにちは。
不倫問題専門カウンセラーの保科まこです。

私の心理学の師匠であるカウンセラーで作家の根本裕幸先生がお弟子(私たち)が回答できる無料オンライン相談サイト(ココロノマルシェ)を開いてくださっています。


今日はその中(ココロノマルシェ)にいただいたご質問にお答えしています。



以下がいただいたご相談文です。


夫も彼も好きです
(いとさん)

いつも読ませていただいています。

今回、初めてのネタ提供です。よろしくお願いいたします。


私は結婚5年、3歳になったばかりの子が1人いる32歳です。

独身時代は好きになってもセフレで終わり、セカンド、不倫、フェードアウトされる(依存体質なため相手から重たがられていたのだと思います、、)みたいなことばかりで、初めてきちんと付き合ったのが今の夫です。

夫はこんな私を可愛い可愛いと受け入れてくれました。

稼いできて、子育ても家事もやってくれるし、遊びにも行かせてくれます。周りからは本当に良い人と結婚したよねと言われます。


そんな中、好きな人が出来ました。

お酒の席で再会した地元の先輩です。

飲みに行くうちに距離が縮まり、関係を持ってしまいました。

今は毎日彼のことが頭から離れません。

彼は離婚して欲しいとは言わないけど、もししてくれるなら子供ごと受け入れると言ってくれています。


こんなのどうしようもないし、しょうもないと思いますが、夫も彼も悲しませたくないです。

家族のために頑張ってくれている夫、ワタシに夫がいるのは辛いけど別れる方が辛いと言う彼

夫にバレた時、彼と別れるとき、2人の顔を想像して苦しくなります。

それなのに2人とも手放す勇気がない自分の自己中さに自己嫌悪になります。

私はどうしてこんなにクズなんでしょうか。


いとさん、こんにちは。


この度はご相談いただきありがとうございます。


ご相談いただいてから時間が経っていますが、いかがお過ごしでしょうか。

 

夫と彼、2人とも手放す勇気がない自分の自己中さに自己嫌悪になるとありますが、そのお気持ちとてもよく分かります。


私も長年、夫と彼がいる状態で、毎日のように自分を責めていましたので


多夫一婦制があればななんて思っていました

 

旦那さんは旦那さんで素敵で、彼は彼で素敵で、2人はお互い違う面を持つ、魅力的な方々なのだろうと思います。


そんなお2人から好かれているいとさん。「こんな私」「クズ」と自分を卑下しないでほしいなと思います。


んな私を好いてくれているお2人がいるわけです。いとさんが自分自身を責めることを旦那さんも彼氏さんも望んでいないはずです。



今は2人との関係が必要で不倫している。それだけです。

たしかに倫理的には~、社会的には~とあるかもしれませんが、まずは良い悪いも考えず、「今自分はその関係が必要なんだな」とだけ思ってみてくださいね。

 




そんないとさんがもしカウンセリングを受けられたら、以下の3つを聞いてみたいと思います。


 

まず、一つ目。

 

>夫はこんな私を可愛い可愛いと受け入れてくれる

 

とありますが、こんな私」を受け入れてくれる旦那さんをどう思いますか。


「ありがとう」と思いますか。それとも「気持ち悪い」と思いますか。


 

独身時代はセフレで終わったり、セカンド、不倫、フェードアウトされるみたいなことばかりできちんと付き合ったのが旦那さんとのことですよね。



もしかしたら、いとさんの根底にはこんな私が好かれるわけがない。そのような自己否定、自己嫌悪があるのかと思いました。



自分のことが嫌いなのにそんな自分を可愛いと受け入れてくれる人がいたら逃げ出したくなったり、「こんな最低な私」を作りたくなりませんか。

 


 

そして、二つ目です。

 

>稼いできて、子育ても家事もやってくれるし、遊びにも行かせてくれます。周りからは本当に良い人と結婚したよねと言われます。

 

協力的で理解もあって素敵な旦那さんですね。


ただ、旦那さんに何か不満があるから不倫していると思うんです。


周りからは良い人と結婚したと言われても、もしかしたら、いとさんはそんな風には思えていないのかもしれません。


いとさんは、旦那さんに対して不満はありますか。

あるとしたらどんなことでしょうか。

それは旦那さんには直接言えないものでしょうか。

その不満を彼で解消している感じでしょうか。

旦那さんと彼に求めるものは違うのでしょうか。

 

一人に絞ると向き合ったりすることが必要なことも出てきます。そこでもしかしたら傷付きたくないという思いもあるのかもしれません。



2人いれば一方に不満を感じても、一方で解消できる。補い合っているようで夫と彼とでバランスが良いのかもしれません。

 


 

三つ目は、いとさんの家庭環境や学生生活はどのようなものだったのでしょうか。


もし、いとさんが早くに自立し、手のかからない子として育ってきた場合、お父さんやお母さんから欲しかったものを旦那さんから求めているのかもしれません。


もしくは、本来、女性性(感覚的)が豊かだったいとさんが、事情により男性性(思考的)を伸ばした結果、抑圧した感情を感じるために不倫という刺激を求めるのかもしれません。



以上、三つの質問をまずはしたいと思いました。

 


そして、今できることは、自分を責めていると気付くことです。


「あー、今私自分のことを責めている」

ただそう思うだけです。


今は決められないので、無理にどうこうしようとせずに、ただ自分には必要だから今不倫しているとだけ思って、あとは日々自分が楽しい、心地よいことを選んでいってみてくださいね。


そして、お子さんが3歳ということでまだ手のかかることもあるかと思いますが、少しずつ余裕が出てきているかもしれません。


もし空いた時間があれば、もしくは意識的に、母や妻ではなく、女性として自分自身を喜ばせる時間を作ってみるのも良いかもしれません。


下着を変えてみるとか、ルームウェアをお気に入りにしてみるとか、良い匂いのボディクリームを使って自分の身体を労わるとか、アロママッサージに行くとか。


自分自身でどう自分を喜ばせてあげるかを考える時間を作っても良いかもしれません。


自分を卑下せずに自分で自分を大切に思えた時、どうしたいかが分かってくる気がします。


 

いとさん、ご相談ありがとうございました。

応援しています。



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