講習会
今回の講習会においては「コンフリクト」とは「当事者同士の理解のずれ」を意味します。
身近な事象に例えると・・・
虫歯の治療をされる患者様がいらっしゃるとします。
「虫歯を治療すること」に対する患者様と歯科医の意識、捉え方について考えます。
歯科医は虫歯を治療することで、虫歯がこれ以上大きくならないように治すことを意識し、治癒を目的と捉えているとします。歯科医は患者様もそれを望んでいるものと考えているとします。
しかし、患者様の意識が別のことにあり、歯科医とは異なる捉え方をしていたとしたらどうでしょうか。
例えば患者様にとって虫歯の治療をすることは、黒くなってしまっているところを治す、白くすることであるとしたら、患者様の意識は見た目にあり、虫歯治療は審美を回復するためのものと捉えていらっしゃることになります。
どちらが正しくて、どちらが間違っているということではなく、ここでの捉え方の違いが、今後の治療を進めていく上で、患者様と歯科医の間で障害となってしまったり、誤解の元となってしまう可能性があるということが重要です。
そういった事態にならないよう、患者様と医療人との間に入り橋渡しをするのが、今回の講習会の表題にもあるメディエーターという存在です。
普段、診療において患者様と接する機会が多い私たち広報部がメディエーターの役割を果たすことができれば、患者様は本質的な医療をより受けることができ、医療人は本質的な医療の追求により専念できることと思います。
今回の勉強会では、患者様からの抗議のお声についてのメディエーターの役割について主に学びましたが、「人と人との間に入って橋渡しをする方法」、今回学んだことはこれに尽きると思います。
この2日間で学んだことを実践していきたいと思います。
貴重な講習会へ参加させていただき有り難うございました。
Yuki Nakayama
