癒しとはなにか。
たとえば、教室に来てくれるお子さんで、
言葉でのやりとりがむずかしい子がいます。
初めて会うと、緊張した面持ちで
お母さんの背中に隠れていたり、
視線を合わせてくれなかったりします。
でも、音楽が流れて、
私がそっと手話で歌いながらハートサインダンスの動きをしていると、
彼らの目が、じっと私を見つめてくる。
最初は小さく、小さく、
ほんのちょっとだけ手を動かしてみたり、
顔を上げてくれたり。
そして少しずつ、少しずつ、
笑顔がこぼれていくんです。
その瞬間、「ああ、今、癒しが起きたな」って思う。
癒しって、
相手に何かをしてあげることじゃないんです。
「あなたのままで、いいよ」
「一緒にここにいてくれるだけで、うれしいよ」
って、伝わること。
それを感じたとき、
人は初めてホッと力を抜ける。
ハートサインダンスは、
そんな空間を生み出すダンス。
やさしさって、
決して“ゆるさ”や“なあなあ”じゃなくて、
本当はものすごく強くて、芯があるものだと思うんです。
その強さがあるからこそ、
誰かをまるごと包むようなやさしさになれる。
私はこれからも、
そんな空気を届けられる講師を育てていきたいなと思っています。
ハートサインダンス®創始者 もりかずえ(もーりぃ)
次回のテーマは「やさしさの裏側にある“覚悟”」について語ってみようと思います。
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