1.日経平均は5日ぶりに反落
  2.不動産が堅調
  3.化学の一角が高い――戸田工業は連続ストップ高
  4.自動車、ハイテクが下落――円高を嫌気
  5.金融、保険などが売られる――米アナリストが慎重な見通し


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 【ヒューマン(2415・JQ/1株)、1Q経常8.2倍で3日連続S高】

  11日に決算を発表。10年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益
  が前年同期比8.2倍の6.4億円となり、4-9月期(上期)計画の1.5億円
  をすでに大幅に超過したことが買い材料。主に人材関連事業で再構築
  を進めたことや、教育事業が利益確保に取り組んだことで営業黒字に
  転換したほか、不採算事業所の撤退・事務所の統合などが奏功した。
  なお、第2四半期累計(4-9月)と通期の同利益は従来予想を据え置
  いた。引けは3000円ストップ高の2万7300円で、年初来高値を連日で
  更新。

 【ケネディクス(4321/1株)、「継続企業の前提注記」解消でS高】

  11日、09年12月期第2四半期(4-6月)決算短信において、「継続企
  業の前提(ゴーイング・コンサーン)に関する注記」の記載を解消した
  と発表したことが買い材料。6月に自社開発の大型オフィスビルを売
  却し、売却益を計上したほか、販売目的のたな卸資産として計上して
  いた保有不動産の一部を、長期保有目的の資産として位置づけ有形固
  定資産に振り替えるなど、安定的な収益構造の構築を推進。この結果、
  第2四半期に66.5億円の最終利益を計上し、上半期に476億円の営業
  キャッシュ・フローの黒字化を実現した。また、借入期間が1年を超
  える158億円のシンジケートローン契約などにより、資金調達について
  重要な不確実性は認められないと判断した。このほか、日興シティグ
  ループ証券が、12日付で同社株の投資判断を「2H(中立・高リスク)
  →1H(買い・高リスク)」に、目標株価を4万2000円→6万円にそれ
  ぞれ引き上げたことも買いに拍車を掛けた。引けは4000円ストップ高
  の4万5450円。

 【IIJ(3774/1株)、JPモルガンが「強気」継続で急反騰】

  JPモルガン証券が11日付で同社株の投資判断「オーバーウエイト(強
  気)」、目標株価22万3000円をそれぞれ継続したことが買い材料。10年
  3月期第1四半期(4-6月)の連結営業利益(米国会計基準)は前年同
  期比14.7%減の3.5億円となったが、同証券予想の1.6億円を大幅に上
  回った。同証券予想を上振れて着地したのは、子会社のトラストネッ
  トワークス(非上場)のパチンコパーラー向けATM事業の赤字幅が想
  定を下回ったため。パチンコホールにおけるATM設置台数は第1四
  半期末26台と緩やかな拡大にとどまったが、会社側では第3四半期以
  降、関東でも導入拡大のメドが立ったとしている。同証券では、第4
  四半期にATM設置が月300台弱ペースで進めば、会社側が計画する09
  年度末1000台設置の実現可能性は残されていると指摘している。引け
  は2万1400円高の21万4700円。

 【みらかHD(4544)、4-9月期上方修正で続伸】

  11日、10年3月期第1四半期(4-6月)決算を発表。連結経常利益は
  前年同期比54.3%増の52.8億円に拡大し、併せて4-9月期(上期)の
  同利益を従来予想の74.5億円→84億円(前年同期は75.4億円)に上方修
  正し、一転して増益見通しを示したことが買い材料視された。臨床検
  査薬のCL-EIA系製品や好採算の新型インフルエンザ診断薬が好
  調だったほか、出張費や人件費などの削減が寄与した。また、医療機
  関内臨床検査施設向けの受託臨床検査の売上が伸びたことも収益を押
  し上げた。株価は一時2565円まで上昇し、年初来高値を更新。引けは
  65円高の2490円。

 【メルコ(6676/100株)、業績上方修正で続急騰】

  11日、10年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予
  想の5億円→11億円(前年同期は23.4億円)に上方修正し、併せて通期
  の同利益を従来予想の24億円→40億円(前期は22.5億円)に増額修正し
  たことが好感された。海外での売上は計画を下回るものの、国内売上
  はほぼ期初計画で推移し、付加価値製品の投入、適切な在庫コントロー
  ルによる評価損の減少、コストダウンによる経費節減が奏功した。
  株価は一時1495円まで上昇し、年初来高値を更新。引けは144円高の
  1453円。

 【朝日インテク(7747・JQ/100株)、今期も経常5割増見通しでS高】

  11日に決算を発表。09年6月期の連結経常利益は前々期比53.4%増の
  14.3億円に伸び、10年6月期も前期比50.1%増の21.5億円に拡大する
  見通しとなったことが買い材料。米国のアボット社との関係修復に伴
  い、カテーテルを血管に直接挿入する治療法「経皮的冠動脈形成術」
  (PTCA)で用いられるガイドワイヤーが順調に拡大。OA関連機器
  製品など産業機器は落ち込むが、海外を中心とした主力の医療機器の
  高成長によりカバーする。同時に今期の期末一括配当を前期比14.5円
  増の22.5円に大幅増配する方針を示したことも買いに拍車を掛けた。
  また、野村証券が12日付で同社株の投資判断「1」を継続し、目標株
  価を1000円→1700円に引き上げたことも支援材料。引けは200円ストッ
  プ高の1225円で、6月9日に付けた年初来高値をほぼ2ヵ月ぶりに更
  新。



 【ITHD(3626/100株)、大幅下方修正を嫌気しS安】

  11日、10年3月期第1四半期(4-6月)決算を発表。連結経常損益は
  9.8億円の黒字(前年同期は1.1億円の赤字)に浮上したが、4-9月期
  (上期)の同利益を従来予想の93億円→48億円(前年同期は94.7億円)に
  下方修正したことが嫌気された。景気の先行き不透明感からIT投資
  需要が低調で、受注済み案件の規模縮小や延期の発生が響くほか、開
  発期間の長期化に伴う要員コストの増加、ソフトウェア開発料金への
  値下げ圧力の高まりなどが収益を圧迫する。上期業績の悪化に伴い、
  通期の同利益を従来予想の240億円→195億円(前期は236億円)に下方修
  正したことも、狼狽売りを誘った。引けは300円ストップ安の1527円。

 【松田産業(7456/100株)、1Q経常大幅減益を嫌気し急反落】

  11日、10年3月期第1四半期(4-6月)決算を発表。連結経常利益が
  前年同期比92.2%減の3.1億円と大幅に落ち込んだことが嫌気された。
  半導体・電子部品メーカー向けに貴金属化成品や金ボンディングワイ
  ヤの需要は回復したが、貴金属製品の販売数量が落ち込んだほか、貴
  金属相場の低迷が響いた。また、食品関連でも水産品や畜産品、農産
  品の販売が不振だった。4-9月期(上期)と通期の業績見通しは従来
  予想を据え置いたが、第1四半期の上期予想に対する進捗率が20.9%
  と低調で、業績の下振れ懸念が台頭していることも売りに拍車を掛け
  た。引けは100円安の1480円。

 【光通信(9435/100株)、1Q減益・上期下方修正で急反落】

  12日昼に決算を発表。10年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利
  益は前年同期比75.7%減の9億円に大きく落ち込み、併せて4-9月
  期(上期)の同利益を従来予想の65億円→35億円(前年同期は84.2億円)
  に下方修正したことが売り材料。販売網などを積極的に拡充し攻勢を
  かけたことで売上高は概ね想定通りの推移となったが、積極的な採用
  活動と新人の配属を行った保険事業で販売コストが膨らんだ。OA機
  器や通信回線の販売などを手掛ける法人事業、携帯電話端末の販売を
  行うショップ事業ともに厳しい状況が続き、保険事業の落ち込みを補
  えない。上期業績の悪化に伴い、通期の同利益を従来予想の210億円→
  160億円(前期は209億円)に下方修正した。引けは195円安の2085円。


 ■上下落率・出来高・売買代金ランキング(東証1部)
……………………………………………………………………………………………

  値上がり率上位15位         値下がり率上位15位
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄         ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 1) 8897 タカラレーベ  +21.24  1) 3626 ITHD    -16.42
 2) 8423 フィデック   +19.08  2) 6793 山水電     -14.28
 3) 8910 サンシティ   +17.81  3) 6453 シルバ精    -11.11
 4) 4100 戸田工     +17.54  4) 9435 光通信     -8.55
 5) 4651 サニックス   +12.94  5) 8024 シルバオクス  -7.93
 6) 3774 IIJ     +11.07  6) 7456 松田産業    -6.32
 7) 6676 メルコ     +11.00  7) 4095 パーカライ   -6.21
 8) 2286 林兼      +11.00  8) 4745 東京個別    -5.82
 9) 5269 日コン     +10.91  9) 1822 大豊建     -5.71
 10) 4321 ケネディクス  +9.65  10) 8347 荘内銀行    -5.64
 11) 8924 リサ      +9.57  11) 8253 クレセゾン   -5.64
 12) 2730 エディオン   +9.42  12) 6900 東京電波    -5.28
 13) 8880 飯田産業    +9.33  13) 6768 タムラ     -5.26
 14) 8838 有楽地     +7.74  14) 1780 ヤマウラ    -5.26
 15) 8841 テーオーシー  +7.41  15) 6273 SMC     -5.25

  出来高上位15位           売買代金上位15位
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 1) 8411 みずほFG   135795  1) 6674 GSユアサ   44847
 2) 6502 東芝      66849  2) 8411 みずほFG   31772
 3) 6674 GSユアサ   49285  3) 7203 トヨタ     31089
 4) 8306 三菱UFJ   47108  4) 6502 東芝      30764
 5) 6764 三洋電     32085  5) 8306 三菱UFJ   28306
 6) 5202 板硝子     27909  6) 8316 三井住友FG  20864
 7) 6701 NEC     27519  7) 7267 ホンダ     18194
 8) 6508 明電舎     23970  8) 8604 野村      17347
 9) 5405 住金      22629  9) 8031 三井物     16872
 10) 5401 新日鉄     21256  10) 4503 アステラス   16783
 11) 8604 野村      21163  11) 8058 三菱商     14996
 12) 7202 いすゞ     20967  12) 9984 ソフトバンク  14284
 13) 5711 三菱マ     16822  13) 6508 明電舎     14090
 14) 5407 日新鋼     16799  14) 6758 ソニー     12496
 15) 9305 ヤマタネ    16716  15) 5333 ガイシ     11245

<NQN>◇今日の株価材料(新聞など・12日)サッポロHD、明治HD・ポッカと提携
▽11日のダウ工業株30種平均は続落 金融株中心に利益確定売り
▽サッポロHD、明治HD・ポッカと提携 3社で商品相互供給(日経、NHK)
▽住友商や豊田通商など、エコカー用の希少金属確保 脱中国依存狙う(日経)
▽米CITグループ、決算発表を延期(日経)
▽東京海上の4~6月期、連結純利益22%増 米損保買収などで
▽損保ジャパンの4~6月期、連結最終赤字38億円 資産運用が不振
▽日本興亜の4~6月期、連結純利益13%増
▽日本興亜、代理店が保険料2億円着服か(各紙)
▽KNT、年金の給付減額 希望退職200人募集(日経)
▽トクヤマ、多結晶シリコンの新工場への投資を3割上積み(日経)
▽カプコン、ゲームソフトの開発・販売で任天堂と関係強化(日経)
▽富士通、欧州事業を3地域に分割(日経)
▽三井造、太陽熱発電機器事業に参入(日刊工)
▽神戸鋼と神鋼商、余剰蒸気使った小型発電機を海外販売(日経)
▽凸版の4~6月期、連結最終損益は10億円の黒字 液晶用フィルターの需要底入れで1~3月期の赤字から回復(日経)
▽住友ゴの2009年12月期、連結最終損益は40億円の黒字に 従来予想は40億円の赤字(日経)
▽横河電の4~6月期、連結最終赤字は67億円 計測機器落ち込む(日経)
▽太平洋セメの4~6月期、連結最終赤字は87億円 販売数量低迷(日経)
▽スクリン、4~6月期の連結最終赤字は25億円 前年同期は30億円の赤字(日経)
▽トレンドの4~6月期、連結営業利益は前年同期比15%減の72億円 1~3月期比では3%増(日経)
▽ITHDの10年3月期、連結純利益は一転減益に(日経)
▽六甲バタの09年12月期、連結純利益は増益に(日経)
▽鉄鋼原料が高騰、鉄鉱石は昨秋来の1トン=100ドルを突破(日経)
〔NQN〕


  1.日経平均は3日連続で年初来高値更新
  2.ハイテク、自動車関連が高い――機械受注や円安を好感
  3.金融、不動産も買われる――米景気回復期待で
  4.三菱レの買収報道で、繊維製品が連れ高
  5.電気・ガスが売られる

---------------------

【エスバイエル(1919)、「太陽光発電装置をほぼ半値で販売」で急伸】

  一部報道が9日付で「同社は1キロワット当たり64万円の太陽光発電
  装置をほぼ半値で販売する」と報じたことが好感された。新築住宅の
  購入者を対象に、1キロワット当たり64万円の装置を30万円に値引き
  して販売。標準的な3キロワットタイプは90万円値引きした102万円と
  する。従来から値引きを行っていたが、消費者の関心が高い太陽光発
  電の値引き幅を2.5倍に拡大することで低迷している新築住宅販売のテ
  コ入れを図る考え。なお、政府や地方自治体が補助金を出して太陽光
  発電の普及を促進しており、実際の購入費用はさらに低くなる。短期
  資金の流入による買いも見られ、株価は急上昇。引けは5円高の62円。

 【ゲオ(2681/1株)、4-9月期上方修正でS高】

  7日、10年3月期第1四半期(4-6月)決算を発表。連結最終損益は
  11.9億円の黒字(前年同期は4.8億円の赤字)に浮上し、併せて4-9月
  期(上期)の同損益を従来予想の5.5億円の黒字→12億円の黒字(前年同
  期は7.2億円の赤字)と大幅に上方修正したことが好感された。主力の
  レンタルDVDやTVゲーム販売は大型タイトルの不在で売上高は減
  少したが、旧作DVDの在庫の償却がほぼ終わったことや中古ゲーム
  ソフトの販売が上向いてきたことが寄与し、採算が改善。不動産事業
  では再販マンションや宅地販売が堅調で、当初計画を上回った。引け
  は1万円ストップ高の8万5300円で、年初来高値を更新。

 【三菱レ(3404)、「三菱ケミHDが買収」で続急騰】

  一部報道が10日付で「総合化学首位の三菱ケミHD(4188)は合繊大手
  の同社を買収する方針を固めた」と報じたことが買い材料視された。
  両社は早ければ今年秋にも正式に合意し、三菱ケミHDは株式公開買
  い付け(TOB)で同社を完全子会社化することを検討。三菱ケミHD
  は採算が悪化している汎用の石油化学事業から脱却し、同社の得意と
  する成長分野のアクリル樹脂原料や炭素繊維を取り込み、グローバル
  競争での勝ち残りを目指すという。同社も三菱ケミHDの傘下に入る
  ことで成長分野を拡充させる。TOB価格は一部プレミアムが生じる
  とみられ、買収規模は1500億~2000億円となるもよう。なお、同社株
  は上場廃止となる見通し。株価は本日の高値となる348円で寄り付き、
  年初来高値を更新。引けは54円高の327円。

 【AMI(3773・東M/1株)、ニチイ学館と資本・業務提携でS高】

  7日、ニチイ学館(9792)と資本・業務提携すると発表したことが買い
  材料。ニチイ学館が同社の既存株主から発行済み株式総数の5.95%に
  当たる8650株を取得し、同社の第3位株主になる。音声マイクなどを
  通じて入力した音声を文書化する同社の音声認識技術「アミボイス」
  を活用し、新しい教育講座や医療・介護向けに電子カルテや介護記録
  などの音声入力システムの開発を検討する。医療機関に強いニチイ学
  館の営業力の活用など相乗効果を目指す。引けは4000円ストップ高の
  5万3300円。

 【住友ゴ(5110/100株)、赤字縮小見通しで急反発】

  7日、09年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常損益を従来予
  想の170億円の赤字→76億円の赤字(前年同期は111億円の黒字)に上方
  修正し、赤字幅が大幅に縮小する見通しとなったことが買い材料。工
  場稼働率の大幅な低下に伴う損失を最小限に留めるための施策や経費
  の徹底的な削減を実施したことが寄与した。なお、通期の同利益につ
  いては従来予想の50億円(前期は147億円)を据え置いた。株価は一時
  909円まで上昇し、年初来高値を更新。引けは72円高の893円。

 【東洋エンジ(6330)、1Q経常の上期計画超過で急反騰】

  7日に決算を発表。10年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益
  は前年同期比11.0%減の30.9億円となったが、4-9月期(上期)計画
  の20億円をすでに上回り進捗率が155%に達したことが買い材料。総合
  エンジニアリング、不動産賃貸・管理ともに振るわなかったが、ドル
  高・現地通貨高などの影響により為替差益を計上したことなどが寄与
  した。なお、7-9月期に営業経費と試験研究費の大幅な増加や現地
  通貨高の解消が見込まれることを理由に、通期の同利益は従来予想の
  80億円(前期は161億円)を据え置いたが、市場では下期以降のエンジニ
  アリング事業の受注回復や業績上振れを期待する買いが優勢となった。
  また同日、ロシアのガスプロムグループの子会社から大粒尿素生産設
  備を初受注したと発表したことも支援材料。引けは36円高の334円。

 【荏原(6361)、上期営業益を上方修正で続急伸】

  10日13時に決算を発表。10年3月期第1四半期(4-6月)の連結営業
  損益は6.3億円の赤字(前年同期は61.7億円の赤字)に縮小し、併せて4-
  9月期(上期)の同損益を従来予想の50億円の赤字→損益トントン(前年
  同期は35.7億円の赤字)に上方修正したことが買い材料。精密・電子事
  業は赤字に転落したものの、全社規模で固定費削減を推し進めたこと
  が奏功し、エンジニアリング事業の赤字が縮小したほか、風水力事業
  が採算改善により85.9%増と大幅な増益となった。なお、通期の同利
  益については従来予想の100億円(前期は6.3億円)を据え置いたが、市
  場の一部では上振れ期待も台頭した。引けは29円高の341円。

 【近畿車(7122)、上期が一転増益見通しで急反発】

  7日、10年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予
  想の28億円→35億円(前年同期は33.4億円)に上方修正し、一転して増
  益見通しとなったことが好感された。不動産賃貸事業は伸び悩んだが、
  鉄道車両関連事業でJR西日本(9021)向け特急型電車やドバイ・ダラ
  スなど海外輸出案件が寄与したほか、原価低減による収支改善が利益
  を押し上げた。上期業績の好調に伴い、通期の同利益も従来予想の50
  億円→65億円(前期は83.5億円)に上方修正した。また、同時に発表し
  た4-6月の同利益は前年同期比2.1倍の20.9億円に急拡大した。株価
  は一時801円まで上昇し、年初来高値を更新。引けは71円高の800円。

 【藤森工業(7917/100株)、上期経常を大幅上方修正で急伸】

  7日に決算を発表。10年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益
  は前年同期比65.1%増の8.3億円に拡大。併せて4-9月期(上期)の同
  利益を従来予想の1億円→10.3億円(前年同期は6.5億円)に上方修正し、
  一転して増益見通しとなったことが買い材料。中国政府の消費刺激策
  や国内でのエコポイント導入などが奏功し、機能材料で主力の液晶ディ
  スプレイ用マスキングフィルムの需要がTV用を中心に増加に転じた。
  在庫調整の一巡を受けて、情報記録用材の受注が回復傾向にあること
  も利益を押し上げた。上期業績の好調に伴い、通期の連結経常損益を
  従来予想の10.6億円の黒字→19.9億円の黒字(前期は10.4億円の赤字)
  に上方修正した。株価は一時1385円まで上昇し、年初来高値を更新。
  引けは162円高の1365円。


 ■上下落率・出来高・売買代金ランキング(東証1部)
……………………………………………………………………………………………

  値上がり率上位15位         値下がり率上位15位
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄         ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 1) 3404 三菱レ     +19.78  1) 8418 山口FG    -10.81
 2) 3432 三協立山    +16.66  2) 4997 日農薬     -6.28
 3) 2286 林兼      +14.89  3) 9882 イエロハット  -5.01
 4) 9305 ヤマタネ    +13.77  4) 8895 アネストワン  -4.68
 5) 7769 リズム     +13.76  5) 6218 エンシュウ   -4.38
 6) 7917 藤森工業    +13.46  6) 8111 ゴルドウイン  -4.29
 7) 8881 日神不動    +13.33  7) 8904 サンナゴヤ   -4.15
 8) 2681 ゲオ      +13.28  8) 1721 コムシスHD  -3.96
 9) 7898 ウッドワン   +12.15  9) 6850 チノー     -3.90
 10) 6330 東洋エンジ   +12.08  10) 4028 石原産     -3.88
 11) 4321 ケネディクス  +10.95  11) 2003 日東富士    -3.68
 12) 7709 クボテック   +10.85  12) 1883 前田道     -3.48
 13) 8042 マタイ     +10.28  13) 7714 モリテックス  -3.42
 14) 5975 東プレ     +9.93  14) 2453 JBR     -3.38
 15) 8880 飯田産業    +9.78  15) 4694 BML     -3.20

  出来高上位15位           売買代金上位15位
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 1) 8411 みずほFG   205540  1) 8411 みずほFG   47887
 2) 8306 三菱UFJ   73652  2) 8306 三菱UFJ   45021
 3) 6502 東芝      62863  3) 8316 三井住友FG  42692
 4) 6764 三洋電     59499  4) 7203 トヨタ     38154
 5) 3404 三菱レ     50751  5) 6758 ソニー     30014
 6) 5405 住金      34980  6) 6502 東芝      29091
 7) 6674 GSユアサ   32972  7) 6674 GSユアサ   28398
 8) 9305 ヤマタネ    31575  8) 7267 ホンダ     24437
 9) 5401 新日鉄     24182  9) 8058 三菱商     21019
 10) 8604 野村      23948  10) 9984 ソフトバンク  20703
 11) 9202 ANA     23498  11) 8604 野村      19356
 12) 7202 いすゞ     21307  12) 3404 三菱レ     17101
 13) 8601 大和      20017  13) 7751 キヤノン    16850
 14) 7261 マツダ     19868  14) 5108 ブリヂストン  15070
 15) 7201 日産自     19834  15) 6301 コマツ     14359