先日、息子の卒業式がありました
中学の3年間はとっても早かったです
ついこの間入学したような気がしていたのに
もう卒業…
息子にとっても、私にとっても、怒涛のような3年間でした
息子はとにかく一つでも上を目指して、部活に勉強に励みました
私は息子のその思いを達成するためのサポートをしてきました
特に3年生の1年間は親の私も驚くほど勉強に打ち込んでいました
学校でも、塾でも
誰もが彼の努力を認めていました
志望校に合格したい
その目標を達成するため
好きなサッカーも
ゲームも
読書も
みんな我慢して、全力で勉強してきました
自分よりも高い学力のある人達がいる中で
さらなる高みを目指せる環境で高校生活を送りたい
そんな思いで選んだ志望校
先月末の入試の前日
彼の緊張はMAXとなり
一睡もできませんでした
あれだけ努力した
あれだけ勉強をした
だから大丈夫
いくら私がそう言っても
結局全然眠ることができませんてした
受験のために毎日の睡眠も、インフルエンザも
気をつけて気をつけてやってきたのに
彼の一番弱いとこれらが
そうならないで欲しいなぁと思っていたことが
一番大事な時に出てしまった…
結果・・・
サクラチル
予想外の結末に
誰もが呆然となり
言葉が出なかった
自分の番号か無いことに
息子が呟いた「マジか…俺のやってきた事全部無駄じゃん・・・」
その言葉が
今でも忘れられません
もちろん無駄な訳は全くなく
「そんな訳ないでしょ!努力した事も得た知識も、全部あなたの中にあるんだよ!この先のあなたの力になるんだよ」
そんな風に言ってはみたものの
ガックリと肩を落とした彼の耳には、私の言葉は届いてはいないように感じました
そこから気力を振り絞り、私立高校の手続きへ
泣きたいのに泣いている暇もなく、制服の採寸や必要な物の注文
やっと終わったのがお昼をだいぶ過ぎた時間で
ちょうど学校を出たところで中学の担任の先生から電話がかかってきて
先生が電話越しに息子に何を言ってくれたのかはわかりませんが、話しているうちに私に背を向けて…泣いていました
悔しい
息子の背中から伝わってきました
私は
かける言葉がみつからず
「よく頑張ったね」
それしか言えませんでした
その日に息子はアントラーズの地へ
私の両親の家で週末を過ごす
翌日のアントラーズの試合を観る
日曜日には帰るから
そう言って出かけて行きました
卒業式までまだ1週間登校しなくてはいけないから
日曜日には帰ってこないといけないのに
結局息子は帰ってきませんでした
「学校には行きたくない、友達にも会いたくない、卒業式も出ない」
そう言って電話は切られてしまいました
私の両親も、今は少し時間が必要なんだろうから預からせて
そう言われて
でも、私はせめて卒業式ぐらいは出て欲しいと思っていました
息子にもそう伝えました
その後、何度か息子と話しましたが息子の気持ちは頑なで、顔を見て話したいと思い私が実家まで行くことになりました
とりあえず家に連れて帰りたいし…
息子の気持ちもよくわかってます
学校行きたくないなら行かなくてもいい
友達に会いたくないなら会わなければいい
そう思う反面
このまま卒業式にも出ないで、それで終わってしまって本当に後悔しないの?
仲良くしている友達と、この先会わないなんてそれで良いの?
今のこの状況から逃げていたら、この先何かある度に逃げてしまうようになってしまうんじゃないか…
いや、それより何より、不合格だからって恥じることではない!
結果は確かにダメだったけど、それまでの頑張りを否定したりバカにしたり、そんな事をする人はきっといないよ
そんな風に思ってはいるけれど、気持ちの整理がつかない息子の心には私の言葉は響く事はなく
親として、息子に何をしてあげれば良いのか
とてもとても悩みました
それなのに
明日実家に行くっていう日の深夜に突然息子からカエルのスタンプがLINEで送信されてきて
即電話

「
?」
「だから…帰る」
「えっ?」
「明日帰る」
「は?」
「友達とちょって賭けをしたんだけど、負けたから帰る」
「賭け?ナニ?意味がわからないんてすけど…とりあえず帰ってくるってこと?」
「そう」
って、なんだかよくわからないけど、友達が息子に戻ってくる口実を作ってくれたようです
「負けたら帰って来いよ!」
息子の性格をわかって、励ましたりするよりも別のやり方で、自然にいつもと同じいつもの会話で帰って来やすいように
感謝です(>_<)
涙が出ました
それまでとは違った涙が(T ^ T)
こんな友達がいるから
周りに何か言われても大丈夫
そう思えたのかな
翌日、一人で帰ってきた息子は、その翌日に学校へ行きました
元通り…とはいきませんが
少しずつ少しずつ
いつもの息子に戻れたらそれでいいから
学校へ行き
友達と遊びに行き
そして卒業式
どんな気持ちだったのかな
やっぱり辛くないわけはないよね
ほとんどの人が合格してるしね
でも、卒業式、出られたよ
卒業証書を受け取るあなたの背中を見て
頑張ったあなたをとても誇らしく思ったよ
式の間、これまでの三年間を思い出し、涙が溢れて
校長先生の祝辞が感動的で、更に涙が出て
三年生全員で考えて作り上げた新しい卒業式がステキ過ぎてまた泣いた
最後は卒業生全員がステージへ上がり、お礼の歌で締めくくり、深く一礼
型にとらわれない
想いのこもった卒業式
息子も、私も、出席する事ができて本当に良かった
と、これが合格発表から卒業までの一週間です
なかなか壮絶過ですよね
私も少し落ち着いたので書いてみました
そして、昨日は早速高校の説明会
その後、クラス分けのテストもありました
第一志望はダメでしたが、滑り止めの高校もなかなかの凄い学校で
文武両道の男子校
私立では珍しい高校のみの学校
なので、スタートラインは全員同じ
約一年半で三年分の教科書を終わらせて、後は大学受験に向けての授業となる
私、聞いてるだけで怖気付いてしまいましたが、どうやら息子はそこで吹っ切れたのか、前を向けたのか
その後からよく話すようななりまして
それまでは声にも張りがなく、漂う雰囲気が暗めだったのが、声にも張りが戻り明るい空気感を感じられるようになりました
やっと私も少し安心できました
4月から新しい学校で、気持ちを新たにまた一から頑張る息子を、精一杯応援しようと思います
しかし・・・
受験ってこんなにも厳しいものなんだと今更ですが改めて実感
受験戦争
まさしくその通りだと思いました
受験がこんなにも辛いとは
息子も私も
いつの日かコレが良い経験だったねと
笑って話せる日がくるといいなぁ
この辛く悲しい経験が
息子のこれからの力になることを信じて
さあ
また頑張ろう
