今年で８４歳になりました。
母の母。私のお婆ちゃんは、 今年の秋に１０６歳で亡くなりました。
女系の長生き家系です。
母は気丈で、何事にも事前の準備や下調べなどは完璧。
法事をするにしても、お供養、お寺の予約、檀家さんへの連絡
食事をする店の調査や予約など、私でも無理だと思うことを一人でする。
でも 今年は少し変わってきた。
台所に行く敷居の３センチに躓く。
手首が痛いのと体力がなくなってきてる。
そして、自分のお葬式の準備と。
遺影や死んだときに着るユカタを買い、準備を進めだした。
どんなコースで式をして欲しいと言う。
着ない着物や衣類は私のもとに。
使わない食器も我が家へ。
介護用のベッドを借りるとことになったので
３面鏡やタンスがおけなくなるので、それも我が家へ。
何もしていないと落ち着かないから、考えることはそればっかり。
娘に手伝ってもらう事をしない人で、言ってくれたらいいのに
「あんたは、予約があって痛い人を抱えているから、行きなさい」と口癖
自分も痛いのに、言わない。
母は２０歳代の娘よりも、骨格は柔らかい！それは私もビックリする。
だから 背中も曲がらず、姿勢もキレイ。
自分でも気をつけていると言ってます。
でも O脚。それが ヒザの痛みに繋がっている。
そこから、太ももの外側。
足首の捩れにもなる。
こうして 老人性湾曲症になってくのを見てます。
毎日、見てあげられたらいいんだけれど、
私は大丈夫やから お客さんにしてあげて。。
受けようとしないので、困る。
今のお客さんたちも、今は スタイルや太さで当店に来られているけれど
そのままでは、将来、故障してくる関節が増えてくるのを
予測できるけれど、痛みやコンプレックスが減るとフェードアウトしていく人も。
わたしは一番たいせつだと思うのは、どんな姿勢が良くて
なにに気をつけて過ごすと大丈夫なのかを 知って欲しい。
整体をずっと受け続けることは不可能です。
だから、自分の身体操縦マニュアルを知って欲しい。
将来 その身体で老後を迎えるのですから・・
私もいつかは同じ道を続きます。