【現在の環境のなかで最善をつくす】

仕事に生きがいを感じ、その生きがいの奥にある、今世、この世に命をうけたことの意味を、職業を通して発見していこうとすることが大切なのです。

不平不満を言う社員がいると、会社に悪い影響を与えます。その人の立場が下のほうであってもそうですが、その人の立場が上になればなるほど、害悪は大きくなります。そういう人が部長あたりの立場にいると、その害悪たるや、そうとうなものです。・

愛社精神が強く、「いま、自分はよい会社に勤めている。自分はよい仕事をしている」と常に思い、親や兄弟、友人、その他の知り合いに対しても、「自分が勤めている会社はよいところです」と常に言っている人は、結果的に出世します。・

したがって、「自分に与えられた環境のなかで最善を尽くし、天命を発揮しよう」と思うことが大事です。そう思っただけで、きのうまでとは違う自分となり、きょうから仕事ができるようになります。
そういう自覚を持つことが成功への道なのです。
(幸福の法P82)