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【会見レポート】小保方氏「STAP細胞はあります!」 この研究は「日本の宝」である

http://the-liberty.com/article.php?item_id=7660&fb_action...


会見レポート
会見の冒頭で、騒動について謝罪する小保方氏。
会見場を埋め尽くす報道陣。


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「STAP細胞はあります!」

 理化学研究所ユニットリーダーの小保方晴子氏は、質問を投げかけた記者をまっすぐに見つめ、はっきりとした口調でそう語った。


 STAP細胞に関する論文の中のミスについて、理研から「研究不正」「改ざん」と指摘された小保方氏は9日、大阪市北区の新阪急ホテルで記者会見に臨み、前日の8日に理研に受理された「不服申し立て」に関する説明を行った。会見が始まる数時間前から、ホテルの会見場やロビーなどは、新聞やテレビなどのメディア関係者であふれ、会場は異様な空気に包まれていた。

 会見前の事前説明で、代理人の弁護士は、小保方氏の体調が万全ではないこと、無理を押して会見に臨むことを明かし、報道陣にできる限りの配慮を求めた。

 午後1時、会見場のひな壇に小保方氏が姿を見せると、一斉にカメラのフラッシュがたかれ、テレビやネット番組の記者がレポートを始めた。こわばった表情の小保方氏は冒頭、論文の不備を発端にした騒動にについて、「多くの皆様に多大なご迷惑をおかけしてしまったことを心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。


 だが、研究の核心部分については、「この間違いによって、論文の研究の結論に影響がないことと、なにより実験は確実に行われており、データが存在することから、私は決して悪意をもって、この論文を仕上げた訳ではないということをご理解いただきたい」と訴えた。

 続いて、代理人の弁護士から、今回の事案は「研究不正」や「改ざん」にあたるようなものでなく、理研の調査委員会の調査は不十分であると説明が行われた。その後、質疑応答が始まった。


 だが報道陣からの質問は、「どの段階から、データを取り違えたのか?」「画像の取り違えに気づいたのはいつか?」「研究ノートは2冊で、ずさんな管理という指摘があるがどうか?」など、論文のミスの詳細部分や、過去の発言との整合性に終始。弱冠30歳の女性科学者1人に対し、300人近くの報道陣が詰め寄る光景は、さながら中世の魔女狩りや異端審問を彷彿とさせた。

 しかし、小保方氏は質問が投げかけられるたびに、自らの不明を詫びながら、記憶をたどりながら慎重に、かつ真摯に答えようと努めていた。質疑応答が始まって20分が過ぎた頃、手を挙げた弊誌記者に質問の機会が回ってきた。以下は、そのやり取り。


記者:「このSTAP細胞(の技術)が確立されれば、人類に対する貢献が非常に大きいものと考える。だが今騒がれているのは、実験の記録などの論文についての『マナーの問題』。いろいろと誹謗中傷はあるが、これはやり方や方法であって、本来は、STAP細胞というものが存在するか否かという『マターの問題』についての議論を深めるべきだと考える。これについてどう思うか。

 また、理研が、(STAP細胞の)再現性を確認する実験を行うが、今後、不服申し立てが受理され、(小保方さんが)理研の中で、改めてSTAP細胞の再現実験に参加したいという意思があるのか。他の研究者がやっても、当事者がいない中で、この重要な技術がこの世からなくなってしまうということは非常にもったいないと感じる。再現性の研究に小保方さんが入りたいという意思や希望があるのか、聞かせてほしい」

小保方氏:「私は、このSTAPの研究を前に進めたいという強い思いから、この論文を発表しました。それにもかかわらず、私の不勉強、未熟さのせいで、研究内容以外のところばかり注目が集まってしまい、研究がどんどん遅れてしまっていることに、本当に、本当に情けなく、これまで支えてくださった方々に申し訳なく、申し訳なく……思っております。

 再現実験に私が参加するかしないかに関しましては、私は理化学研究所の方から何の連絡も受けておりません。なので、どういう体制で再現実験が積まれるのかについても、私の方は詳しくは存じ上げていないのですけれども……すみません。私に、もし研究者としての今後があるのでしたら、やはりこのSTAP細胞が、誰かの役に立つ技術にまで発展させていくんだという思いを貫いて、研究を続けていきたいと考えております」

 小保方氏は、言葉を詰まらせ、白いハンカチで目頭をおさながら、自らの思いを切々と語った。その姿からは、彼女が、STAP細胞という世界中の人々を救う可能性を秘めた新しい技術を、自らの手で完成させたいという思いが伝わってきた。

 また、研究に対する思い、そして何よりも、STAP細胞という技術で人々の役に立ちたいと繰り返し語る小保方氏からは、新聞やテレビ、ネットでは感じにくい、「無私」なる思い、透明感が感じられた。悪意を持ってデータを改ざん・捏造し、自分の名誉心を満たそうとするような人物には、到底思えなかった。

 不服申し立てを受理した理研の調査委員会は、今後、再調査するか否かを判断し、改めて不正があったか否かを判断する。だが、「日本の宝」とも言える若い日本の女性科学者には、今後とも研究を続け、人類の科学史を塗りかえる大事業を成し遂げてほしい。


(本誌編集部 山下格史)