「何事もないこと」が人生の幸福ではありません。

自らの前に立ち現れてくる、
さまざまな事件は、
すべて、みなさんの魂を試し、
育てるために与えられた試練でもあるのです。

「何事もないことをもって、よしとする」
という姿勢が、

いわゆる「事なかれ主義」であり、
「前例主義」であり、「官僚主義」です。
これは、新しい価値を何も生み出さない生き方です。
「何事かを成し、何事かを遺そう」と思う人、
「新しい何かを、この世に付け加えよう」とする人には、
一定のリスクが伴います。
人の批判や失敗ぐらいは当たり前です。
「それをどう乗り越えていくか」
ということが大事なのです。


大川 隆法
『未来の法』
114~115ページ