進化か退化か | 龍のごとく

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ひなた耀一 オフィシャルブログ

街はハロウィン🎃

 

最近は朝晩がめっきり寒くなり

風邪ひきそうですが…((+_+))

 

昼間はけっこう暑かったりしますし。

 

*** *** ***

 

こんばんわ(^O^)/

ひなた翔一ですビックリマーク

 

最近、ちょっとオモシロい本を読みまして

1つはこの小説

荻原浩さん「二千七百の夏と冬」

 

 

 

もう1つはこちら

格闘技ファンであれば、知る人ぞ知る

平直行さんの書かれた本

「筋絡調整術」

 

 

 

小説の方の内容は

フィクションではありますが

時代背景は、縄文時代の人々と弥生時代の人々が

共存している時代のお話。

 

それに現代の舞台をリンクさせた

恋愛話しもありの人間ドラマ。

 

片やもう一方の本と言えば

身体の使い方を説いた本

それも、古来から伝わる武術を元にして

人間が本来もっている「動き」を取り戻そうとする内容。

 

ざっくり言えば、ホントにざっくりですが(笑)

人間本来の「動き」を整えることで

身体も精神も整えよう

大宇宙のリズムに沿って生きよう

そんな本です。

 

両方とも、とってもオモシロいので

ぜひ、読んでみてください!(^^)!

 

*** *** ***

 

片や、ボーイミーツガールのエンターテイメントを含んだ

歴史小説。

 

もう一方はといえば

技術指南書のような本。

 

全く、別物の本なのですが

一部、リンクしてる部分があります。

 

それは何かと言えば

実は、人間は、大昔から進化しているというよりも

むしろ、退化しているということ。

 

 

縄文時代の暮らしと言えば、主に狩猟の暮らし。

 

野に棲む野生の動物

鹿やウサギにイノシシ、鳥

場合によってはクマなんかも捕まえてとか。

 

貝塚でもわかるように

お魚捕ったり貝を捕ったり。

 

後は、ドングリとか栗とかの木の実。

 

粟とかも食べてたようですが

それも、自然に生ってるものを捕って食べてました。

 

イノシシ狩ったり

 

川でお魚捕ったり

 

燻製にしたりして

他の民族との交易もしてたとか。

 

 

要するに、基本的には、畑とか養殖だったりとか

人工的に増やすことをしてませんでした。

 

一般的に、お米が日本にやって来たのは

弥生時代、渡来人と呼ばれる人々が

持ち込んで来たと言われています。

 

田んぼや畑が出来たのもこの頃。

 

小説に出て来る弥生人は

食べるためのイノシシも飼っています。

 

いわゆる、家畜ってやつですね。

 

 

現代とは比べるべくもありませんが

土地を耕し、そのために道や用水路を整備し

また、穀物を保管する蔵があったりと

縄文時代に比べれば、弥生時代というのは

遥かに整備された場所で、衣食住を営んでいました。

 

小説では、縄文人の男子が弥生人の女子と出会い

その文化の違いにカルチャーショックを受けています。

 

そりゃそうだわねー

今まで、森に捕りに出かけてた物が

村落の中で賄えるのだもの…( 一一)

 

 

で…

 

ここで全く関連のない本がリンクするのですが

何がリンクするかと言えば、身体の使い方。

 

人間の筋肉というのは、実は螺旋に動くように出来ていて

捻るように動くのが、本来の身体の動きなのです。

 

では、何故、捻るように身体が出来ているのか?

 

それは、野生の動物を捕るためには、野を駆け山を歩き

平坦な場所を移動するなんてことが、ありえないからです。

 

デコボコした道(なんて縄文当時はないはず)を歩き

山を登り崖を登り、小説では、ロッククライミングみたいなことを

してみたり。

 

そんなことやってれば

自然に、捻りながら動くことになります。

 

階段を上る動作を1つとってもそうですよね。

 

真っ直ぐに膝を上げ、足首を曲げて体重をかけて

しかも常に一定のリズム。

 

自然界ではありえないことです。

 

自然界では、むしろ不規則が当たり前。

 

それらに対応するように

本来、人間の身体は出来ているのです

 

 

現代より、自然が多く、肉体労働が多かったとはいえ

田んぼや畑が出来て、道等が整備されて

縄文時代より、文化が進んだ弥生時代。

 

狩りが少なくなり、田んぼを耕し、稲を刈り取る単純作業。

 

そう考えると

このころから、実は人の退化が始まっていると言えます。

 

*** *** ***

 

肉体面だけではなく

精神面においても、退化していつのかもしれません。

 

小説の中でのフィクションになりますが

好きな時に、必要な分だけ狩りをしたりして過ごしている縄文人。

 

当然、不必要な蓄えなんてありません。

 

片や、土地を保有し、富を蓄え

やがては「王」ような存在が現れ、「国」を支配して行きます。

 

身分制度ができ、貧富の差も現れ

更なる富を得るため、他国と戦をする。

 

果たして、精神的に優れているのは

どちらの時代なのでしょうか?

 

*** *** ***

 

身体だけでなく

もう1つ退化してるところが、実はあります。

 

それは脳です。

 

数万年前から、人間の脳は

実は、どんどん小さくなっているそうです。

 

理由は定かではないですが

1つの理由として、危険察知する必要性が無くなって来たからだと

言われています。

 

特に日本とういう国に限っては

よほど、特殊な事情がない限り

食べることに困らない、住む場所も、程度は別にして困ることはない

飲み水も豊で、蛇口を捻れば水が出る。

 

生命危機に関するセンサーは

どんどん死滅していっていることでしょう。

 

難しい計算ができ、より複雑な仕事をこなしても

人が持つ本来の脳、能力は退化してるのかもしれません。

 

*** *** ***

 

巷では、アセンションだとか覚醒だとか

そんなキーワードが飛び交っておりますが

人間は本当に進化しているのだろうか?

 

エスカレーターにエレベーター

歩くことすら減って行く社会システム。

 

未だ無くなるどころか

戦争、差別、貧富の差はどんどん拡大して行く。

 

人の進化とは?

人類の未来は?

この地球の行く末は?

 

この二冊を読んで

改めて、色々と考えさせられました。

 

 

最後までお付き合いいただき

ありがとうございますヾ(≧▽≦)ノ

 

でわ また

ひなた翔一 拝

 

 

 

 

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