Hiroya's Blog

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ありのままの日常を
ありのままの表現で。

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僕には2年付き合った
同い年の彼女がいた。

2009年11月中旬
中学3年の秋から
別れたり付き合ったりを
繰り返しながら
2人で歩んできた「幸せの道」

2年という長い月日の中で
僕には彼女しかいないと思った。
それは彼女も同じで
僕しかいないと思っていたみたいだ。

2010年春に
僕と彼女は高校に入学した。
中学の時にクラス全員が仲良しで
彼女は新しい生活に
なかなか馴染めないでいた。

一方違う高校に入学した僕は
すぐに仲の良い親友が2人できて
毎日を楽しんでいた。

それからしばらく経って
彼女が病んだ。
2011年2月頃だった。

話を聞けば
「友達に裏切られた…」と。

精一杯頑張ったが
僕にはどうにもできなかった。

またしばらく経ち
気付けば4月、
彼女の高校はクラス替えだった。
なんとかなったようだ。

分かり合える親友ができて
久しぶりに楽しそうな顔が見れた。
僕は安心した。

きっとこのまま大丈夫だって。

そして
2011年10月1日、
僕は彼女に突然フられた。
理由は無し。
意味が分からなかった。

何度理由を聞いても
教えてくれない。

2011年10月8日、
ちょうど1週間経ったその日の夜、
彼女の中学の時の親友から
電話が来た。
僕「もしもし?」
「亡くなったって…。」
「は?」
「だから亡くなったの!
死んじゃったんだって…」

…話を聞けば彼女が亡くなったと。

嘘だろ。
きっとみんなで俺をハメてんだ。
騙されねぇぞ、そんな嘘なんかに。

そう思った。
というより言い聞かせた。

焦った僕は彼女の家に電話をかけた。


…本当だった。

急いで彼女の家に向かった。
夜の11時くらいだったが
関係なかった。

彼女の家に着いた僕を
彼女の両親が出迎えてくれた。

家に入ると
白い布団に寝ていた愛する彼女。

僕は泣き崩れた。
幸せだった日々に急に突きつけられた
信じられないリアル。
大好きだった笑顔、
大好きだった声、
何より大切だったお互いの居場所。

全てが一瞬で消えた瞬間だった。


彼女の頭を撫でた。
あんなに綺麗だった髪は
硬くなって冷たかった。

頬を撫でた。
凍ったかのようにまた冷たい。

全身から震えが止まらない。
涙が溢れて前が見えない。

お母さんに理由を聞いた、
原因は自殺。

僕は何もできなかった。
気付くこともできなかった。
辛いと思ってる事さえも…。

その日は夜中の1時くらいまで
彼女と一緒にいた。

「今日はもう遅いから…
おうちの人が心配するから…」
と家に帰された。
帰り際に彼女が僕に
渡そうとしていた手紙を受け取った。

帰り道、
街灯の下、手紙を読む。
いつももらっていた手紙と
変わらない内容だった。
遺書なんて大それたモノじゃなく
彼女が最後に残した僕への気持ち。

「愛してる」
と書いてあった。


あの日から毎日泣いていた。
ただお葬式の日だけは
泣かなかった。
笑って見送る為に…。


僕は学校に行けなくなり
毎日部屋で独り
死ぬ事だけを考えていた。

世界で1番大切な人を失い
何も無い闇の中へ叩き落とされた。

しばらく経ち
気持ちが落ち着いてきた頃に
夢を見た。

睡眠薬を飲んだのに
何故か夢を見た。


僕は彼女の家に向かう道を
1人で歩いていた。

電話がなる。
画面に彼女の名前が出ている。
急いで電話に出た。

僕「…もしもし?」
「もしもし、久しぶり。」
「お前どうやって電話かけたんだよ」
「…天国からでも大丈夫みたい」

「俺、毎日お前っち行ったんだよ!」
「うん、ちゃんと見てたよ。」

「あっ、そうだ!
お前指輪欲しがってたよな!
昨日お前っち届けたんだぜ!」
「あの指輪めっちゃ可愛いね!
でも、あんな高いのいいの?」
「値段なんか関係ねぇよ、
指輪に彫った文字見たか?」
「うん。」

2人で口を揃えて言った。


「Ageless Love」
(不変の愛)