今年も半分過ぎちゃったな―

年取ってくると、やっておきたいことと止めようかな思うことを今までより意識するようになる。

やってみたかったことの1つに山菜の木の山取りがある。しょうもないことだけど・・・

タラの芽の木とコシアブラの木の山取りだ。そう、山で取って鉢や庭に移植するってこと。

山菜類の木は大手園芸店でも見かけるし通販でも買えるが、自分の手でやってみたい。

若い時からやってみたかった。やがて家の庭でタラの芽やコシアブラの山菜採りができる^^

取ってくるのは民間の山に生えてる木ではないので、その辺りのことは大丈夫^^

 

山菜の木の山取りの適期は10月~11月か、3月~4月頃とされるが・・・

今年4月になってすぐ山取り決行。

 

タラの木は移植にもすこぶる強い種、その後暑くなってからも次々に山取る!

下の画像のものは元葉も残っており、移植時のダメージは極少だったと思われる。

6月末、根元からヒコバエ(根元部分から生える若木)も生え旺盛な樹勢を見せている。

頭頂芽を抑え脇枝を伸ばし増やし、一鉢で10個ほどの芽が採れるように仕立てたい^^

 

移植後に元葉がすべて落ちてしまった鉢

枯れ込んではいかなかったものの頭頂芽がはっきりせず、見た目 しばらく変化が無かった。

ダメかと思いながらしばらく放置しておいたら、最近になって芽が伸び始めてきた^^

処分しなくてよかった(^^)

復活の一鉢!

 

葉も落ち 枝も枯れ、完全にダメになった一鉢

処分しようと鉢から抜いたら・・・

 

なんと太根からヒコバエの芽が数個伸び始めていた。

期せずして「根伏せ」と同じ効果が生じていたのだ。

 

植え直しておいたら芽が出てきた(^^)

奇跡の生還の一鉢

 

今年の春先の新芽が萎れて枯れてしまった木。

青々とした新芽と新葉があったのだが・・・大物で期待していただけに惜しい一鉢

処分せずにもうちょっとだけ見守ってみようか・・・芽 出るかも^^

 

新芽・新葉が展開中の鉢がなんやかんやで現在17鉢

 

コシアブラ

葉が薄く繊細、日焼けしやすいため寒冷紗で覆いを施してある。

4月上旬に山取りしたもの

気候的に移植適期であったため生育が大変良い。

葉は移植後に冬越しの芽が伸展したもので一葉も損なわれていない。

やはり山取りは時期が大切だね。

スタイリッシュな観葉植物みたいだ。

 

山取り失敗例

山取り(6月)後2週間経過の鉢

幹が太かったが細根は極端に少なく、半ば諦めていた木だったが・・・

移植後1週間ほどで元葉は枯れてカサカサに、見た目にも新芽の準備は全くできていない。

細根の有無は山取りの成否を決めるポイントと知るべし!

手間が掛かってもよいのであれば以下の方法がおすすめ・・・

山取りする木の周り(直径30以上)をザクザクとスコップで根切りする(横に伸びる太根を切る)。

水を注いで一旦そのままにしておき、細根が発根した1ヶ月~2ヶ月後に移植を実行する。

 

移植後に元葉が落ちてしまったコシアブラ

山取りの際、細根が十分ではなかった場合など水吸い不足になりやすい。

元葉はクタっと萎れていきやがてカサカサに枯れていき葉柄ごと落ちてしまう。

細根がある程度あり、元葉が数週間付いていた場合はその間に発芽の準備がおこなわれ、

下の画像のように葉柄が落ちた痕にしっかりした芽ができ、あるいは胴から芽が吹き、新葉の展開へと続く。

枯死の危険が迫ると、活力が残っている限り、生き延びようとする生理活動のスイッチが入るのだ。

 

元葉が長期間付いたままの木

移植は一応成功している。

元葉が維持されていると木が危機感を感じず、新芽は発達しない。

新芽の基部らしいものが見えるだけ。

現在、コシアブラは13鉢

 

タラの木とコシアブラの木の山取り比較

暑さや日射しに強いのはタラの木で寒冷紗なども必要ないほど。

葉が枯れ落ちても忘れた頃に根っこから発芽するほど強い樹種といえる。「根伏せ」も有効。

コシアブラは葉も薄く日焼けして落葉しやすい。夏には日射しからの保護・隔離が必要。

共通しているのは横に走る太い根っこ。いかに細根を多く付けて掘り出すかという点。

見ためより広めに掘り出すのが成功のコツかな。

できるだけ移植適期を守るべし。成功率が全く違う。