動物園なのか、水道局なのかわからないが背の高い苔の生えた檻(おり)がある場所に迷い込んだ。廃墟みたいにさびれた雰囲気はあったのだけど、天気は昼の光もさし、暗い感じではなかった。
鉄格子の檻の目は荒く、何かの力でよじあけられて曲がったような箇所も所々にみられた。隙間があったので中に入っても出られる感じではあったためあまり怖くなかった。
鉄格子はサビついていて苔が所々に生えていたんだけど、血のけも感じなかったため、なんとなくそのまま中に入っていくことにした。
中に入った。どんどん進むとその先には1m程の大きなうさぎが6、7匹いた。全員似たようなバサバサフサフサした茶色い毛並みをしていた。
私と目があってしまったので、ウサギの家族もびっくりして、二本足で立ってこっちをみて一瞬だけ時がとまった。だけどその一瞬だけだった。
私は直感でこのうさぎ達は噛み付いたりしなさそうで攻撃的ではないうさぎっぽいと思った。
うさぎの家族の方も、はじめの一瞬びっくりしてただけで、その後は私の存在を意識することもなく、いつもどおりのうさぎ家族生活をはじめた。
本当はバサバサに見えるうさぎの毛並みを触って本当にそうなのかと確かめてみようかなと思ったけど、うさぎはもう日常に戻ってるから、これ以上びっくりさせたら悪いかもと思ってやめた。
どうしていいかもわからなかったためとりあえず私から交流をとることもなく頭をさげ横を通り過ぎてみた。いいアイデアも浮かばなかったためなんとなしに…。
その後私は特に出口を探していた訳ではないがとぼとぼ歩いていた。そしたらすぐに檻の外側にいる飼育員が見えた。飼育員は普通に「外にでるならこっちもから出れますよ」って聞いてもないのに案内してくれた。
だからなんとなく流れで出て見た。(完)
展開もない夢なんだけど、独特な雰囲気だったので暇つぶしに載せてみました。
