りさぽんの学パロです!(長編)
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由依side
次の日の朝、学校の校門を抜けると、自転車置き場に理佐の姿が見えた。
走って行こうとしたけど、反対側から女の子が理佐の方に走っていくのが見えて足を止めた。
田「理佐先輩~!」
理「わぁ!ほのおはよ」
あぁ、またほのちゃんって子か、
って私、なんで話したことも無いあの子を敵視してるんだ?
嫉妬、、かな、、?
何も見なかった、と自分に言い聞かせて逃げるように教室へ向かった。
それから数分して、理佐は教室に入ってきた。
理「由依おはよ」
なんて笑顔でいってくるもんだから、
また私の胸がキュンと音を立てる。
こうやって色んな子を惚れさせてるんだろうな。
ほんとずるい。
理佐は私の事なんて何とも思ってないのかな。
ただの友達なのかな。
苦しい。
机に顔を伏せた。
理「由依~?どうしたの?体調わるい?」
由「んーん、大丈夫」
すぐに声をかけてくれる理佐の優しさになぜか涙が出そうになった。
私以外に優しくしないで欲しい。
私だけを見ていて欲しい。
自分も知らない初めての感情に、自分が自分じゃないみたい。
理「なんかあったらいいなよ?」
ほら、またそうやって。
由「なんで、、」
理「ん?」
由「なんでそんなに優しくするの?」
こんなこと、言うつもりじゃなかった。
だけど気づいたら声に出してしまっていた。
理「え、、。」
困らせてごめんね。でも、
由「勘違いしちゃうから、、」
理「、、、。」
由「他の子にもそうやって、」
理「違う、由依だけだよ」
由「え?」
理「だから、、勘違い、、してていいよ。」
理佐は私の言葉を遮って言った。
どういうこと?理佐も好きってこと、、?そんなわけないよね、。
理「じゃあ、愛佳に呼ばれてるから行くね」
理佐は私と目を合わせることなく、早足で行ってしまった。
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読んでいただきありがとうございます!
あと2~3話くらいで終わらせたいなーと思っております!
多分番外編も書きます!