蒸篭を買う前に絶対に読んでほしい

蒸篭のお話完全保存版です。

 

 

この記事は

①蒸篭の選び方

②使い方

③お手入れ

④レシピ紹介

で構成されています。

 

①蒸篭の選び方

・材質について

蒸篭には材質がいろいろあります。竹、杉、檜などが代表です

それぞれの違いを説明していきます。

まず香りですが香りは杉と檜はありますが竹はないです。なので香りが付くのは嫌だという方は竹一択です。

耐久性は竹と杉は同じくらいで檜が抜群に耐久性がいいです。耐久性がいいということは蒸す時間にも影響してきます、大抵の食材の蒸し時間は5−15分程度なんですが30分以上毎回蒸すのであれば檜がおすすめです。蒸篭は使用した後に乾かす作業がありますが、杉と竹は乾きがいいです檜はそれに比べると乾きにくいです。価格帯は竹と杉は安価で檜が高価となっております。

 

 

 

 

・サイズについて

蒸篭のサイズは様々で10センチくらいから30センチを超えるものまで幅広くあります。

食材を蒸す量や、家族構成などから自分の生活スタイルに合ったものを選びます。

目安としては、2ー3人分の食事をであれば15センチ、3−4人であれば20センチ、4−5人であれば25センチくらいだと思います。家族構成に関わらず一人暮らしの方であっても一回にたくさんの量をまとめて蒸して作り置きをする場合であれば28−30センチのものもおすすめです。またよく使うお皿があればそのお皿が入る大きさで選んでもいいと思います。

使用するなべに合わせて購入するのもいいと思いますが蒸し板というお鍋とせいろの大きさを調整する板もあるのでお鍋とサイズが合っていなくても大丈夫です。

また蒸篭には深さも合って普通は4センチくらいだと思うんですが深めタイプだと6センチくらいになります。6センチと蓋の分を合わせるとかなり高さが出るので蒸しパンを作る方は高さがあるものを購入していただくのをおすすめします。

また蒸篭はかなり場所を撮ります、保管場所から逆算してサイズを選ぶのもありです。

 

 

 

②使い方

1)まずお湯を沸かしてください

※空焚きになると危険なのでお水はたっぷり鍋の7〜8割程度入れてください。

2)せいろを水で湿らせてください

※せいろの焦げ防止や歪み予防、また食材の香りや成分がせいろに染みにくくなる効果があります。

3)せいろに食材をセットしてください。

※食材に応じて水分の出やすいものや油が出るものはクッキングシートやお皿の上にセットするといいです。

4)沸騰しているお鍋にせいろをセットし強中火〜強火で蒸してください。

※せいろは蒸気で蒸すので基本的に強火で蒸しましょう。

 

③お手入れについて

  • 使用後は洗剤を使用せず水ですすぐか固く絞ったフキンで拭いてよく乾かしてください。
  • 汚れがひどい場合はたわしなどで擦って汚れを落としてから乾燥させてください。
  • 洗剤は気に染み込むことがあるので使用は避けてください。
  • 食洗機は歪みの原因になるので使用はやめましょう。
  • せいろの天敵、かびは汚れが付着していることと水分が原因です、とにかくよく乾かして密封せず風通しのいいところに置くことをおすすめします。S字フックなどでかけておくのもおすすめです。
  • どこかにしまわずに出しておき目に見えるようにしておくことで使用頻度が上がる効果もあります。

 

 

④せいろのレシピについて

 

【温野菜】

まずせいろを買ったら必ず作っていただきたいのが温野菜です。

これは茹でた時とおいしさが違って違いにびっくりされる方が多いです。このために蒸篭を買っても良いくらいです。

作り方は簡単、野菜を好きな大きさにカットして蒸篭に並べるだけです。この時の注意点ですが何種類かの食材を入れると食材に火が通るまでの時間が変わってくる場合があります、その際は火が通りにくい食材を小さめにカットするなどし出来上がりの時間を調整してください。もしくは蒸篭の中にクッキングシートやお皿を使って食材をセットし火が通ったものから蒸篭から取り出していただいても大丈夫です。

 

【焼売】

次に焼売です。これは本当に簡単なのでぜひ作っていただきたいです。餃子みたいにしっかり包まなくて良いので断然楽ちんです。しかも蒸篭で調理すると簡単料理なのに手がこんでいるように見えてパーティーメニューにもってこいです。

作り方は簡単、材料を全部混ぜ焼売の皮の上に乗せたら手を丸めてスプーンなどでギュギュと押さえながら形を整えるだけです。これを13−15ふん蒸して完成です。

 

材料

ひき肉200g

玉ねぎ1個

しょうゆ 小さじ2

砂糖   小さじ1

塩    ひとつまみ

胡麻油  大さじ1

 

 

 

 

 

 

【蒸しパン】

蒸しパンも蒸篭を買ったらぜひ作ってもらいたい一品です。

蒸しパンの失敗の原因はうまく膨らまないことだと思うんですが、膨らまない原因は

1ベーキングパウダーが古い

2蒸している途中で蓋を開けた

3水滴が落ちた

などがあります、3番の対処法としてステンレスの蒸し器だと布を一枚くるんで上でキュッと縛って蒸したりします。が、蒸篭の場合は材質が木なので調湿性があり上手に水分を外に出してくれるおかげで水滴が落ちにくいんです。だから布を包まずしてふっくらした蒸しパンを蒸すことができす。布をくるんだりそれを洗ったりってかなり一手間なので、それがないだけで本当に楽ちんですし何より失敗しにくいって最高です。

 

 材料

  • 米粉100g
  • ココアパウダー10g
  • インスタントコーヒー4g
  • アーモンドパウダー40g
  • 片栗粉10g
  • 豆乳150ml
  • 米油大さじ1
  • てんさい糖20g
  • ベーキングパウダー小さじ1.5
  • 塩ひとつまみ
 
せいろで蒸すと普段の料理が格上げになり丁寧な暮らしはとても心が穏やかで豊かです。
 
ぜひ興味がある方は試してみてください🎵
→Instagramで日々のレシピを紹介しています、せいろレシピも多数投稿していいるのでぜひチェックしてください。
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