こんばんは粒です。
今回は鉄道アドオンの作り方を教えてほしいとの声があったので221系の制作過程で私がどのように作っているのか紹介します。
1.資料集め
これが一番大事です。
とりあえず資料がないと構造や配置がよくわからないので集めましょう。特に必要なのは面縦とサイドビューです。ない場合はネットから探してきます(画像の利用規約によっては使えないので気をつけましょう)
※集めた例
2.準備
面縦とサイドビューの写真をTBTKの大きさに合わせます(拾い画)
3.顔の制作
顔を作っていきます。
まずはステップを厚さ0の地面と平行なポリと裾絞りに合わせたポリを組み合わせます。
組み合わせたものを90→60→30→10→5→0の順番で傾け、ポリを横長にしてバランスを見ながら調整していきます
出来たらテクスチャでいい感じに誤魔化します
次はメインの部分です。
まず正面の部分と側面の部分を大雑把に整形し裾絞りが10度、顔の傾きが15度なので間に12.5度を挟みます。
ちょっとはみ出すようにポリを大きめにしておきます。
その上も同じように側面が0度、顔の傾きが15度なので0→7.5→12.5→15のように傾けます
あとはテクスチャで余分な部分を削り、色やライトの部分を空けておきます。
ライトは顔の傾きに合わせる以外0度になるように別パーツで作っていきます
いい感じです
大体形になったらフリップという機能で反転して
おきます
次にスカートを作っていきます
スカートも前面と同じように間に挟むポリの角度をよく考え、バランスが良くなるように何度も作り直します
テクスチャで余分な部分を削ります
色や開口部を開けたら完成です
次はおでこを作っていきます
まず屋根を作り、顔の下半分を伸ばしてきた角度と合うように調整します。バランスを見ながら何度も作り直します(8回作り直ししました)
あとはテクスチャで削ります
4.側面の制作
次に側面を作っていきます
側面はメディバンでサイドビューと合うように窓や扉部分を削ります。窓枠のRとかはドット絵の円をネットで調べて参考にします
屋根とかザラザラな部分は点描やエアブラシを使って立体的にしていきます
ブロベンに取り込んで大きさを調整します
クーラーの位置を罫書きして1キューブから大まかに造形します
テクスチャで細部まで作ります
パンタは223から流用しているので少しだけ角度を調整しておきます
車体はほぼ完成したので休憩とモチベ回復のためにデレステをしておきます(関係ない)
5.内装
次は内装を作っていきます
内装のテクスチャは外装をコピーして色を変えます。座席は資料を見ながら目分量の大きさで傾けたり、テクスチャを使って立体感を出していきます
窓の部分は外装と内装の間の隙間を埋めるようにポリを置いていきます。戸袋部分は置きません
運転台は資料を見ながら何度も調整しつつ誤魔化せるところはテクスチャにしたり、
影をつけないと同化してしまうところはグラデーションで影を付けます
メディバンとブロベンを往復して現物合わせで作っていきます
計器類や方向幕はアライトモーションで作ります
6.アニメーションの作成
ドアアニメーションは収録した開閉音に合わせて遅くしたり、早くしたりします。
方向幕は小さくしたLED表示器を一定の所で止めます。
運転台周りの椅子やトレインナビ、時計を進行方向に合わせて変わるようにしておきます。
これで完成となります



































