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- 寺田 和正
- サマンサタバサ 世界ブランドをつくる
内容紹介
20代~30代の女性を中心に、海外ブランドと肩を並べるブランド力を誇るサマンサタバサ。本書は、創業社長自らが、人、もの、場所、宣伝の4つの視点から、世界に通用するブランドづくりの神髄を明かす。
女性の活躍できる環境をつくること。
設備だけでなく、理念や組織風土においても。
①セルフスターターになれ
②「どうしましょう」は禁句
③上司の時間は部下のもの
④会社は踏み台
強い会社には優秀な人財が集まり、優秀な人財が会社をさらに強くする。
強い会社の人財はルールにしばられるのではなく、ルールを上手に活用して成長する。
少し前のこと。
会社の近くのコンビニでおにぎりを買って食べていたところ、「噛み切れない何か」が口に。
出してみると、「凧糸」のようなもの。
おにぎり1個なので、このまま捨ててしまっても仕方ないかな、ということを思ったものの、
これを販売しているのは「大手コンビニ」。
もしこれがそのまま放置されて、最近はやりの「異物混入」とかそんな問題に発展しまってはいけないし、
本部に実情や客の不満足を理解してもらわないと、思い、本部に連絡。
経営コンサルタントは「お節介焼き」。
「クレーム」ではなく、あくまで「親切心」です。
するとしばらくして、本部から電話があり、「大変申し訳ございませんでした。直接お詫びと、もしその商品が残っていれば回収させていただきたいと思います」と丁寧に連絡をいただきました。
すぐに取りに伺う、とのことで現物をお渡し。
ご丁寧に「お詫びの品」をいただきました。
この本部の対応が素晴らしいのは、これだけではありませんでした。
ほんの数日して、製造工場の責任者のかたよりお電話をいただき、丁寧なお詫びとともに、
「なぜこのような混入を起こしてしまったのか」「今後同じことが起こらないように、具体的にこういう改善をします」ということまで説明をいただきました。
この対応は大変素晴らしいです。
こういうことは起こってはならないものの、どんなに注意していても不備は起こってしまうもの。
大切なことは、起こったことに対してどんな対応をするか。
どうしても言い訳をして自分たちの責任を逃れようとしてしまいがち。
ここに、客に信頼してもらいまた利用してもらえるか、逃がしてしまうか、分かれ道があると思うのです。
改めて、うちの会社は何ていい会社なんだろう、社員同士が仲の良い会社なんだろうと思いました。
今日は社内の「フットサル」大会。
本社メンバーのうち13名が参加。
もちろん社長も役員も。
2時間みんな必死にボールを追いかけ、久しぶりにいい汗を流しました。
個人としても会社としてもまだベンチャーだから大変なことはもちろんあるし、いい意味で現状に満足している社員はいない。
でも決して会社に「文句」を言う社員はいない。
「文句」と「改善提案」は違う。
トップから社員まで、本気でもっといい会社にしようとしている。
今日のフットサルをみんなでしている姿から、何かそんなことを感じました。この会社の社員でよかったな、って。
昨日は前職の同僚と食事に。
残念ながら、仕事や会社に対する「愚痴」ばかり。本人はそういうつもりは無いのかもしれないけど、聞いている方はやはりちょっとしんどい・・・
「楽しい話はないの?」と直接聞いてみたけど、「・・・ないよ」と。
NO!
そんな気持ちで仕事したくないです。
この今のメンバーで必ずもっと良い会社にして、3年後に掲げている大きな目標を達成させたい!と強く感じます。
この前は「笛吹けど踊らぬ組織」と言ったけど、こんないいところもある会社だし、前職の会社と比べたら格段にマシな会社だと思いました。
あるキャンペーンを本社メンバーで1ヶ月活動。
結果、未達成・・・
笛を吹いて盛り上げつつも、いまいち乗り切れていないメンバーにはお尻を叩いてきたのに。
やはり、2:6:2の法則。
大幅達成者が2割、達成からほぼ達成が6割、全くやる気すらみえない者が2割。
全社上げてのキャンペーン、まして社長も号令をかけ社長自身が活動し達成したのに、、
憤りを感じてならなかった。
とはいえ憤りを感じていても何にもならない。
やはり全く達成できなかったメンバーは、普段の仕事を見ていてもそんな感じ。
目標達成への執着心がなかったり、言い訳したり、冷めていたり。
まだうちの会社はベンチャー。
ベンチャーなら熱気ムンムン、熱いくらいのイメージ。
でも残念ながらどうもそんな勢いを感じない。
とはいえ、何とかしたいという賛同者はたくさんいる。
意識の高いメンバーで組織を引っ張っていって、中間層を引き上げ、低いメンバーはあがるが去るか、
それくらいの覚悟と勢い、そして合わせて組織として成果のあがる仕組みを作っていくこと。
そんなことを考えた一日でした。
MBOのファイナンス講座に参加しています。
いかに適切な投資判断をするか、ということが現講座の主題。
まさに今の業務に当てはまることにも関わらず、どうもピンとこない・・・
何となく分かっていてもきちんと理解できていないから。
授業以外でも継続して学習していく(インプット)ことと、実際の業務で活用していくこと(アウトプット)で、何とかものにしていきたい!
CSR(企業の社会的責任)については、愛するブランドであり企業の「パタゴニア」が、まさに素晴らしい活動をしているということは、以前にも書きました。
今日の「ジパング(テレビ東京系)」で、「ベネトン 」のCSRについて特集されていて、また感銘を受けた。
「ベネトン」といえば、アパレルショップを展開して、販売している商品イメージからすると、どちらかというと「派手な」印象を持っていた。
イタリアが本社で、世界120カ国、5000店舗を展開しているアパレル企業の中では大企業といえる。
そんな「ベネトン」が、実は環境問題に対して積極的にCSRを果たそうと活動していることは、これまで全く知らなかった。
それを知って、「ベネトン」への見方が良い方向に変わった。
具体的な商品で言うと、「エコバック」の販売だけど、HPを見ると環境問題への取り組みが積極的なことがわかる。
以前書いた「パタゴニア」もそう。HPは環境への取り組みがほとんど。
そんな企業の活動を知って、その企業に対するイメージは向上する。
イメージアップが目的ではもちろんなく、その活動に意味があると思うから、企業はCSRに積極的になるのだけれど、少なくとも自分は、そういった企業を応援したくなるし、できればその企業の商品を購入したいと思う。
ただ営利だけを追求するのではなく、社会にどういった役割を果たすのか、
そんなことを真剣に考えて活動できる会社にしたいです。本気で。



