慶大英語の授業受けてて思ったんですが、
パス単1級やるとか言ってたけど、それは明らかにオーバーワークだなと思いました。
たしかに、慶應法学部大問4には、普通の受験生なら明らかに知らない単語が出てくる。しかし、問題作成者、もっといえば慶應義塾大学は、その単語を知っていることを求めているのだろうか。当然ながら、知らないことを前提で、文脈や構造から内容を把握する力を求めている。そのような慶應の意向を、安易に暗記に走って、ある意味では踏みにじっている受験生には何らかの仕返しが来ると、最近は本気で思うようになってきた。
例えば、もし試験本番で、語義問題でなかったらどうするのか。一生のうちで使うことは、おそらく一度も無いであろう、1級の単語を日々ながめ続けた時間を、基本的な単語や前置詞の深い理解、世界史、国語の時間に割けたことを後悔するに違いない。
たとえ出たとしても、知らない単語があったら、
普段から類推する訓練を積んでいない暗記野郎はそこで「死ぬ」。
慶應に受かりたいと思う気持ちから、
なにか楽をしようとしていた自分が憎い。
こんなことを言うのも、
信頼している講師がいるおかげなんだが、
慶應義塾大学を、受けることって、
そういうことじゃなかったということを思い知った。
福澤に殺されかけるところだった。
まあもちろん、早慶の単語レベルはキツいから、単語王完璧にするくらいは、最低限必要だと思う。
でもその後に手を出すのは新たなハイレベルな単語集ではないということ。その前にやるべきコトがいっぱいあるんじゃないかということ。
ていうか、単語知らないけど解ける方がかっこよくね?(笑)
①「あーこれ知ってるわ。○○って意味だよ」→正解
②「は?なんだこれ知らねーよ(笑)でもまあ前の文脈がこうで、後の文ではこう言ってるから、こういう意味っしょ」→正解
もし先に述べたような出題意図があるならば、
慶應が、福澤が求めているのは、②のような「カッコイイ」受験生ではないだろうか。
合格とは、大学と戦い、勝ちとるものではない。
大学と信頼関係を築き、プレゼントしてもらうものである。
そんな生意気なことを考える、浪人生でございました。(これこそ天罰下りそう(笑))
まあでも、かっこよく言うと、今の考えがこれであることに、変わりはありません。
こんなこと言っといて、受かんなかったら、
これほどの雑魚はいませんので、どうか結果を見守ってて下さい(笑)
P.S.始めてしまっているので、とりあえず準一級は極めます!
(ちなみに…P.S.=postscript)