お客様に対して、温かいサービスができるのは、そこで働く人たち自身が大切にされていると実感できたときです。
リッツ・カールトンで学んだ超一流のおもてなし SB Creative
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主任やリーダーの皆様、利用者さんのことで手一杯で、それどころではないと思いますが、スタッフも大事にして下さい。
サ責の皆さんも、ヘルパーさんを大事にして下さい。直行直帰の形態の場合、連絡はラインやメールでのやり取りなどが増え、直接、話す機会も減っているかもしれません。でも、ラインやメールでは、なかなか、仕事の悩みなどは相談できないと思います。かといって、事務所に(サ責に)に、悩みを聞いてほしいと電話をかけてくるヘルパーさんも少ないような気もします。ヘルパーさんへの積極的な声掛けも大切だと思います。
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人のために何かをしてあげたいと思っていない人をいくらトレーニングしても、その先のことをいくら教えても駄目だと思うのです。
スターバックスのライバルはリッツ・カールトンである。 角川書店
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ここのところ、介護職が利用者を暴行する事件が、昔と比べると多いような気もします(そのような事件が表沙汰になりやすくなったためかもしれませんが)。 そもそも、人のために何かをしてあげたいと思っていない人は、いくら教えても、大切に接してもダメということでしょうか。人のために何かをしてあげたいと思って、応募する人は減ってきているように思います。就職しやすい一つの職業という感じになっていると思います。働く中で、思いが変わってくれれば良いのですが、そうもいかないのかな。
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やっぱり採用段階から、もともとレベルの高い人を採用できているからだと思います。
スターバックスのライバルはリッツ・カールトンである。 角川書店
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スターバックスは従業員が2万人を越えるそうです。それで、あのサービスのクオリティーを保てるのはすごいところですね。時給が介護の時給とかけ離れて高いということはないと思います。仕事もきついと思います。それでもレベルの高い人を選べる。そこには、ひとつの憧れのようなものがあり、スタバで働きたいと思う人が多いからだと思います。
採用の面、ここが介護の現場での弱いところですね。応募者が非常に少ないから、余程、「難」がない限り採用してしまう。だから暴行事件などの虐待や、基本的なことも出来ていない事故も発生しているのだと思います。
介護の会社の中にはブラック企業もあると思いますが、そもそも、業務自体が、排泄のお世話などだし、利用者の皆が優しくて介助者に感謝してくれるわけでもなく、憧れのない職場かもしれません。
それでも、この施設で働きたいと思えるような施設の運営、人間関係の構築など、良い風土を作ることによって、少しでもレベルの高い人材が集まる工夫をしていかないと、悪循環に陥るだけだと思います。