こういうコラボもののフェスって
当たりハズレが大きい
(必然性のないものはハズレがち)
と思うんですが、
今回は、バッチリハマって
Juice=Juice目線でも、
山崎あおい目線でも、
お互いいいとこに
ゴールできたなという
「一緒にやった意義のある」
楽しいフェスでした。
TACA。さん、はーちゃん、
よーちゅんさんと
久々にオールスターも
勢揃いしましたし、
スタンディング・ライブは
やっぱいいですね。
心がウキウキします。
<セトリ>
※影ナレ(遠藤彩加里)
▼山崎あおい
01.まっさら
02.HERO
03.鯖鯖
04.夜の散歩
05.カランコロン
06.影を踏む
07.I'm yours
08.ivy
▼Juice=Juice
09.プラトニック・プラネット
10.Future Smile
11.G.O.A.T
12.微炭酸(有澤、入江、江端)
13.好きって言ってよ(工藤、松永)
14.がんばれないよ(植村、段原、井上)
15.POPPIN' LOVE
16.ノクチルカ
17.Magic of Love(J=J 2015Ver.)
・コーナー
「醸し出せ女心!Juice=Juiceリリックランキング」
・山崎あおい×Juice=Juiceコラボ
18.「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?
<参加ミュージシャン>
幡宮航太(Key)
海老原諒(Per)
※演奏曲:01~08、18
<山崎あおいクレジットJuice曲>
#12 微炭酸(作詞)
#13 好きって言ってよ(作詞、作曲)
#14 がんばれないよ(作詞)
#15 POPPIN' LOVE(作詞)
#18 ひとそれ(作詞、作曲)
motorpoolのライブには
何度かお邪魔させてもらっているので
あおいちゃん目線で
見てしまうところがあり、
まず、基本ライブハウス回りの人なので
こんな大きいホールでライブするのって
めちゃ緊張するだろうなーと思って
観てました。
「はじめまして」から始まる挨拶も
(一応、あおいちゃんのファンの人も
一定数いるんだけど)
「Juice=Juiceに連れてきてもらった」
とのMCも、
ハロヲタを相手にライブをする意味を
考えて諸々準備してきたんだなと。
(この人もドルヲタなので、感覚的には
ハロヲタとそう遠くはないところにいる)
それは選曲にも表れて
あえてアコースティックで暗めの曲を
ここサンプラで生で聴くのも
ハロヲタにとっては
新鮮だろうという意図も込みで、
「こだわり」を出してきたなと思いましたね。
とくに、はたっぷ(幡宮航太)
ピアノソロとの
「影を踏む」は、
この日一番ハロヲタの心の中に
残ったんじゃないでしょうか。
後ろのJuiceが
ノリノリのライブをするので、
そことのギャップも効いてました。
ただ、基本的には
「まっさら」や「ivy」のような
爽快でフワッと軽やかなポップスを
メインに作る人であり、
「ひとそれ」のイメージを
抱いていた人は
「あれ、ちょっと違うな」と
思ったかもしれませんね。
そしてJuice=Juiceのライブ。
れいれい、由愛ちゃんが復帰して
とてもバランスが良く映ります。
パフォーマンスに
アクセントを付けられるのが
この2人なんですよね。
「今日だけしか見れない」
山崎あおい曲のユニットコーナー。
サンフラワーの「微炭酸」、
ゆめりあいの「好きって言ってよ」、
お姉さん組の「がんばれないよ」。
サンフラワーはフレッシュさが魅力。
パフォも安定してきており、
安心して観られます。
ゆめりあいは尊い。
この2人でやるパフォは全て
Juiceの歴史の1ページ、
自分の脳みその中の永久保存版。
お姉さん組は、
ハロプロの中でもトップ級の
歌姫3人なので、聴きごたえ十分。
れいれいのフェイクにも
工夫が見られて良かったです。
ライブの後に企画コーナー。
Juiceメンが考えた歌詞(リリック)を
あおいちゃんがランク付け(添削)するもの。
盛り上がったライブの後に
このような余興は
スベりそうなものですが、
これが思いの外、面白くて。
8位「君とキャンディ、一緒に食べて、包み紙を捨てる君を見ながら、
私はこっそり包み紙をポッケにしまったの」(工藤)
じつに由愛ちゃんらしい。
ブログと同じで一文が長い。
そして絶妙なキモさがある。
スキ。
7位「『ピアス忘れてるよ?』が聞きたかった訳ではない」(江端)
背伸びして大人ぶるえばっき、
その繊細な心の中が
覗けるようでいいね!
6位「初恋まだなのに 友だちの恋愛相談役」(遠藤)
これね、自分は確信しましたけど
その口ぶりからして
彩加里ちゃんはマジで
男の子に恋したことがないと思う。
(米村姫良々さんの「男の子を好きになったことがない」とは全然聞こえ方が違う笑)
今日わかったこと。
スライム作りにいそしむ彩加里ちゃんは
かなり天然でピュアだということ。
オープニングの影ナレの
「かんじゃった」も
可愛すぎるだろ。
ちょっとこの子の見方が変わった。
北海道はどうしてこうも
逸材を次から次へと運んでくるのか。
(山崎あおいさんも北海道出身です)
4位「靴箱に靴があったからまだ帰りたくない」(段原)
甘酸っぱい学生時代の思い出。
この一文だけで
風景がちゃんと浮かんでくる。
素敵。
3位「メイクも髪の毛もいつも通りのはずなのに、なんだか今日の私、可愛くない」(入江)
鏡に映る自分を見て、
可愛くないと思う日がある。
女の子にはあるあるらしいです。
というか「晴れ 雨 のち スキ♡」じゃんこれ。
2位「雨の日は嫌いだけど、君と帰る雨の日は好き カバンの中の傘は秘密」(石山)
マジか!
さくらちにこんな乙女な一面が
あるとは。
外面は陽キャで、中身は乙女。
「カバンの中の傘は秘密」がたまらん。
説明文になってないところも
文学的才能あり。
ちなみに、石山さんは今日ははやり病でお休みでした。
1位「『電車が遅れてるから遅くなる』ママに嘘つく22時」(有澤)
「マジグッドチャンスサマー」じゃん(笑
いちかしの「ママ」呼び良い。
あおいちゃんの解説。
「アイドルソングは、
優等生な歌詞よりも
普段いい子がちょっと悪いことをするような歌詞の方がいいんです」
なるほど、勉強になります。
最下位「幸せになりたい」(松永)
幸せになりてー!!!と絶叫するやふぞうさん。
オチいただきました。
最後はバンドをバックに
全員で「ひとそれ」締め。
なんかあの企画コーナーと
「ひとそれ」の共演があったから、
Juiceメンとあおいちゃんの関係が
深まった気がしましたね。
あおいちゃん、
Juiceの専属ライターになってくれても
いいんだよ?
(そんな流れだった笑)
あおいちゃんが
「今度どんな歌詞の曲を歌ってみたいですか?」
とJuiceメンに聞いてたけど、
自分はまた
「ハンコウキ!」
(ハロプロ研修生北海道)
みたいな曲を
希望します(笑