最初に全体の感想を。
今回の娘。のツアー、
この武道館が初見なんですが、
メンバーのいろんな個性が見れて
楽しかったっすね。
歌割もだいぶ
均等に振られるように
なりましたし、
今日はいつもの
2階天空席ではなく
珍しくアリーナだったので、
いわゆるカメラに抜かれない場面でも
新鮮な発見が
いくつかありましたので、
個々のメンバーの感想については、
また後日、書きたいと思います。
「Chu Chu Chu~」から始まる
2ブロック目の曲順も
素晴らしいセンスでした。
途中に、ちぃ卒用に
「笑顔YESヌード」が入るんだけど、
これもハマってましたね。
こういうセトリが組めるのは
娘。コンの醍醐味のひとつかなと。
それにしてもまりあ、
やってくれたな!(笑
ドラゴンボールの元ネタは
存じ上げておりませんが、
アレ、最高でした。
これ、ちぃちゃん、
倒れているんじゃなくて、
笑い転げてこうなってます(笑
おかげで
ちぃちゃんのゲラを
最後まで拝むことができたし、
ちぃちゃんに向けての
最高のはなむけでした。
まりあ、グッジョブだぜ。
<セトリ>
01.青春Night
02.One・Two・Three
03.Teenage Solution
MC
04.Chu Chu Chu 僕らの未来
05.邪魔しないで Here We Go!
06.愛してナンが悪い!?
07.笑顔YESヌード
08.純情エビデンス
09.ビートの惑星
MC(野中、加賀、森戸、山﨑)
10.しょうがない夢追い人(小田、羽賀、横山、北川)
11.恋人には絶対に知られたくない真実(譜久村、牧野、岡村)
12.愛されすぎることはないのよ(生田、石田、野中、加賀、横山、森戸、山﨑)
13.I WISH
14.メドレー
~よしよししてほしいの
~ジェラシー ジェラシー
~Are you Happy?
~TIKI BUN
~Moonlight night~月夜の晩だよ~
~ロマンスに目覚める妄想女子の歌
~What is LOVE?
15.SEXY BOY~そよ風に寄り添って~
16.このまま!
17.恋愛Destiny~本音を論じたい~
MC(1人ずつ挨拶)
18.大・人生 Never Been Better!
アンコール
手紙朗読(森戸)
19.みかん(森戸ソロ→全員)
20.わがまま 気のまま 愛のジョーク
MC
21.ENDLESS SKY
ダブルアンコール
ちぃちゃんに最も影響を与えた2人。
それはもちろん、
鞘師里保に嗣永桃子ですよね。
毎日必ず鞘師の動画を見て、
それで
モーニング娘。のオーディションを
受けようと思ったし、
ちぃちゃんにとって永遠の憧れ、
永遠のスター。
ちぃちゃんのダンスには
鞘師の影響が
色濃く反映されている。
やがてハロプロに入り、
カントリー・ガールズに選出され、
ももち先輩と運命の出会いを果たす。
ももち先輩こそ、
ちぃちゃんに
「アイドル」とは何か、
歌って踊るだけではない
アイドルの全てを
教えてくれた「先生」である。
最後までやり切ること。
ファンあってのアイドルだということ。
カントリーの生徒達は
みな一様に「ももちイズム」を
受け継いだが、
その教えを心の奥底に秘め
最後まで守り通したのは
ちぃちゃんだと思う。
一度、心に決めたものは
頑なに守る。
そんな芯の強さと
生真面目さは
ももち先輩とよく似ている。
ももち先輩との出会いによって
ちぃちゃんの人生の
新たなドアが、開かれた。
そして次の転機は
モーニング娘。に加入したこと。
憧れの鞘師に一歩近づいたが、
現実はそんな余韻に
浸る暇もないほど
厳しかった。
初めてのグループで
覚えることだらけ、
頭と身体がパンクしそうな日々。
しかし、ちぃちゃんはそれを
自力で乗り越えた。
この頃から、ちぃちゃんの顔に
すこし自信が付いた気がする。
同時に少しずつ周りのメンバーとも
打ち解けるようになる。
よこやんと仲良い時期があったり、
ちぇるとプラべでよく遊んだり、
ほまと一緒にカフェに行ったり、
メンバーを一通り巡って、
最後にたどり着いたのが
ピュアで人見知りなまりあ
というのがなんとも趣深い。
これもまりあがあちこちで
言っている話だが、
帰りが一緒のとき、
それぞれが別の方向の電車で違うホームなのに、
ちぃちゃんが
まりあのホームまでわざわざ来てくれて
見送ってくれるというエピソードが、
ちぃちゃんの人柄を端的にあらわしてて、
個人的に好きだ。
かえでぃーがちぃちゃんのことを
「バランサー」と評していたが、
ちぃちゃんがいたことで
モーニング娘。のバランスが
保たれていたのは
外から見てもそう感じる。
ましてや、リーダーのフクちゃんは
それを痛感していたに違いない。
「I WISH」の時点で
フクちゃんは泣きそうだった。
アンコール。
純白のドレスが眩しい。
「人を感動させたいのなら泣いたらダメです」
最後まで、
ももち先輩の言葉(名言)を
守ろうとしたちぃちゃん。
それまで何度か感情が
溢れ出そうな場面があっても
堪えていたが、
「みかん」の冒頭で、
ついにこみあげてくる涙を
抑えられなくなった。
その溢れ出す思いの丈は、
そのままモーニング娘。への
想いの強さであり、
ちぃちゃんがモーニング娘。そして、
カントリー・ガールズで
過ごしてきた7年半が
どれだけ幸せなものであったかを示す
涙のように
自分には見受けられた。
「みかん」もヤバかったが、
「ENDLESS SKY」はもっとヤバかった。
モーニング娘。、いや、ハロプロで
この曲が一番の名曲と
言っていいかもしれない。
ちぃちゃんが最後に歌う「ENDLESS SKY」、
それを見て、泣かないはずがない。
自分では言わないと思うので私が言いますけど鞘師さん泣いてました。あの曲、本当に名曲なのでこれからも歌い継いでほしいです。森戸ちゃん、今までもたくさんの人に愛されてきたと思いますが、これからもいい出会いがたくさんあると思います。応援してます! #鞘師里保
— マネティ (@manetty_re) June 20, 2022
マネティのツイ見て、
鞘師里保にとっても、
森戸知沙希という後輩を持ったことは
とても幸せなことだと思った。
彼女も
「あの日」の自分を
愛おしく思えるように
なったかもしれない。
アイドルとは、
「カワイイ」をつくる
職業であるとも言える。
でも、ちぃちゃんにとっては
その必要がなかった。
なぜなら、素でカワイイからだ。
つまり、
全てのアイドルが束になってかかっても
ちぃちゃんには敵わない。
そんなちぃちゃんにとって
アイドル人生とは何か。
それは、旅であり、
出会いである。
その「テーマ」は
ハロプロを卒業してからも
続いていくのだろう。
「みかん」の歌詞の通り、
笑う人に人集う、
笑う門には福来る。
ちぃちゃんはそれを地で行く人なのだ。
鞘師里保、嗣永桃子という
ハロプロの最強遺伝子を受け継いだ
心優しき天使。
ちぃちゃん、卒業おめでとう!
これからも、人生エンジョイしてね!