「恋のクラウチングスタート」

(作詞、作曲:星部ショウ、編曲:鈴木俊介)

 

 

 

 

 

 

 

 

ロケ地は、

駒沢オリンピック公園陸上競技場ですね。

大原櫻子「瞳」MVのロケ地と一緒です。

 

 

なんでこれがすぐでてくるかというと
カラオケで大原櫻子の「瞳」を

よく歌うから(笑

夕陽の射す時間が、
この競技場の最も美しい時間です。


と思ったら、OCHA NORMAの方は、

熊谷スポーツ文化公園陸上競技場だった。
(よしむさしさん、ありがとうございました)

グラウンドの雰囲気似てるんだよ。


最後の方で回想シーン

(デビューまでの経緯)がでてくるけど、
ちょっと安易にお涙頂戴に

走っちゃいましたかね。

MVの中で回想シーン使うのは
例えば
Berryz工房「永久の歌」(2014年)
こぶしファクトリー「スタートライン」(2020年)
があるけど、
いずれもグループの終わりにやってこそ、
という気がします。

ハローのジャージ、
準備体操、
デビューシングルの衣装、
メンバーが走り出すシーン。

これらのシーンを時系列に
モンタージュで繋ぐだけで、
デビューまでに長い準備期間を
経てきたことや
「いよいよデビューするんだ」という
ワクワク感、高揚感を
十分表現できたように思います。


「真夜中にハロー」の主題歌だったこの曲。
メンバーの前に
例のハローの扉が出てきます。

この扉の向こう側に
彼女達が輝けるステージがあります。
OCHA NORMAが

いよいよ主役になる瞬間です。

できれば、デビューへのはなむけに
扉の案内人として
大原優乃あたりにゲスト出演してもらえば、
ハクが付いたんですけどね。
話題性は大事ですからね。


まあ、デビュー曲のMVとしては、
こんなもんじゃないでしょうか。


曲については以前も書いたとおり、
完成度高くてベリーグッド。
 

Bメロの展開性。
サビのキャッチ―なメロディ。
覚えやすくみんなで出来る、
ポップな振り付け。
なんといっても

アレンジ(鈴木俊介)が素晴らしいです。
リズムセクションが効いてる。
(ちょっとサンバ入ってる)
ホーンセクションで

デビューへの高まる気持ちを

ドラマチックに演出してる。


ところで、近年のハローは、
デビューシングルのMVに

どれだけお金を

かけているんでしょうか。

◆こぶしファクトリー
「ドスコイ!ケンキョにダイタン」再生回数:189万回
第57回日本レコード大賞最優秀新人賞 受賞楽曲

ロケ地:白鵬女子高校(横浜)
エキストラ:力士役1名
小道具:そこらへんにあったと思われる小太鼓
衣装:2パターン(制服あり)


◆つばきファクトリー
「初恋サンライズ」再生回数:282万回
第50回日本有線大賞 最優秀新人賞 受賞楽曲
第59回日本レコード大賞最優秀新人賞 受賞楽曲

ロケ地:ADVANCE STUDIO(千葉市)
※アンジュルム「忘れてあげる」と同じスタジオ
衣装:1パターン
映像編集:バックにサンライズシーン


◆BEYOOOOONDS
「眼鏡の男の子」再生回数:391万回
第61回日本レコード大賞最優秀新人賞 受賞楽曲

ロケ地:小湊鉄道(千葉)光風台駅、馬立駅
小道具:マンガのフレーム
衣装:1パターン(メンバー毎に異なる)
動画編集:マンガ風の吹き出しなど


こうしてみると、
BEYOOOOONDSに

お金かけているように見えるけど、
小湊鉄道は、

車両貸し切りサービスをやっており、
キハ200形車両1両、

往復につきだいたい8万円で
貸し切りできるんですね。

熊谷スポーツ文化公園陸上競技場は

半日で約5万円。
(駒沢オリンピック公園陸上競技場は半日9万円)


つばきのADVANCE STUDIOは

4万円程度。
(その分「うるわしのカメリア」の袴衣装に金かけてる)

こぶしの白鵬女子高校は

言い値だが、もっと安いと思われる。



【結論】
どっちみち、安いもんだ。