#まよハロの最終話、
「主役」は、
菊池桃子(マリコ)だった。
9話、そして最終話の10話は
いよいよ親子の話となる。
娘ミサキ(大原優乃)が自立して、
親子の距離が離れていき、
ミサキは一人暮らしをするため
マリコの元を離れ、
マリコもゲストハウスからの
引っ越しを決意する。
ミサキが離れた直後に、
マリコの前にあの扉が現れる。
扉の向こうには、
モーニング娘。'22がいて、
そこでいろいろな意味での
マリコの「卒業式」が
行われることになるのである。
モーニング娘。'22が
マリコに贈った曲は、
「I WISH」。
全10話分の回想シーンが
曲中に流れた。
そして最後の
「愛する人のために」は、
まさかのマリコが歌った。
そういえば「彼女」はかつて
一世を風靡した
スーパーアイドルだったことを
思い出した。
フクちゃんがそのお返しに
「This is the Hello」と言った。
菊池桃子には2人の子供がいて、
2015年には、
長女に障害があることを告白している。
彼女が大学院で
修士号を取得するに至ったのは、
障害者の雇用問題について
知りたかったことがキッカケだといわれる。
ミサキがマリコの元から
離れていくとき、
マリコはとても悲しい顔をした。
それが、このドラマの中で、
最も出演者の感情が溢れ出たシーンだった。
カットがかかった瞬間に、
菊池桃子が大原優乃を
思わずギュッと抱きしめたというが、
実娘がミサキにかぶって見えたに違いない。
2人とも、
もの柔らかな雰囲気が似ており、
大原優乃にとっても、
菊池桃子は本当のお母さんのような
存在だったという。
彼女は今、連ドラにひっぱりだこで、
クランクアップの後も
休むことなく次のドラマの現場に向かった。
「真夜中にハロー!」でも
彼女の演技は光っていた。
菊池桃子、大原優乃目線で
このドラマを見ると、
全然違って見えてくる。
そして、
マリコやミサキだけでなく、
各回の出演者に自分を重ねた
ハロヲタも多かったことだろう。
このドラマは、
完全にハロヲタのために作られたドラマだった。
つまり、主役はハロヲタであった。
MVは、モーニング娘。'22が「主役」。
「真夜中にハロー!」の
スピンオフとして、
今度は柏木由紀と研修生26期(※)が
dTVオリジナル版で共演する。
※横山玲奈は体調不良により不参加
なにやってんのよこやん(笑
かつては、九州の2大女ハロヲタ、
鹿児島に柏木、
大分に指原ありと怖れられた
ゆきりんは石川梨華ヲタ。
「自分の目の前で、自分のために踊ってくれるなんて」
と語っていたゆきりん、
橋迫鈴とは目が合いそうになると目を逸らされ、
逆に山﨑夢羽には一方的にじっと凝視されたというが
そんなとこも含めて、
ハロプロとの共演は楽しみである。
菊池桃子もハロメンを見て
昔の自分を思い出したりしたのだろうか。
今は母親になった菊池桃子をして
「お母さんのようにみんなを包み込んでくれる」と
言わしめるフクちゃんの母性ってすごいな(笑
菊池桃子 『卒業 -Graduation-』、
名曲。
別れの春を感じさせるコード進行が素晴らしい。