劔さんのツイート(17日)から
もともと占い師に聞くことではないけど、
劔さんがこのツイート自体も、
おーだの問い(歌を続けるためにすべきこと)への答えには
なってないかな。
「歌を続けてゆくために必要なこと=歌が上手くなる」
ことだと仮定して、
歌が上手くなるには、
歌の勉強ばかりしていれば
よいのかというと
必ずしもそうは言いきれない。
昔、将棋の羽生善治が、
中村太地がコメンテーターを務めていた
NHKのニュース番組に出演したときに
「将棋を強くなるために、
将棋ばかりの勉強をしていればよいかというのは難しいテーマ。
違う世界のことを知る中で、
直接的ではないけれど
間接的に役に立つということもある」
と語っていたのを思い出した。
おーだがここで言っている
歌以外の技術、
楽器の習得や作曲をすることは、
音楽のノウハウ・ナレッジ習熟に繋がり、
それが間接的に歌うことにも
役立つということは考えられる。
ただ、
楽器や作曲に興味があるのなら
やればいいし、
あまりその気がないなら、
やらなくてもいいというのが
自分の考え。
なんか、身も蓋もない答えだけど(笑
基本、楽器をやることも作曲することも
自分を表現するアウトプット(出力)の一種だから、
ある意味、歌うことと同じ。
それよりも役に立つのは、
たくさんのいい音楽を聴くこと。
インプット(入力)の
バリエーションを増やすのは
かなり有効だと思う。
例えば、
今まで聴いたことのないジャンルの音楽を聴いてみるとか、
今まで聴いたことのない歌手の曲を聴いてみるとか、
海外の音楽に触れてみるとか。
おーだほどの音楽人が聴けば、
必ずそこに新しい発見が
あるはずなので、
自分が歌手として
アウトプットするときに、
あとは、歌以外でいうと、
恋をすること、かな(笑
恋をすることで、
自分の強さ、弱さがわかるようになる。
それがやがて個性となって、
表現するときにあらわれる。
現役アイドルに
「恋をしなさい」って言うのも
ヘンな話だけど、
小説読んだりドラマ観たりして、
疑似恋愛体験するのでも
いいんじゃない。
聞き手は、
歌というフィルターを通して、
歌い手の中身に触れるわけだから、
表現者としての自分を磨くことは、
プロとして歌を生業にするためには
一番必要なことだ。
おーだが「歌い続けたい」と
思っていることが一番だし、
劔さんが言っている、
それで食っていけるかは二の次。