まーちゃんは幸せ者だ。

モーニング娘。と出会って
音楽のことが大好きになった。

モーニング娘。の音楽、
つんくさんの音楽。

デモテープをもらうたびに
ワクワクした。
コンサートでこんなふうに歌ったら、
ファンの人はどんな顔をするのかな?
想像するだけで楽しい。

モーニング娘。の音楽が好き。
モーニング娘。のライブが好き。

そして、モーニング娘。の仲間が好き。

たなさたん、
みにしげさんとの幸せな時間。

常に刺激をくれる存在のやっさん。

今でも優しく見守ってくれるふくぬらさん、
いくたさん。

同期だけど先を見てたはるなん。
相方のどぅーも、先に旅立った。
たくさんケンカしたあゆみ。

自分のことをライバル視してくれるおだんご、
慕ってくれる後輩達。

しかし、楽しい時間ばかりではなかった。

むしろ、壁にぶつかる事の方が多かった。

マネージャーさんにもいろいろ怒られたが、
それよりも
思うようにパフォーマンスできない苛立ち、
正解を求めては、試行錯誤していた。

そもそも、正解って何?
音楽に正解ってあるの?


まーちゃん、それは自分で探すものだよ。


まーちゃんはもう、大人なんだから。

 

 

過ぎていく孤独な時間。
ふと、モーニング娘。との訣別が脳裏に浮かんだ。

今のままでは、なにも変わらない。
病は気から、って言うじゃない?

だからいま、決断する。

つんくさんに「22歳が勝負」と言われたとき、
自分がどうなってるかなんて想像もつかなかった。

あの頃描いていた理想とは違うかもしれないけど、
この決断をした自分を誇りに思う。


そして、モーニング娘。を大好きな気持ちは
一生ずっと、変わらない。
 

 

グリーンハートグリーンハートグリーンハートグリーンハート