読めないねえ。
今日って、たしか月曜日だよね?
まあ、次は誰が卒業しそうだとか、

全く読むつもりはないんです、

悲しくなるだけだから。


アンジュルムのかっさー(笠原桃奈)が

卒業を発表しました。

 

ここ最近は、アンジュルムの中でも

浮いたポジションにいたことは確かです。
上のメンバー、下のメンバーとも、

繋がりが希薄な印象でした。

 

一番仲が良かったのは

かみこ(上國料萌衣)だと思うんだけど、
メディア露出が増え、

かみこがドンドン売れていく中、
私も負けないように頑張るぞ、

みたいな意気込みは、
かっさーから感じられなかったのです。

あともう1つ、

象徴的だったのは、

ふなっき(船木結)が自身の卒業を相談したのが
かっさーだったということ。
かみこやかわむー(川村文乃)に相談したら、

卒業を止めるよう説得されるのは
ふなっきもわかっていたから、
同じような考えを持ち、

積極的に理解してくれる

かっさーに相談したわけです。
もうその時から、

ハロプロを辞めた後のビジョンを

2人の間で話し合ったり

していたんでしょう。

 

もしかしたら、

今も情報交換しているかもしれないですよね。
ふなっきは卒業後、

まだ具体的なアクションを起こしていないけど、
かっさーがふなっきに追随して

同じ活動をする可能性は

十分考えられます。
(一部では韓国でのダンス修行も噂されてます)
 

 

卒業を決めた理由ですが、

ハロプロでの活動に嫌気が差したというよりは、
ハロプロにいる目的が見えなくなってきて、

同時に他にやりたいことが浮かんできて、

なんとなくフェードアウトしていった、
そんな感じだと思っています。

こういう「フェードアウト系」の卒業は

最近増えてますね。
コロナ禍で先行きに不安を抱きがちなことも、

少なからず影響してるとは思いますが、
気付いたら自分が

グループの中で宙ぶらりんのポジションにいた、
なんてことも結構あるんじゃないかと。

もし、単にダンスや歌のスキルを上げたいのなら、
ハロプロを辞める必要はないはずです。

一度芸能界を離れると、

復帰するにはかなりのパワー(コネクション)が要るからです。

スキルアップだけを考えるのなら、

例えばちぇる(野中美希)みたいに、
ハロプロに在籍しながら、

短期海外留学したって

いいわけですから。
いくらでも、やりようはあったはず。

でもそういう選択肢を取らなかったところに、
かっさーにとっての最優先事項は、

まずはハロプロから離れることだったんだなと。

大空を舞う鳥のように、

自由になりたいという欲求。

繊細さと豪胆さ、

決断力とスピード、

それが笠原桃奈という生き方。


ハロプロは「学校」だとしたら、
普通の学校と違うのは、

卒業時期を自分で決められること。
そこには早いも遅いもなく、
そのタイミングは

自分で見計らうしかない。

 

こういう卒業の報を受ける度に

思い知らされることは、

ヲタクは、彼女達の決断を見守るのみ。

 

 

The Beatles 「Free As A Bird」

 

Where did we lose the touch

that seemed to mean so much?

(あの時の大切な気持ちをいつ失くしたんだろう)

It always made me feel so

Free as a bird.

(いつだって鳥のように自由に飛べた)

It's the next best thing to be

(それが次に僕がなりたいことなんだ)