「しおんぬ、唐揚げ取ってきて」(橋迫)
「あ、全然いいですよ」(為永)

 

 

タケちゃん(竹内朱莉)の前では、
いまだに小声で

「ハイ、ハイ」という橋迫鈴ちゃんの
素を引き出すことに関して、
しおんぬ(為永幸音)の

右に出る者はいない。

ラジオ「アンジュルムステーション」

(5月23日放送分)での
やり取り。

「(唐揚げを)取りに行かせたというより、

しおんぬが『取りに行こうか?』と言ったん…」(橋迫)
(食い気味に)「言ってないです!」(為永)
「言ったよ、言ったよ、言ったよ!」(橋迫)
この時のちょっと声を荒げたテンションこそ、
普段のJKトークをしているときの鈴ちゃんだ。

しおんぬは「鈴ちゃん転がし」のプロ。
パシリ役を全く動じることなく引き受けることによって、
お互いがオイシクなることを知っている。

しおんぬが

自分が食べるために持ってきた弁当を、
鈴ちゃんが「これ、食べていい?」と

勝手に食べ始め、
白米だけ残ったのを指して

「しおんぬ、これ、あげるよ」
と鈴ちゃんが無茶苦茶言っても
「あ、いいんですか?」と躊躇なく返す。
ドSとドMが見事に交錯する瞬間。
同じ楽屋で、

それを見たケロンヌ(川名凜)が

笑っている。

しおんぬは、

今のアンジュルムにおいて
メンバー同士を繋ぐ「リンクマン」のようだ。
テンポ良くどんどん喋るので、

しおんぬ中心に会話が弾む。
研修生時代は、

どちらかというと大人しいイメージだったが、
「アンジュルムステーション」を聞く限り、
一番上のタケに対しても臆することなく、
自然体でどんどん喋っていく姿勢に

好感が持てる。

今はアンジュルムとして

活動する機会も少ないが、
下の10代の子達がのびのびと

自分らしく過ごせる雰囲気を作るのはしおんぬだ。
ここに、かっさー(笠原桃奈)や

れらたん(伊勢鈴蘭)がどう絡むかが、
見物である。
 

この2人、研修生時代からずっと一緒である。

 

 

 

 


唐揚げで世界平和(by竹内朱莉)