それではここで一通、お便りを紹介したいと思います。
ラジオネーム「ママ、僕は人を殺してしまった」さんからです。


『アイドルヲタクの人達は、他にやることがないのですか。
自分より一回り小さい女の子を応援して、

何が楽しいのですか。
何のためになるんですか。
そんな他人のことより、

自分のためになることをやったことがいいと思います。』


そうですね、

自分もハロヲタというアイドルヲタクなので
自分の立場で答えてみたいと思いますけど、

他にやることがないのかと言われると、

やりたいことはたくさんあります。
これでも結構、多趣味な方なので、

1日24時間じゃ足りないくらいです。
そんな中でも、

アイドルヲタク活動をするのに、
それなりの時間を割いていますね。

 

 

なんなんでしょうね、
アイドルの女の子を「応援している」っていう感覚とは

またちょっと違うような気がするんですけど、
確かに、現場に行ったり、

彼女達がやっていることの対価として
お金を払ったりはしてますけど、
それが彼女達のためになっていると思って、

やってるわけではないです。

結果としてそうなっているのは知ってますけど、
それが目的じゃないというか。
かといって、評論家ぶって批評するわけでも

ないんですけど、
結局、自分が楽しいと思っていることを

やってるに過ぎないんですけどね。

 


自分のためなら、

もっと他にやることがあるんじゃないか、

これよく言われます。
例えば、もっと自分の身体を鍛えなさいよとか、

後学のために勉強しなさいよとかね。
やってますよ、現場に足を運ぶどいう運動を(笑
そして、ヲタ活動を通じて

自分の頭で考える作業についても、
サボらずやってるつもりです。
与えられたまんまじゃなく、

どう自分の中で咀嚼するかで
楽しさも変わってくるんじゃないか、と。
それはどんなジャンルでも同じことじゃないですか。
アイドルだから低俗だとか、

そういう偏見にとらわれることもないです。

自分より一回り小さい子を

相手にすることに関しては、、
人間、中身と年齢は関係ないと

思ってるんですよ。
それって、自分が歳をとったことを忘れている、

認めたくないみたいな。
年齢相応の生き方ができない的な。
始末が悪いんですけど、
子供ようにはしゃぎたい、

いつでも子供に戻りたい、
そんな願望のあらわれが、

ヲタク活動に影響しているような気がしますね。

みなさんは、

どうしてアイドルヲタクをやってるんでしょうか?

 


「ママ、僕は人を殺してしまった」さん、

楽しいお便り、ありがとうございました。

それではここで一曲、お聞きください。
フレディ・マーキュリー「The Great Pretender」

 

お道化として生きる。