真莉愛とタコちゃんって、
結構、似た者同士のような気がする。
・踊っている時の立ち姿が美しい
・メッチャ性格いいのに、中身が狂人だから、友達が少ない
とくに、それぞれの嗜好(野球/タコ)に対する偏愛が、
通常の趣味の範囲をはるかに超えている。
「野球が好きな自分が好き」
「タコが好きな自分が好き」
ではないが
まるで自分の存在意義の全てがそこにあるかのような熱心さ。
もはや、酔狂の域に達している。
ファイターズファンの真莉愛は
20~22日の3日間、ZOZOマリンスタジアムで
ロッテとのアウェイ3連戦を外野スタンドで観戦、
それだけでなく、翌日の23日には千葉・鎌ヶ谷まで
ファーム(2軍)の試合を観に行っている。
よっぽど熱狂的なファンでも、
なかなかファームの試合までは観に行かない。
真莉愛が「持っている」のは、
この3連戦の間に大田泰示のホームランボールをキャッチし、
その動画が130万回再生とバズったり、
それが今朝のめざましテレビで紹介されたりして、
自分の宣伝になり、仕事にも繋がっていることだ。
そのおかげで、
今のモーニング娘。がどんなことをしているかは知らないが、
牧野真莉愛は知っているという一般人が
一定数いるという状況になっている。
真莉愛が広告塔になることで、
モーニング娘。のファンがいきなり増えるわけではないが、
モーニング娘。が現在もなにかしらの活動を
続けているグループなのだと「認知」されることが
大きな価値を持つ。
対して、タコちゃんのタコ知識は、
真莉愛の野球知識をはるかに凌ぐ情報量を誇る。
先日のGetNaviwebのインタビューでも
本人が語っていた通り、
タコは無脊椎動物の中で最も発達した知能を持っており、
それがどの程度なのかまだ解明されていない、
未知の部分が多い生き物だ。
一例として、タコは人間を見て
「この人は好きな人だ」とか
「嫌いな人だ」というのを
脳で判別している可能性が高いという。
近い将来、タコとタコちゃんが相思相愛、
なんてスクープが出てきても、
タコ研究というエッジの効き過ぎたジャンルへの傾倒、
見るのも、食べるのも、触るのも好きという
3拍子揃った溺愛ぶりから、
真莉愛を上回る狂気を感じるのだが、
この情熱を仕事に繋げるにはなかなかハードルが高い。
工藤由愛が世間に見つかるには、
世の中にタコブームが到来するのを、
気長に待つしかないか。。