ベストパフォーマンス賞の予想は

昨日のブログでやりましたので、
今日は1人ずつの課題分析、
1人目の有澤一華から7人目の植村葉純まで。



01.有澤一華 「SONGS」(モーニング娘。)

高橋愛の昔の映像を見て

「これをやりたい!」と思ったピュアな有澤選手。
いやー、また難しいのにチャレンジしますよね。

彼女の持ち味は、

アンジュオーデ「限りあるMoment」で魅せた
パワフルなボーカルですよね。
新人にありがちな線の細さを感じさせない力強さがありつつ、
可愛らしい声も出せるのが武器です。

ただこの「SONGS」はパワー任せではこなせない曲で、
リズム感が命、になります。

有澤選手が、

このリズム取りを完璧にこなした時、
一躍BP賞候補に躍り出ることになりますが、
それをこなすだけの下地(訓練)がないと、

簡単ではないでしょうね。

 

彼女に与えられた時間は、そんなに長くはないので…


02.広本瑠璃 「ドンデンガエシ」(アンジュルム)

昨年の「タチアガール」とは

全く違う路線の曲を選んだのは正解。
「今度はカッコイイ広本瑠璃をお見せします!」
その意気込みや良し、ですね。

ドンデンガエシを起こせるように、

ということですが、
広本選手自身、

いまは当落線上(どちらかというと厳しい立場)の正念場と
思ってるんですかね。
その危機感は十分伝わってきます。

以前の粗っぽさ、雑さが消えた広本選手なら、
激しい曲をやっても、

上手にまとめられるんじゃないかという
期待感はありますね。
大丈夫でしょう。


03.村越彩菜 「次々続々」(アンジュルム)

地味でおとなしめの村越選手が、

はじめて攻撃的な姿勢を見せたこの選曲。
それだけでも収穫があるというものではないでしょうか。
彼女はまだ若いですし、
研修期間は、目先の成果を追うより、

パフォーマンスの幅を広げることの方が
大事だったりしますから。

ハッキリ言って、1人で歌いこなすのは激ムズです。
ブレスのしどころ(声の強弱の付け方)を研究しないと、

息が持ちません。
田中れいなが以前ソロイベでこの曲1人でやってますので、
そのときの映像を参考にするといいでしょう。

新しい村越選手を見れるのが楽しみです。

 


04.西﨑美空 「愛して愛して後一分」(モーニング娘。)

「今までの自分になかった新しい一面にチャレンジしたい」と
ちょっと色っぽいオトナ路線で勝負してきました。

パフォーマンスしている時の西﨑選手は、
にこやかな笑顔がとても印象的なのですが、
金太郎飴みたいにいつも同じ表情で、
曲によって表に出す感情を変えたりはしてこなかったはず。
今回はそこに挑戦、ということですね。

ただ、西﨑選手自身、気付いてないようですが、

彼女が持っているもう一つの魅力として、
無自覚の艶めかしさというのがあり、
そこにこの曲がハマると、

かなりインパクトが残るパフォーマンスに
なるのではと期待しています。


05.平山遊季 「Rockの定義」(田中れいな)

課題は滑舌とリズム。

そこで選んだのが「Rockの定義」。
すこぶる大正解じゃないですか。
Aメロ、Bメロには変則リズムを含みます。
2拍子の中に「タタタ」と3つ拍を刻むパターンがあります。
そのあたりの仕組みが理解できれば、

あとは反復練習するだけ。
平山選手の強いやる気と能力をもってすれば、

クリアできそうな気がしますね。
昨日のパフォーマンスを見ても、

声が太くなり、歌唱面で迫力が増してきました。

ただ、オカルトではありますが、
この大事な時期にケガをしてしまうという

バイオリズムの悪さだけは、
ちょっと気になる要素ではあります。


06.江端妃咲 「VERY BEAUTY」(Berryz工房)

課題は歌唱力。
普段の江端選手のパフォーマンスを見る限りは、
歌もダンスも平均点以上で、

オールマイティなイメージなのですが、
本人は歌にコンプレックスがあるようです。

そこでダンスは封印して、

ミディアムバラードの「VERY BEAUTY」を。
キーが高いのと、

サビの地声と裏声の境目がかなり難しいです。
ですが、自信に満ちている今の彼女なら、

やってくれるのではないでしょうか。
わりかしBP賞向けの曲ではないので、

これで勝てたら、この勢いは本物です。


07.植村葉純 「大人なのよ!」(Berryz工房)

「オトナぶりたいからこの曲にした」、

なかなかウイットが効いてるじゃないですか。
植村選手の昨年の実力診断テストは、

緊張に負けてしまい、自爆してしまいました。
今年は、そのリベンジです。

 

緊張しいの自分に負けないように、

あの時の悔しさをバネに

たくさんの練習を積んできました。
その結果、メリハリのあるダンスが覚醒し、

歌声もしっかり出せるようになってきました。
あのダンスを見たら、

植村選手がどれだけ練習してきたか、

わかるというものです。
プロローグはすでに完結しています。

「周りが思っているよりずっと、私は十分大人なのよ」
あの身長に騙されているヲタクを、

あっと驚かせる未来はもうすぐそこに待っています。

 


(今日はもうお眠だから明日へ続きやす)