3月3日に発売される

BEYOOOOONDSの2枚目トリプルシングル

「Now Now Ningen/激辛LOVE/こんなハズジャナカッター!」

のMVが3本一斉公開されている。

勿体ぶるように1本ずつ五月雨公開するのではなく、
威勢よく3本まとめて公開した姿勢が良い。
 

「Now Now Ningen」(作詞:児玉雨子、作曲、編曲:星部ショウ)

ゆはがごそごそ探して


でてきたこのボタンを押してでてくる

このロボットなに?

(ドラえもんの道具でこんなのありました?)

 

 

 

 

最初の衣装がアジアンテイスト風。

途中で脱ぎ捨てて、上下真っ白の衣装になる。

 

曲についてはAメロがレゲエ、ヒップホップ調。
モーニング娘。'14「笑顔の君は太陽さ」とコード進行は同じ。

既に聴いたことがある気がするのはそのせいだが、

サビもエレクトロポップでメロディは良い。

が、全体的にアレンジが軽い。
雨子先生の歌詞も、

いつものウイットが効いてない感じ。
(「ニューノーマル」ってアフターコロナの流行語?)


「激辛LOVE」

(作詞、作曲:Barry Blue / Paul Greedus、日本語詞:星部ショウ、編曲:大久保薫)

3作の中では一番凝っているMVで

楽しヒーハー!

 


この唐辛子のオブジェは、

フェデリコ・フェリーニ的な、何かを象徴するものなのだろうかと

思いながら見ていたが、大した意味はないようだ。


オープニングの手持ちカメラによる長回しシーンは、
しばらく続けてくれた方がせっかくのセットも生きるし、

映像に躍動感も出た。
カット割りがもったいない。

 

3作通して、ゆはの表情が豊かで良い。

コメディエンヌの才能ありだ。


 

 

 

まえここカレー番長ヒーハー!

 

かつて、Berryz工房が「cha cha SING」で

タイのトンチャイ・メーキンタイの楽曲「ROW MAH SING」をカバーし、

東南アジア進出を目論んだことがあった。    
また、アンジュルムもインド民族音楽風「恋はアッチャアッチャ」を

2019年にリリースしているが、
ハローはこうしたエスニック・サウンドを

定期的にカバーする傾向にある。

ちなみにこの「激辛LOVE」は、

1982年、イギリス女性ボーカルグループ

Toto Coelo「Dracula's Tango (Sucker For Your Love)」のカバーである。
よくもいろんなとこから引っ張り出してくるものだ。


「こんなハズジャナカッター!」(作詞:星部ショウ・野沢トオル 作曲・編曲:星部ショウ)

 

 

 


みんなで「ひぐちカッター!」

(本家とやり方ちと違うが)


これはお金かかってないMV。

自分達のこと、自分達で言っちゃってる感じが

どうなのかなって思うけど、

まえここの正拳突き「せいやっ!」に

しおりんが倒れる時の「うわぁぉ」と

まえここの追い打ち「うろたえるな汐里」が良かったので、

まあ、良しとしましょうか。