冬のハロコンは、
年初めの顔見世興行であり、
正月らしい「お祭り」コンテンツとしての意味合いが強いが、
今年はセットなし、スクリーンなし。
「お祭り」とは程遠い、あまりに質素なステージ。
そんな中でも、ステージ上のパフォーマンスは
間違いなく熱かった。
今、できる限りのことに全力を尽くす。
そんな「メッセージ」が伝わる初日ハロコン。
サンモールも閑散としとるわ。
<参加メンバー> ※夜公演(19:00~)
ユニット②;
生田衣梨奈、佐藤優樹、小田さくら、加賀楓、山﨑愛生(モーニング娘。'21)
谷本安美、新沼希空、岸本ゆめの、小野田紗栞(つばきファクトリー)
ユニット⑥:
金澤朋子、植村あかり、段原瑠々、工藤由愛(Juice=Juice)
前田こころ、山﨑夢羽、清野桃々姫、平井美葉(BEYOOOOONDS)
<セトリ> 司会:小田さくら(金澤朋子)
01.YEAH YEAH YEAH/全員
MC
02.悪いヒト/研修生ユニット(米村、石栗、窪田、斉藤)
03.そこらのやつとは同じにされたくない(雨ノ森川海)/前田、山﨑夢、平井、清野
04.がんばれないよ(Juice=Juice)/金澤、植村、段原、工藤
05.たんぽぽ(タンポポ)/植村、工藤、清野
06.シングルベッド(シャ乱Q)/金澤、前田、平井
07.悲しきヘブン(℃-ute)/段原、山﨑夢(バックダンサー:平井、前田、工藤)
08.君だけじゃないさ…friends(2018アコースティックVer.)(アンジュルム)/ユニット②
MC
09.低温火傷(つばきファクトリー)/新沼、谷本、岸本、小野田
10.フラリ銀座(モーニング娘。'18)/生田、佐藤、小田、加賀、山﨑愛
11.Kiss me 愛してる(℃-ute)/生田、加賀、新沼、小野田
12.雨(森高千里)/佐藤、谷本、山﨑愛
13.Memory 青春の光(モーニング娘。)/小田、岸本
14.I Need You~夜空の観覧車~(つばきファクトリー)/ユニット⑥
MC
15.泣いていいよ(Juice=Juice)/ユニット②
16.文化祭実行委員長の恋(BEYOOOOONDS)/前田、山﨑夢、平井、清野
17.雪のプラネタリウム(つばきファクトリー)/新沼、谷本、岸本、小野田
18.Va-Va-Voom(Juice=Juice)/金澤、植村、段原、工藤
19.ジェラシー ジェラシー(モーニング娘。'17)/生田、佐藤、小田、加賀、山﨑愛
20.歩いてる(モーニング娘。)/ユニット⑥
MC
21.笑顔に涙~THANK YOU! DEAR MY FRIENDS~(松浦亜弥)/全員
研修生ユニットの「悪いヒト」。
フリコピが身に染みつきすぎてる。
自分は、かなみん(石栗奏美)好きなので
オレンジのペンライト振ってるんだけど、
そういえば、まどぴ(斉藤円香)も好きな色がオレンジ。
研修生ユニットでデビューする前に、
この2人の「工藤遥争奪戦」に
いずれ決着をつけなければならない。
でも、かなみんがオレンジを奪ったら、
まどぴから一生恨まれそうだ。まどぴはガチすぎる。
ここは公平にくじ引きで決めるのはどうだろうか。
「そこらのやつ~」、
雨ノ森川海にもしみよりん(平井美葉)が入ったらバージョン。
雨ノ森川海のコンセプトにもピッタリハマるみよりんだけに、
全く違和感なし。
年明け早々、桃々姫の調子がだいぶよさそうだ。
Juiceの新曲「がんばれないよ」は、
もともとあーりー(植村あかり)、れいれい(井上玲音)、るるちゃ(段原瑠々)メインの曲。
れいれいがいないので、
れいれいパートはかなとも(金澤朋子)にチェンジ。
この3人だけで成立する圧倒的な歌唱力はなんなんだ。
(タコちゃんだけ外してごめん)
「たんぽぽ」は大好きな曲。
「夢に向かってゆくわ、明るい未来へ」の
由愛ちゃん(工藤由愛)パートで胸熱。
由愛ちゃんが夢を叶えていく姿を、
ずっと追いかけると改めて誓う2021年。
シャ乱Q「シングルベッド」は
前ここ(前田こころ)、みよりんという稀代の男役コンビで
女ヲタを落としにいくという分かり易い狙い。
この中に入ると、
さすがに朋子は女っぽいよなあ(どういう意味?)
「悲しきヘブン」、
るるちゃとゆは(山﨑夢羽)という「力技」で
ヲタクをねじ伏せに行く。
バックダンサーも付け、
どうだこれで文句あるか、といった感じ。
「kiss me 愛してる」は、加賀様の独壇場。
「この曲は、誰にも譲れんのじゃいぃぃ!」
という気迫溢れるパフォーマンス。
ダンスのキレ味は1人異次元。
事務所の大先輩・森高千里の「雨」は、
まー(佐藤優樹)、あんみぃ(谷本安美)、めいち(山﨑愛生)の北海道トリオ。
いきなり歌詞を飛ばすはんかくさい(おっちょこちょいな)あんみぃ。
「Memory 青春の光」、
おーだ(小田さくら)ときしもん(岸本ゆめの)。
さすがのハモリ、着地もしっかり決め10点満点。
「文化祭実行委員長の恋」、
高瀬役がみよりん、江口役がゆは。
冒頭のセリフをみよりんがド忘れ(普段とは違う役だし、これはしょうがない)。
沈黙が流れ、顔を見合わす2人。
それでも途中で思い出したのか、
何事もなかったように自主的にテイク2を始めるみよりん。
さおりんに対抗する・・・
かなとも。
お、これ、朋子の勝ちじゃね?
全体を通して。
各グループの曲や、昔のハロー曲など
通常のハロコンにより近い構成となっており、
ヲタのニーズに応える内容で、概ね好評だった。
通常ハロコンよりメンバーが少なく、
純粋なグループ全員のパフォーマンスは観られない分、
若干の寂しさは拭えないが、
その分1人1人にスポットライトが
向けられる時間は長いので、
「推し」をより観察したい人にとっては
逆に好都合かも。
この公演で印象に残ったのは、
めいちと由愛ちゃん。
2人とも、もう子供じゃない。
ダンス、身のこなしに品がある。驚いた。
ハロコン行かれる方は、
ぜひこの2人に注目してみてください。
しかし、ハロコンでパンダココンビが立派に活躍する時が
こんなにも早くこようとは。
光陰矢の如し。
そしてラストの「笑顔に涙」。
♪また会えるから きっと会えるから
また笑顔して きっと会えるから
ね みんな 言葉じゃ交わさない
約束なんだよ!
なんだか、泣きそうになったわ。
緊急事態宣言、再び待ったなし。
また元の閉鎖された社会に、戻ってしまうかもしれない。
ハロコンも、また中止になってしまうかもしれない。
STEP BY STEP、
前に進めるのは一歩だけ、
だけれども、その一歩を確実に前に進むため、
今、できる限りのことに全力を尽くそう。
P.S.
緊急事態宣言まで一定の周知期間を設けるとのことなので、
来週のハロコンがどうなるか、といったところだと思ってます。