座席に、由愛ちゃんが折った折り紙がありました。



切れ目が入っているところも、

ハサミで切ったのではなく、
折り目をつけて手で切った、手作り感満載のハート。

これをJuiceの楽屋で、

もしくは夜な夜な自分の部屋で
黙々と折っている由愛ちゃんの姿を想像しながら、
心のデトックスをしてます(笑


<イベント内容>  ※2部  MC:稲場愛香(Juice=Juice)

01.アツイ!(BEYOOOOONDS)

・工藤由愛の以心伝心ゲーム
  ジェスチャーゲーム
  効果音ゲーム

02.書いては消しての“I Love You”(カントリー・ガールズ)
03.ボーイフレンド(藤本美貴)
04.21時までのシンデレラ(Berryz工房)
05.Kiss me 愛してる(℃-ute)
06.赤いフリージア(メロン記念日)
07.「ひとりで生きられそう」って それってねぇ、褒めているの?(Juice=Juice)


●有り余るエネルギーを放熱する

2部は、いきなり「アツイ!」から熱いスタート。

由愛ちゃんって、

1人で歌うの無理そうな曲を敢えて選んでるよね?

初めて由愛ちゃんのパフォーマンスを見たとき、
あれは4年前の実力診断テスト、

こぶしの「チョット愚直に!猪突猛進」を歌ったときに

「この子、なんてムチャするんだ」と思ったけど、
ステージ狭しと暴れまわる姿に、

衝撃を受けたのを覚えてる。

今日の「アツイ!」も、

張り切り過ぎて、前のめりにリズムが走っちゃってて、

もうムチャクチャ。
由愛ちゃんの心から湧き上がる衝動を抑えられないこの感じ。
そのエネルギー、パワーに

圧倒されている自分がいる。

最後の「センキュ!」も、

高瀬くるみの勝ち誇ったような絶叫とはまた違い、
400メートル走を全力で爆走した後に、

ヒステリックにわめきたてる感じで
「センキュ!」と言ったもんだから、
その意外性に、客席がドッと沸いた。

 


●MCまなかんという切り札

ハローのバースデーイベントの司会といえば、

お決まりの上々軍団だが、
今回はなんと、

先輩のまなかん(稲場愛香)がMCを務めるというサプライズ。

最近は、バースデーイベントも

感染予防対策で

だいたいハロメン1人でやるパターン(ゲスト無し)なのだが、
こうして2人集まって、

そのやり取りが聞けるのは嬉しい。

そしてこの師弟コンビ、人を持ち上げるのが上手。
まなかんが

「由愛ちゃんはホント一生懸命でカワイイ!」

を連発すれば、
由愛ちゃんも

「稲場さんはいつもやさしくて尊敬してます!」

と、2人でお互いに褒め合う。

 

それだけでは飽き足らず、

「(ジェスチャーゲームで)みなさんのジェスチャーもお上手でビックリしました!」

と、客席のヲタをも褒めだす由愛ちゃん。
小手先ではなく一生懸命褒めてくれるから、

もはや清々しさしか残らない。


それにしてもまなかん、

やっぱ由愛ちゃんの持ち味をよく知ってるだけあって、
タコ操縦術は手慣れたもの。

 

例えば、ジェスチャーゲームで、

まなかんは正解に気付いていても、

敢えてわからないフリをする。
こうすることで、

由愛ちゃんが負けじと矢継ぎ早に

突拍子もないジェスチャーをブッ込んでくるから面白い。
由愛ちゃんのマシンガントークが始まったら、

笑いが起こるまでしばらく放置しておくなど、
タコをわざと「泳がす」テクニックに長けている。


●型破りにハローの常識をブチ壊せ

由愛ちゃんの魅力は、

なんといっても既成の枠にとらわれない

型破りな個性である。

 

カントリーの曲をカバーしても、

カントリーの物真似に全くならない。
もりとち(森戸知沙希)のセリフも、

由愛ちゃんがやれば
イントネーションから全く別物になる。
タコのボードを持ってきてポーズを決めるのが、
なぜか、にゃんこスターに見えてしまう。

 

「21時までのシンデレラ」の間奏では、

ステージを下手から上手へ
全力でモップ掛けして疾走する。

 

パッション全開のダンスパフォーマンス、
一瞬の閃きで、

今という瞬間を全力で生きる。

この個性は、大事に育てて欲しい。
繊細さは、やがて身に付いていくもの。
ハローに、新しいパフォーマンスの概念を生み出すのは、
彼女のような存在だと思ってる。

鳴りやまない長い拍手に、

「ぶわぁっっ!」と熱い感情がこみ上げてくる
由愛ちゃん。
オマエら、悪いオトナだよ、

タコちゃんを泣かそうとして。

「そんなにたくさん手を叩いたら、手が痛くなっちゃいます!」
タコちゃんの方が一枚上手でした(笑


最後、客席に手を振ってステージからハケるんだけれど、
本当に最後の最後まで、客席からほぼ見えない角度になっても、
ずっと手を振ってた。

 

イベントの最中、何度、

由愛ちゃんをギュッと抱きしめたいと

思ったことか。

 

もう、大好きです。