午後は、たなこうたなおさんのライブにお邪魔し、
そのまま夜は、蒲田にハロコンへ。

今日の「金澤朋子キャプテン公演」(そんなタイトルはついてない)
には、研修生26期が勢揃い。
(川村文乃、横山玲奈、山﨑夢羽、西田汐里、橋迫鈴)

いつものさこりんセンター集合写真も、
ソーシャルディスタンス版で。

改めて思うけど、
この5人の関係めっちゃいいよなあ。


よこやんはかえでぃーともモーニング娘。13期つながり。
26期同士では、

下の名前で呼び合うよこやんも、
娘。同期の2人同士だと

「加賀」「横山」と上の名前で呼び合う不思議。

そして、かえでぃーとかなともは研修生17期同士。
かえでぃーがMCで

「朋子が言っていた通り…」と「朋子」呼びした時は、
一瞬「えっ」って違和感が。
いっちゃん(一岡伶奈)の

「朋子」呼びは慣れてるけど、
かえでぃーの呼び捨ては初めて聞いたかも。

かえでぃーって名前の呼び方については

かなりの堅物じゃないですか。
研修生後輩だがデビューが先のあかねちん(羽賀朱音)を、
頑なに「羽賀さん」で通し続ける体育会系。

なんか、かえでぃーに

「かなとも」じゃなくて「朋子」呼びされると、
俺がかえでぃーに呼び捨てされたような気持ちになるよね。
この三角関係わかります?
(もちろん、うれしい)


<セトリ> 18:15~  MC:金澤朋子、横山玲奈

01.365日の紙飛行機(AKB48)/全員

02.スローモーション(中森明菜)/西田汐里
03.M (PRINCESS PRINCESS) /川村文乃
04.秋桜 (山口百恵)/金澤朋子
05.楓 (スピッツ)/加賀楓

06.もしもピアノが弾けたなら(西田敏行)/横山玲奈
07.TOMORROW (岡本真夜)/橋迫鈴
08.揺れる想い (ZARD)/山﨑夢羽
09.手紙~拝啓 十五の君へ~(アンジェラ・アキ)/工藤由愛

10.Jupiter(平原綾香)/金澤朋子
11.月光 (鬼束ちひろ)/加賀楓
12.セーラー服と機関銃(薬師丸ひろ子)/橋迫鈴
13.ひまわりの約束(秦基博)/横山玲奈

14.未来へ(Kiroro)/工藤由愛
15.なごり雪 (イルカ)/西田汐里
16.香水 (瑛人)/山﨑夢羽
17.青春の影(チューリップ)/川村文乃

18.ふるさと(モーニング娘。)/全員


なんか、ずっと聴いているうちに
「365日の紙飛行機」っていい曲じゃね?

って思い始めてきたヲタク。

サビの「どこを飛んだのか」

のコード(Dm7→G7)が気持ち良くて、
ここでオチをつけるため

Aメロ、Bメロは極力シンプルにしている、みたいな。

こういう地味な技、好きよ。

 


●加賀楓の凄味

今日の客みんな思ったことでしょうけど、
かえでぃーの歌声がすごく良いですよね。

野球のピッチャーに例えると、
昔は線の細かったストレートが、

阪神の藤川球児みたいに、

この1年でグッと回転数が上がって、
ズドンと重たいストレートに変身した印象なんです。
(なんかクニオさんのちゃんねるみたいだ)

客席にガツンと届く、

芯のある歌声になったということですよね。
こういう覚醒の仕方もあるんだなと。
これなら多少コントロール(ピッチ)がよれても、
その歌声の迫力で

聴衆を納得させられると思います。

「月光」はまさにそんなパフォーマンスでございました。



●「胸がぶわぁぁっと熱くなりました」(タコちゃん)

これも今日の客みんな思ったことでしょうけど、
由愛ちゃんの純真さですよ。

バラードのライブなのに、

客席から手拍子が起こるという。

由愛ちゃんは猛烈に感動したそうですが、

それも由愛ちゃんの情熱が生み出した現象だと
勝手に思ってます。


このアンジェラ・アキの「手紙」という曲、
なかなかの怪曲ですが、

由愛ちゃんの感性で歌詞の意味を捉え、
そのメッセージを真っすぐ

一生懸命に伝えようとする姿に
心動かされたヲタは

自分だけではないハズです。

会場の雰囲気を一瞬にして

自分の世界に変えていくだけのエネルギーが
工藤由愛にはあります。


●選曲傾向がどんどん古くなっていくような…

MCコーナーで

「好きなバラード曲はなんですか?」という

よこやんの質問に、

・LiSA『シルシ』(工藤由愛)
・ファンモン『大切』(西田汐里)
・西野カナ『Dear…』(山﨑夢羽)
・フジファブリック『若者のすべて』(川村文乃)

と答える面々。

 

この世代のハロメンが

歌いたい曲っていうのは、
本当はこういう曲なんでしょうね。

 

ごく最近の曲、と言わないまでも、

せめて自分達が子供の頃に聴いた

思い入れのある曲をやりたいな、
というのが本音でしょう。

そういえば、

昨日もまなかん(稲場愛香)が、

宇多田ヒカルの『Automatic』が流行ったのは赤ちゃんの頃で、

と話してて、
「宇多田ヒカルがデビューしたのなんて、ついこの間の出来事じゃん」

と思ったオッサン(→俺)の脳ミソを見事に打ち砕いてくれたわけですが、
秋のハロコンで追加された曲も古い曲ばかりで、
もうちょい今風のバラードも

聴きたいななんて思ったりもしました。


最後に、MCのよこやんが

いいところに気付いてくれましたよ。
「365日の紙飛行機」の冒頭ソロ部分、

金澤さんが振り付けして歌う姿が神々しいと。
それな!

ま、あれは振り付けではなく、

無意識に身体が動いただけなんですが、
ここ1年、かなともは

より感情を歌に乗せるスタイルになって、

右手が自然に大きく動き、

感情が表に出るようになったんですよ。

 

いかに歌を上手く歌うかというよりも、

言葉の意味や歌詞を伝えることに
重きを置くようになったということですね。

「Jupiter」はハロステで見たやつよりも、

さらに進化していました。

 

P.S.

アンジェラ・アキの「手紙」と言えば、

2009年ベガルタ仙台のファン感謝祭で

島川俊郎が弾き語りしたやつ。

そんな島川も、今は大分トリニータで覚醒中である。