バースデーイベント、写真集発売ラッシュで
なんとか食いつなごうとしているハロプロだが、
イベント系はともかく、
写真集は、果たしてどれだけ

儲かるものだろうか。

 

一般的に1万部売れれば大成功と言われるこの世界、
この分野で強さを発揮している乃木坂46が
軒並みこのラインを余裕でクリアしているのに比べ、
ハローだと、この大台に届くのは夢のまた夢。

ハロプロの「写真集エース」といえば、
モーニング娘。'20の牧野真莉愛だが、
真莉愛ですら、5,000部に達しない。

もともと知名度が低い上に、
一般書店にハロプロの写真集が並ぶことは極めて少なく、
こんな調子で、発売ラッシュしても
赤字になるだけではないだろうか?

そんな心配は、杞憂なのである。
なぜか?

アップフロントは、

自社グループ内に「株式会社オデッセー出版」

という子会社を持っている。
最近、発売された写真集のほとんどが、
出版元=オデッセー出版になっているはずだ。

自社内に出版社を持つことによって、
都市近郊のロケ地にて手軽に撮影、
最低限の部数だけ刷り上げ、
販売経路もネット通販やハロプロオフィシャルショップ、

書泉グループなどの一部書店に限定することで、
低予算にて、写真集を売り出すことができるのだ。

「売れない」と言っても、

発売記念イベントを組むことによって
書泉グループの売上ランキングでは必ず上位になるなど、
一定部数の売上数は計算できるので、

その部数に応じた価格設定

(3,000円というのはアイドル写真集では割高な方)により、

しっかり黒字を叩きだせるというわけである。

ハロヲタのみを相手にする、

まさに「井の中の蛙商法」だ。


ここである程度、

売上に関するデータを収集し、
もうちょっと大きめの市場に出しても問題ない、

と判断された場合は、
大手のワニブックス社から

写真集が出版されることになる。

例えば、

今回2冊目を出す加賀楓や

3冊目の森戸知沙希は
前作での売上実績も考慮された結果、

ワニブックスからの出版となっているが、
今回2冊目となる山岸理子はオデッセー出版。

小野瑞歩、前田こころ、島倉りか、羽賀朱音にせよ、
だいたい1冊目は

オデッセー出版で様子見なのだが、
いきなり1冊目からワニブックスの北川莉央、山﨑夢羽などは、
事前のリサーチ(つまり付いているヲタの数)で、

それなりの売上部数が見込めると

判断されているのだろう。

こうしたSCM(サプライチェーン・マネジメント)による

管理を行っているため、
見込生産(需要がある分だけ生産する)が可能になり、
確実に利益を挙げることが可能なのである。
 

 


☆9月現場スケジュール☆

9/9 (水)Juice=Juice 松永里愛バースデーイベント@横浜LANDMARK HALL
9/19(土)ハロコン~The Ballad~@ハーモニーホール座間
9/20(日)ハロコン~The Ballad~@大田区民ホールアプリコ大ホール
9/22(火)BEYOOOOONDS 里吉うたのバースデーイベント@スクエア荏原ひらつかホール

研修生発表会、朋子バースデーは全落でございました。
それでも全体的に見たら、当たってる方かなと思います。