謎の帽子のオブジェ。

まあ、夏なんで(謎)。

夏といえば、麦わら帽子ですよねえ。

写真集発売も決まり、

絶好調のおみず(小野瑞歩)。
今日は人一倍笑顔が目立っていました。

おみずの時代到来かぁ。

 


<セトリ> 18:15~ Bチーム公演 MC:矢島舞美

00.川の流れのように(美空ひばり)/Bチーム全員

01.楓(スピッツ)/前田こころ
02.たしかなこと (小田和正) /上國料萌衣
03.TOMORROW (岡本真夜)/野中美希

04.リバーサイドホテル (井上陽水)/金澤朋子
05.ただ泣きたくなるの(中山美穂)/小野田紗栞
06.夢をあきらめないで (岡村孝子)/島倉りか

07.赤い風船 (浅田美代子)/生田衣梨奈
08.見上げてごらん夜の星を(坂本九)/小野瑞歩
09.366日(HY)/平井美葉

10.僕は君に恋をする(平井堅)/佐藤優樹
11.セーラー服と機関銃(薬師丸ひろ子)/里吉うたの
12.Everything(MISIA)/高木紗友希

13.やさしさで溢れるように(JUJU)/北川莉央
14.三日月(絢香)/佐々木莉佳子
15.ひこうき雲(荒井由実)/伊勢鈴蘭

16.Time goes by(Every Little Thing)/稲場愛香
17.スローモーション(中森明菜)/山岸理子
18.PRIDE(今井美樹)/森戸知沙希


いつもは静謐な雰囲気の中行われる「The Ballad」も
MCが矢島舞美に代わるだけで、

ちょっとくだけた雰囲気に。

とくに、まーちゃん(佐藤優樹)との絡みは

楽屋トークそのもの。
「昭和って江戸時代ですか??」
「矢島さん知ってます?!今日、雨降ったんですよ!」
声を出しちゃいけないはずの会場から爆笑が起き、
「今日は声出させちゃいけないんだよ」と、

ふと我に返る舞美。

でもこうした多少の笑いが、

緊張をやわらげる緩衝材にもなって、
良いパフォーマンスにも繋がった気がします。

 

 

さて、この日のBチーム公演のマイベストは、
りかちゃん(島倉りか)の「夢をあきらめないで」と、
まーちゃんの「僕は君に恋をする」です。

りかちゃんの「夢をあきらめないで」は、
岡村孝子が降臨してきたような錯覚がありました。
それは、モノマネとかではなく、
すべてを包み込むような奥行きのある、

それでいて透明感のある歌声が
本家と同じくらい見事に響いてたということですね。
ソロフェス、バースデーイベント、そして今回のハロコンと、
島倉りかの歌い手としてのスケール感の大きさを
強く知らしめられた気がします。

そして、まーちゃんの「僕は君に恋をする」。
この曲を歌うにあたって、十分に研究してきた成果が
存分に発揮されていたと感じました。
同じ音程でも、

詞の内容によって地声、裏声を使い分けたり、
序盤の静かな立ち上がりから一転して、

サビの部分では、情感たっぷりに
泣きそうな声で歌ったと思ったら、激しく昂る(たかぶる)声で歌ったり、
声色の使い分けもメリハリが効いてました。
苦手というファルセットのロングトーンも◎。


その他の感想。

「リバーサイドホテル」を歌いこなせるのは、
ハローではやっぱかなとも(金澤朋子)くらいだよなと。
佳林とか朋子はもうすでに「プロ歌手」なので、
こうしたカバー曲を、

自分のモノにして表現できるんですね。

それにしても、井上陽水が描く

散文詩の退嬰的な世界観はどうだ。

ベッドの中で魚になったあと
川に浮かんだプールでひと泳ぎ
どうせ二人は途中でやめるから
夜の長さを何度も味わえる

やっぱこれ、ハロメンに歌わす曲じゃないな(苦笑


さおりん(小野田紗栞)の「ただ泣きたくなるの」。
声色がちょっとオトナになったさおりん。
ビブラートができるようになると、

この曲は全然深みが違ってくると思います。
裏声のビブラートだから、何気に難しいんですけども。

みよりん(平井美葉)の「365日」。
みよりんはダンスだけでなく、

歌でも聴かせるようになってきてますよね。
憑依体質なのか、

主人公になり切れるところもストロングポイント。
裏声を出すのが上手なので、

時折、沖縄民謡のようなこぶしが利く場面もあり、
この曲に合っていました。

さゆべぇ(高木紗友希)の「Everything」。
ビブラートの美しさは、

紗友希がハロプロ随一でしょうね。
ただ個人的には「逢いたくていま」のカバーの方が好きかな。

おんちゃん(北川莉央)の「やさしさで溢れるように」。

今まで聴いた彼女のソロ(パート)の中で、

一番良かったなあ。

気持ちの入り具合も、リズムの取り方も、

思わず惹きこまれるものがありました。


佐々木莉佳子の「三日月」。

ハスキーボイスが深みのあるいい味を出していて、
なおかつ、サビの裏声への移行部分がナチュラルで

聴いてて気持ち良かったです。

りこりこ(山岸理子)の「スローモーション」、

独特な良い歌声を響かせてました。
最初、りこりこの声だと気付かなかったです。
彼女も一連のソロパフォーマンスで

株を上げた一人ですよね。


今回のハロコンはどうしても歌に注目が集まりがちですが、
客席の中を歩くハロメンの神々しさや、
パフォーマンス最中の表情とか、
パフォーマンスが終わった後のお辞儀の美しさとか、
緊張から解放された時のホッとした笑顔とか、
そんなところにもトキメキがありました。