昨日、仕事の合間に
中野サンプラザで休憩を取っていたら、
エスタシオンのスタッフが
コンサート前日からすでに
段取りの確認を入念に行ってました。
集団感染のリスク排除に
尽力している様子が
改めて伺えるシーンでした。
今日から、メンバーの曲が全てシャッフルされ、
ハロコンも新装開店、リスタートです。
<セトリ> 19:15~Cチーム公演 MC:飯窪春菜
00.川の流れのように(美空ひばり)/Cチーム全員
01.あなたに会えてよかった(小泉今日子)/横山玲奈
02.さよなら大好きな人 (花*花) /山﨑愛生
03.最後の雨 (中西保志)/竹内朱莉
04.M (PRINCESS PRINCESS)/岡村美波
05.ロビンソン(スピッツ)/小田さくら
06.会いたい (沢田知可子)/植村あかり
07.キミを忘れないよ (大原櫻子)/橋迫鈴
08.雪の華(中島美嘉)/笠原桃奈
09.First Love(宇多田ヒカル)/宮本佳林
10.香水(瑛人)/山﨑夢羽
11.明日への手紙(手嶌葵)/一岡伶奈
12.もしもピアノが弾けたなら(西田敏行)/谷本安美
13.未来へ(Kiroro)/工藤由愛
14.卒業写真(荒井由実)/牧野真莉愛
15.手紙~拝啓十五の君へ~(アンジェラ・アキ)/清野桃々姫
16.オリビアを聴きながら(杏里)/浅倉樹々
※岸本ゆめのは体調不良のため休み
これだけ各世代の曲が揃うと、
この曲を聴くとあの頃を思い出すみたいな
思い出の曲ってあるじゃないですか。
自分にとっては、
今日の公演でいったら、
「あなたに会えてよかった」かな。
素敵な恋の思い出がある、
とかそんなんじゃ全然ないんだけど、
いろいろともがいてた青春時代が蘇ってくる、
みたいな感覚ですかね。
それが今回のハロコンの狙いでもあるんでしょう。
そんな「あなたに会えてよかった」の
イントロがかかって
これまたこの曲が似合いそうなよこやん(横山玲奈)が出てきて、
いきなりテンション上がり気味。
Cチーム全体の感想としては、
声の響かせ方を知ってて
ソロで一曲を通じて実力を出せる子(経験が豊富な子)と、
そうでない子の差が
ハッキリしていた印象です。
そういう意味では、
宮本佳林、山﨑夢羽はさすがだなと思いましたが、
個人的に良かったのは、
めいちゃん(山﨑愛生)、タケ(竹内朱莉)、あーりー(植村あかり)、
かっさー(笠原桃奈)、いっちゃん(一岡伶奈)の5人ですね。
中でもダントツだったのは、あーりー。
その優しい歌声に込められたあーりーの想いが胸に響きました。
力まず、丁寧に歌っているんだけど、
声はしっかり遠くまで響いていて
ちゃんと音が鳴ってるんですよ。
すごくレベルが高い。
あーりーというと、
色っぽさとか、狂犬(?)とか、
豪放磊落なイメージを持たれることが
多いと思いますが、
今回ので、だいぶイメージが変わると思いますよ。
今回見せた繊細な優しさこそ、
彼女の素の部分でもあるんですね。
めいちゃんは、低音部をしっかり一音一音
大事に歌っていて好印象。
いい意味で落ち着きがあり、
立ち姿も美しい。
タケは、熱唱タイプの曲が似合い、
照れが出る悪癖も封印され、
その歌いっぷりが男前だったのが◎。
かっさーは、テクうんぬんよりも、
ソロでその雰囲気を醸し出せる
典型的なソロプレーヤー。
主役でこそ、力が発揮できるタイプなんでしょうね。
いっちゃんは、
ファルセット中心にしっとりと歌っていて、
今まで見たことない(聴いたことない)
新しい一岡伶奈を見せてくれました。
それと、小田さくらについて。
彼女はいま、次なる進化の過程にあります。
この「ロビンソン」は、
今のさくらが苦手にしている音のオンパレードだといいます。
若い頃の小田さくらなら、
透き通ったクリスタルボイスでサラッと歌っていたと思うんですよ。
でも今は、多少声変わりもしたし、
精神的にもさらに成長して、
歌に、より感情が乗るようにもなってきている。
こうした音域の広い曲、
それでいて抑揚を付けるだけでは歌いこなせないこのような難曲と
真剣に向き合っている彼女を見ることは、
歌手・小田さくらを
これからずっと見守る上で、
とても刺激的なことかなと思います。
ところで、
ハロヲタのみなさんは
自分の推しの子に何番目に歌って欲しいと
思っているのでしょうか?
自分は、おいしいものは最後に残すタイプなので、
推しの子には、
最後の方に出てきてもらいたい。
というわけで、
トリを飾ってくれた樹々ちゃんに
「疲れ果てたあなた、わたしの幻を愛したの~」と歌われ、
「あー、そうか、俺が愛したのはキキちゃんのまぼろしだったんだ、
チャリコハ(≒パトラッシュ)、僕は疲れたよ」と
意味不明な感傷に浸ったところで、
本日のハロコンはお開きです。