毎年、実力診断テストの後には、
誰がデビューするか、ドラフト会議を
勝手にやってるのですが、

今年はアンジュルムを除いて、
どのグループも定員を

満たしている状態なので、
加入するタイミングが難しいですね。

アンジュルムも、

一応オーディション中のため
基本は一般公募からの加入で、
モーニング娘。'20の

15期のめいちゃん(山﨑愛生)みたいに
研修生枠があるとしても

1名でしょう。

 

しかも、橋迫鈴より先輩、

もしくは年齢が上の子が入ると、

加入後の上下関係が

いびつになるので、
そう考えると適任者がいない気がします。

研修生側の目線で考えると、
石栗奏美は文句なくデビュー確定。
これに続くのが、

斉藤円香、米村姫良々、為永幸音、窪田七海あたりが

横一線といった感じです。

石栗かなみんのキャラクターは、

アンジュルム、というよりは

モーニング娘。向き。
あるとしたら単独加入でしょうが、
それよりも、事務所としては

研修生ユニットでデビューさせたい
と考えるのが普通でしょう。

それには、残りの3人に

実力をつけてもらって
歩調が合ったところで

一斉にデビュー、

というのが理想だと思いますが、
そのタイミングを図るのがとても難しい。

それにこの4人だけでは正直、

人気面でBEYOOOOONDSや

つばきファクトリーに
対抗できるグループに成り得るのか、

という不安もあります。

為永幸音が今回結果を残したことで、
事務所が考えそうなのは2案。

①研ユニに為永幸音を1名追加

 

②もう一つ新しい研ユニを作り、為永、広本、中山、山田の4名を選出

 


②は少しギャンブルが強過ぎますかね。
為永以外の3人に対しても

モチベーション維持にはなるし、
選ばれなかった子も

それほどショックが残らない(年齢・キャリア的に)と
思いますが、
こういうユニットを作るということは、

そのままデビューさせても構わないくらいの
覚悟が必要なんですよ。
なぜなら、選ぶのは簡単だけど、

外すことはできないから。

かつて、つんくがスマイレージのサブメンバーを選んだ時、
サッカーのJ1、J2みたいに

入れ替えがあるかもしれない、と
競争を煽るようなことを言っていたけど、
実際、メンバーを落とすなんてことは、

よっぽどのことがない限り、
残酷すぎてできないですよ。
スマイレージの場合も、

体調不良で脱退した小数賀芙由香を除いて
サブメンバー全員が

そのまま昇格する結果となったわけですし。

新グループをデビューさせるにしても、

そのコンセプト・売り出し戦略も
考えなければいけないわけで、
今から8人でデビューする形をイメージするのは

難しいかなと思います。

そうなると、やっぱり案①かな。