ハロコンで、J-POPバラードのカバーをやろうというのは
やっぱり、山崎会長のアイディアなのだろう。
曲のラインナップを見ても、
バラードでも、前向きで背中を押してくれるような
ポジティブな曲が多い。
ここらへんに山ちゃんの意向が
反映されているように感じられる。
そういえば、そのラインナップの中にMISIAの曲が無かった。
特に気にしてはいなかったが、ここにきて、
小田さくら(モーニング娘。'20)と高木紗友希(Juice=Juice)が
YouTubeの公式チャンネルで、
MISIAの「逢いたくていま」をカバーする動画が
アップされることになった。
ハロメンが他のアーティストの曲
(とくにアップフロントに無縁のアーティストの曲)
をカバーするのは、今まであまり無く、
こうして見るとやはり新鮮である。
普通なら超実力派シンガーのMISIAと比べられて、
原曲のパワーに負けてしまいショボくなりがちだが、
そこはハロプロを代表する歌姫、おーだとさゆべぇ、
プレッシャーは半端なかったと思うが、
見事な歌唱力で聴かせてくれている。
「アイドル離れ」したその実力に、
世間の注目が集まっても不思議ではない。
それにしても、難しい曲を選んだものである。
「逢いたくていま」は、
大東亜戦争末期の沖縄戦で、
特攻隊として散っていった戦士への想いを
モチーフにして綴られた曲だ。
逢いたいという想いには、
並々ならぬ情念と強い決意が込められている。
その歌詞の意味を理解した上で2人とも歌ったと思うが、
まだ若い2人が背負うには、ちょっと重たすぎる気もした。
この曲は落ちサビが一番のクライマックスなのだが、
2人ともそこでややパワーダウンしたのが惜しまれる。
1曲を通じての抑揚の付け方などは、
ソロで歌う経験値を積んでいけば、
自然と身に付くものなのではないかと思っている。
実力ある子には、どんどんソロで歌う機会を増やして欲しい。
P.S.
ほまたんのバースデーイベント行きて~。
でも横浜遠い~。
しかもこのクソ忙しい中、平日は厳しい~。