BEYOOOOONDSがデビュー2年目にしてホールコン(GW中野サンプラザ)が決まりました。
他グループのヲタから「早過ぎる」という声が多少出るかなと思ったんですけど、
そうでもなかったですね。

BEYOOOOONDSのメンバーの中には下積み時代が長い子もいるし、
実際、早過ぎるという印象もありません。

グループが減りゆくハローの現況から、むしろBEYOOOOONDSに寄せられる期待の声は

より高まっていると言えます。

 

大きな舞台を踏むプロセスというのは、それぞれのアイドルグループで違うもの。

そのグループが歩んできた過程・プロセスにどれだけ価値があるか、
それぞれのグループが紡ぐ物語がどれだけヲタを惹きつけるかが大切になってきます。

例えば、Juice=Juiceは4年目で初の武道館公演を行ったけれど、
それまで225公演という超ロングランのライブツアーを乗り越えたからこそ、
その結末として待っていた武道館がより感動的なステージになりました。

8年目にして初の武道館に辿り着いた℃-uteは、

念願の武道館のステージに立つまで、どのアイドルの子達よりも紆余曲折を経験した

稀有なグループとなりました。

同じハロプロ内ではBerryz工房に後塵を拝し、村上愛、梅田えりか、有原栞菜の離脱、

そしてグループ解散危機もあったけど、「忍耐強く」活動を続けてきたことで、

本物の実力とより強い絆を身に付けるまでになりました。

とにかく残った5人は粘り強く、我慢強い子達で、

今の時代にはなかなか現れにくいタイプのアイドルグループだと思っています。

 

●℃-ute武道館コンサート2013『Queen of J-POP~たどり着いた女戦士~』
(2013年9月10日)


<セトリ>

01.Kiss me 愛してる
02.★憧れ My STAR★(メンバー紹介)
MC
03.都会の一人暮らし
MC
04.ベーグルにハム&チーズ
05.私が本気を出す夜
06.夏DOKI リップスティック(矢島舞美・中島早貴・萩原舞)
07.悲しきヘブン(鈴木愛理・岡井千聖)
MC
08.世界一HAPPYな女の子
09.Crazy 完全な大人
10.悲しき雨降り
MC(ハロプロ研修生自己紹介)
11.めぐる恋の季節(田辺奈菜美・吉橋くるみ・小川麗奈・室田瑞希・佐々木莉佳子)
12.One's LIFE~僕らの輝き
13.たどり着いた女戦士
MC(ゲスト森高千里)
14.この街(森高千里 with ℃-ute)
15.まっさらブルージーンズ(2012神聖なるVer.)
16.都会っ子 純情(2012神聖なるVer.)
17.Danceでバコーン!
MC
18.浴びる程の愛をください
19.アダムとイブのジレンマ
20.これ以上 嫌われたくないの
21.ザ☆トレジャーボックス
22.SHINES
アンコール
01.わっきゃない(Z)
MC
02.超WONDERFUL!
03.JUMP

◆℃-ute「★憧れMy Star★」

 

この時のメンバー紹介がカッコ良かったですね。

℃-uteらしく、女性らしいしなやかでエレガントな身のこなしはまさに女戦士。
そこらへんのアイドルとはモノが違います。
8年という長い期間、熟成させてできたプロのパフォーマーなのです。

これぞ、アイドルが憧れるアイドル。

 

BEYOOOOONDSが武道館に立つまでには、どんな物語が作られていくのでしょうか。

その過程を楽しめるのは、ハロヲタの特権です。