今日2月22日は、ニャンニャンニャンの日(新沼希空)。
午前中からお台場に行き、
Juice=Juiceの13枚目シングル「ポップミュージック/好きって言ってよ」の
リリイベ(ダイバーシティ東京)の1部、2部に参加してから、
もともとチケを押さえていた、つばきファクトリーの春ツアー初日(新宿ReNY)へ
はしごした1日でした。
◆お台場:Juice新曲リリイベ
<1部> ※12:30~
01.Vivid Midnight
MC
02.Va-Va-Boom
03.Never Never Surrender
04.ロマンスの途中
05.CHICE&CHANCE
MC
06.Borderline
この日のお台場は風が強く、メンバーもセットした髪がどうなろうが
気にしてられないといった感じ。
ライブが進むにつれ、「ロマンスの途中」「CHICE&CHANCE」あたりで、
「あれ?これ新曲いつやるんだろう?」という雰囲気になり、
もしやと思ったところで、
リーダーの朋子から「じつは新曲間に合わなかったんで今日は披露できません」と。
ぬははは。
新曲を一切披露しないリリイベとか初めて。
佳林ちゃんの卒業に向けたプランを急ピッチで決めていく中で、
卒業シングルも、昨年暮れから温めてきた「プラトニック・プラネット」ではなくて
全く新しい曲になったわけで、そりゃ覚えるのも時間がいるし、
それ以前に事務所のてんやわんや感は伝わってきますよ。
ループ厨を相手にし終えたJuice=Juiceのみなさん。
<2部> ※15:30~
01.禁断少女
MC
02.Va-Va-Boom
03.地団駄ダンス
04.アレコレしたい!
05.Goal~明日はあっちだよ~
MC
06.Borderline
それより、佳林ちゃん卒業発表後、
とにかく今のJuiceを観たい、佳林ちゃんに会いたいという気持ちが
今のJ=J Familyには大きかったから、
新曲云々よりもそこにこのイベントの意義があったよね。
2部の「Goal~明日はあっちだよ~」が流れた時、急に太陽の光がパァッと明るく
ステージに差し込んで幻想的だったのが記憶に残るシーンだった。
◆新宿:つばきライブツアー初日
一言でいうと、9人が一体となった素晴らしいライブ。
9人全員、ルックスもハートもバッチリ仕上がってて、くりびつてんぎょのいたおどろ(古っ!)。
衣装もかわいらしくてGOOD。
ヲタの「きそら」コールを低い声で真似するきそ(新沼希空)が好き。
メンバーが頻繁に客席を見渡すシーンがあるんだけど、
そのときの表情が、イキイキしてるんだよね。
あれ見れば、彼女達が今どれだけ気持ちが入っているか、一発でわかる。
3周年という節目を迎えた今日のライブをいいものにしよう、
そして4年目のつばきファクトリーを盛り上げていこうという気持ち、
そのテンションの高さがみんな同じ。
前向きで、誰ひとりとして取り残されていない感が何気にすごい。
エースが帰還して、足りないピースが全部埋まった。
昨年12月のBEYOOOOONDSのファーストライブに似た感動があったな。
この迫力とフレッシュさがあれば、つばきはもっといいグループになれる。
<セトリ> ※夜公演 18:00~(Bパターン)
01. 春恋歌
02. 青春まんまんなか!
03. 気高く咲き誇れ!
MC
04. 低温火傷 ※
05. 抱きしめられてみたい ※
06. 独り占め ※
07. ふわり、恋時計 ※
08. 笑って ※
MC
09. 意識高い乙女のジレンマ
10. Just Try!
11. 就活センセーション
12. 初恋サンライズ
13. 純情cm(センチメートル)
MC
14. 表面張力~Surface Tension~
15. 三回目のデート神話
16. 可能性のコンチェルト
17. 今夜だけ浮かれたかった
アンコール
01. ハナモヨウ
MC
02. 帰ろうレッツゴー! ※
※Aパターンだとそれぞれ以下の曲に替わります。
#04(抱きしめられてみたい)
#05(うるわしのカメリア)
#06(雪のプラネタリウム)
#07(デートの日は二度ぐらいシャワーして出かけたい)、
#08(I Need You~夜風の観覧車~)、
アンコールラスト(ハッピークラッカー)
◇オールオリジナル曲、つばきの存在意義を問いかける内容
ライブツアーのタイトルがそのものズバリ「椿」。
つばきファクトリーらしさって何だろう、がテーマ。
MCできしもん(岸本ゆめの)がグループ名の由来について改めて説明する。
「万葉の時代から人々に愛されてきた日本原産の花、
『ツバキ(椿)』のように端正で凛とした美しさをたたえつつ、
エバーグリーンな瑞々しさと強さを備えたグループに育ってほしい」
後ろでさおりん(小野田紗栞)が、きしもんの言葉を復唱するかのように、
同じセリフを口パクで喋っている。
このフレーズが一語一句違うことなく、頭の中に叩き込まれているというわけ。
それだけ大切なグループのコンセプト。
ライバルであるこぶしファクトリーには、こぶしにしか出せない「味」があり、
あの「味」をまた味わいたいから、こぶしのライブに足を運ぶ。
だからこそ解散が惜しい。
つばきも、本当の意味で「つばきらしさ」「つばきの味」を出すことができたら、
オンリーワンのグループになれる。
そのために今回は、カバー曲なし、インディーズ時代の曲を含め原点回帰的な
セトリになっているのが特徴。
とくに「独り占め」は久々に聴いた。
個人的に、一番つばきらしさが発揮される曲は「独り占め」だと思ってるし、
一番好きな曲なので、イントロかかった瞬間から痺れた。
前半の内容から、凛とした美しさ、切なさ、繊細さ、しなやかな強さ、
そういった、つばきにしか出せない「味」は良く出ていたと思う。
後半はキラーチューンの連発で、そこに勢いが加わる感じ。
「今夜だけ浮かれたかった」のCメロ、きしもん→樹々ちゃん→おみず→さおりんの
“リレー”は、いつにも増してエモかった。
りこりこ(山岸理子)のMC「みなさん、そんなに『ハナモヨウ』お好きなの?」には笑ったが、
「ハナモヨウ」の時の盛り上がり方もハンパなかった。
つまり、ステージ上だけでなく、つばきヲタの盛り上がり方もすごかったということ。
マナー違反のヲタは劇的に減ったし、
各曲コールも固まってきて、熱量とともに、より一体感が増した感じ。
かつては、ヲタ民度がハローの中で一番低いといわれたつばきだけど、
今日のライブの居心地は抜群に良かった。
◇きしもん、りさまるというダイナモ
今のつばきを牽引しているのは、きしもんとりさまる(小片リサ)だと思う。
パフォーマンスはもちろん、精神的にも引っ張っているのが見て取れる。
熱いハートと冷静な状況判断ができる2人が、今のつばきの雰囲気を作っていて、
これにパワーのあるまおぴん(秋山眞緒)、おみず(小野瑞歩)が追随している感じ。
まおぴん、おみずは勢い任せだけでなく、艶っぽさも出てきて、すごく良くなってると思う。
そして最後を締めるのは樹々ちゃん。
やっぱりエースが帰ってきて、いるべき場所にいることで、つばきらしさがグッと強調され、
一本筋が通った実感がある。
昨年苦しい時でも、きしもんとりさまるは手を抜かず頑張ってきたのを
ライブを通して見ているので、それがこのライブに繋がっていると思うし、
2人の情熱が、つばきを、今後のハロプロを動かす原動力になる予感がしている。
P.S. コロナ対策で握手会はマスク着用のお見送り会に。
思ったよりも高速ではなかったけど
・距離が離れている上にマスクを付けているので、お互い言葉が届かない。
・誰を相手にするかの主導権が、ヲタからメンバーに移っている。
というのがポイント。
とくに2点目、要は推しのメンバーの方から目を合わせてくれないと、
こっちを見てくれない可能性がある。
ヲタの方から推しへアピールする手段が限られているということ。
今日は朋子と樹々ちゃんから手を振ってもらえたので、自分は救われたけど、
もし、推しから(無意識的に)無視されたらちょっと落ち込みそう(笑